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2009年6月16日(火) 19:30 |
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岡山・香川の学校耐震化平均下回る
文部科学省は16日全国の公立学校の耐震化率を発表しました。 岡山、香川の公立学校の耐震化率は全国平均を大きく下回っています。
文部科学省がまとめたものです。 今年4月1日現在の耐震化率は岡山県内の小中学校で58.2%、高校で55.3%でした。 昨年の同じ時期に比べて小中高すべてで改善されたものの、全国平均を10ポイント程度下回っています。 岡山市では、2007年から特に避難場所として耐震化が急がれる体育館から順次改修工事を進めていますが、まだ現在45校が工事を待っている状態です。 体育館だけでも耐震化は2011年までかかる見込みで、保護者からは不安の声も聞かれます。 岡山県では各市町村に呼びかけ耐震化を進める方針です。 一方、香川県内の公立学校の耐震化率は去年より上昇したものの小中学校が59.9%、高校が58.7%にとどまりました。 こちらも全国平均を下回り順位は小中学校が31位、高等学校は33位となっていて、なかなか耐震化が進まない現状が浮き彫りとなっています。
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