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日本のプロレス界を代表するトップレスラーで、13日夜に広島市内での試合中の事故で急逝した、故・三沢光晴さん(享年46歳)をしのぶお別れ会が、23日以降に都内で営まれることが14日、「ノア」から発表された。遺体は都内に戻り、15日にも近親者だけで密葬が行われる。三沢さんと親交が深かった巨人・原辰徳監督(50)はこの日「今でも信じられない。どう表現していいか分かりません」と沈痛な面持ちで早すぎる死を悼んだ。
原監督は悲報を13日の深夜に知ったという。「今でも信じられない。どう表現していいか分かりません。本人も断腸の思いで逝かれたと思う」と沈痛な面持ちで語った。
原監督は格闘技やプロレスが好きで、三沢さんとも親交が深かった。年齢は監督のほうが4歳上だが、「ファイターとしても、経営者としても、大将ですよ。寡黙な人だけど、内に秘めた闘志、統率力がある人でした。野球とプロレス。立場は違うけど、組織をまとめる(立場)という点でも、相通じるものがあった」と一目置いていた。
06年4月、試合前の東京ドームのベンチで三沢さんの表敬訪問を受けている。当時の三沢さんは「僕はぶっちゃけ、巨人ファンというよりは原監督のファン。無理しないで自然に選手がついてくればいいと思います」と笑顔で話していた。互いにエールを送りあう仲だっただけに、指揮官のショックもはかりしれない。
三沢さんの試合の中で最も思い出に残っているのが、01年4月15日に東京・有明コロシアムで行われたノアのGHC初代ヘビー級王座決定トーナメントの決勝戦だという。三沢さんがあごから血を流しながらも、高山善廣を倒して初代王者に輝いた。「大きくて激しいファイター、高山さんとの戦いはすごく印象的で、よく覚えています」と振り返った。
「歴史ある団体を継がれて今日まで繁栄された。同世代の男としても尊敬する人でした」。原監督からの哀悼の言葉は、いつまでも止まらなかった。
(2009年6月15日06時00分 スポーツ報知)
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