石井、ヒョードルの付け人になる!?
「レコ☆Hits!」にゲスト出演した石井慧は佐々木希(左)と木下優樹菜(右)にはさまれてファイティングポーズ
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「戦極」への参戦が決まった北京五輪男子柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(22=国士舘大)が16日、今月下旬のオランダ武者修行でエメリヤーエンコ・ヒョードル(32=ロシア)の生活スタイルすべてを盗み取るプランを明かした。都内でテレビ番組に出演した際に自ら公表したもので、人類最強男の“模倣”から石井伝説をスタートすることになる。
夢の対戦の前に、まずは相手を丸裸にすることを決めた。この日、日本テレビの「レコ☆Hits!」にゲスト出演した石井は、尊敬かつ対戦を熱望する人類最強ヒョードルの“付け人”になることを宣言。今月下旬にオランダに渡り、ヒョードルの合宿に合流するが、そこでは最強男と身近に接し、技術面だけではなく生活スタイルのすべてを体に叩き込むことが一番の狙いだ。
「(オランダには)ヒョードルがいなくなるまでいます。彼の生活している姿から、靴の履き方まで。全部まねて、強さの秘密を探していたい」。ただひたすら徹底マークし、それでも物足りない場合は相手の母国ロシアにまで出向くプランもあるという。
新たな主戦場と定めた「戦極」は8月2日に大会が行われる。主催者側は「エキシビションでも」と“限定出場”も打診しているが、石井は「エキシビションはやらないし、やりたくない。変に制限されたなかでデビュー戦を迎えたくない」ときっぱり。そのうえで「相手が決まるのなら、自分はやりたいと思います」と“8・2デビュー”に前向きな姿勢を示した。
13日には持病だった首のヘルニアを手術。三沢さんの急死もあって周囲から心配されたが「ブロック注射を打って完治しました、もう普通に練習はできます」と問題なしを強調。さらに、このほど空手の黒帯を取得し、課題とされる打撃面もスキルアップしていることも公表した。さらにオランダ武者修行でヒョードルのDNAを完全採取できるとあればまさに鬼に金棒。「和製ヒョードル」と呼ばれる日も、そう遠くないかもしれない。
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