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中川宝塚市長が講演 関西プレスクラブ例会で

6月16日22時52分配信 産経新聞

 関西プレスクラブの例会が16日、大阪市北区のホテルで開かれ、4月の出直し市長選で初当選した兵庫県宝塚市の中川智子市長が講演した。現職市長が2代続けて汚職事件で逮捕され、信頼が失墜した市政再建へ思いなどを語った。

 中川市長は社民党衆院議員を経て今春、2回連続となった出直し選で女性の圧倒的な支持を集めて当選。汚職事件について「私も含めて選んだ市民にも責任がある」とし、「政治家は次の選挙に勝つための仕事をしてはだめ」と市民主体の市政の実現を誓った。

 また、社民党時代は存在自体に否定的だった自衛隊には「戦争地域に行くのは反対だが、災害時には助けてほしい」と要望。かつて騒音問題で揺れ、批判的だった大阪空港についても「当時は色々な活動をしたが、今は無くなったら市民が困る」と増便など活性化に力を尽くす考えを示した。

 一方で、衆院議員時代に与野党の立場から接してきた経験から、麻生太郎首相を「嫌い」と一刀両断し、会場を沸かせる一幕もあった。

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最終更新:6月16日22時52分

産経新聞

 

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