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島村・瀬戸内市長:辞任へ 長期療養で退職願提出 就任半年、再度選挙に /岡山

 病気療養中の島村俊一・瀬戸内市長(68)は8日、職務代理者の日下英男・副市長を通じて松本和生・市議会議長に退職願を提出した。松本議長は同日、市選管に通知。9日から50日以内に市長選が行われる。島村市長は退職日を「早期に」としており、9日の本会議で決める。

 島村氏は昨年11月の市長選で「徹底した行財政改革」を訴えて初当選。12月5日に就任した。日下副市長によると、4月末に体調不良のため岡山大病院に入院。「5月の連休明けから検査を受ける。10日ほどかかる」としていたが、検査で肺がん(腺扁平(へんぺい)上皮がん)が見つかったという。

 今月3日、日下副市長が入院先で2日付の診断書の内容を確認。島村市長が「長期療養が必要で、市政にこれ以上迷惑はかけたくない」と辞職の意向を示したという。副市長によると、島村市長は左半身は不自由だが、意識も言葉も明りょうで、入院後も幹部に指示を出していたという。8日は市民、市議、職員あてに「半年という短い期間での辞職は誠に申し訳ない。行財政改革は種をまいたばかり。新しい市長の下で成長させて」とのメッセージを出した。日下副市長は「市民の期待を受け、徹底した行財政改革にかかろうとした矢先で、本当に驚いている。残念だ」と話していた。【小林一彦】

毎日新聞 2009年6月9日 地方版

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