新日でも黙とう…三沢光晴さん急死

新日本プロレスの試合前、ノアから参戦中の菊地毅と青木篤志（左）がリング上で観客と黙とうした

　１３日の試合中に亡くなったプロレスラーの三沢光晴さん（享年４６歳）の悲報を受け、新日本プロレスは１４日の後楽園大会で、１分間の黙とうをささげた。リングには、今大会に参戦しているノア所属の菊地毅（４４）、青木篤志（３１）が上がった。菊地は遺影を掲げ、スクリーンにも三沢さんの姿が映し出された。

　選手や関係者からは、三沢さんの心労を指摘する声が相次いだ。菊地は「テレビ放映や興行のことなど、いろいろ考えることがあったんじゃないか」。Ｓ・Ｓ・マシンは「社長としてのストレスもあっただろう。単なる事故ではないような気もする」ともらした。菅林直樹社長は追悼興行について「ノアさんが落ち着けばそういう話になると思う」とした。