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体が透明「珍魚シャチブリ」幼魚の死骸発見

島根と山口の県境沖で見つかったシャチブリの幼魚(島根県水産技術センター提供)
島根と山口の県境沖で見つかったシャチブリの幼魚(島根県水産技術センター提供)
Photo By 提供写真

 島根県水産技術センターは16日、深海に棲息する珍魚「シャチブリ」の幼魚の死骸を採集したと発表した。体がガラスのように透き通っているのが特徴。同センターによると幼魚の採集例は山口県などで数例しかなく、詳しい生態は不明だという。

 センターによると、採集されたシャチブリは全長約23センチで、細長い刀のような姿。白い骨が透けて見え、表面にはオレンジ色の斑点が並んでいる。島根と山口の県境沖で9日、水深約40メートルの漁網にかかっているのが見つかった。標本にして保管する。

 山口県水産研究センターによると、成魚は黒っぽい体に変わり、全長約50センチになる。主に沖縄沖や東シナ海の水深150〜500メートルに棲息しているとみられている。

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