ええ、二匹目のドジョウ狙いですとも(開き直り

サラリーマンやってる猫の一匹集会所:【民主党】「代弁者委員会が謹んでお恨み申す!」(嗤)
時事ドットコムより
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009061000934
「民主、危機管理に問題」=小沢氏も説明不足−第三者委報告
 小沢一郎民主党代表代行の公設秘書が起訴された西松建設の違法献金事件に絡み、同党が設置した「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)は10日、同党の対応について小沢氏個人の問題と切り離すことができず、「政党の危機管理対応の観点からは問題がある」とする報告書をまとめ、岡田克也幹事長に提出した。

( ´,_ゝ`)プッ これで「第三者委員会」だって?(大爆笑)

てっきりまたポッポが「国策捜査ニダ〜!」って騒いだのかと思ったよ(嘲)。

せっかく「第三者委員会」と名乗らせるなら、もうちょっと「第三者」っぽく見えるように工夫したらどうだ?(嗤) さっきNHKでジャスコが記者団に「検察やメディアに対して我々から疑義を呈することはしない」って答える場面が流れてたけど、この「第三者委員会」とやらに、当事者が自分の本音を全部代弁させてるんだから嗤っちゃいますな。

第三者ならぬ「代弁者委員会」とバッサリ。ほんとそうですよね。
民主党を甘やかしてきたマスコミもさすがにキレたようです。
民主「西松」報告 検察・報道批判は的はずれだ(6月11日付・読売社説)
 これが第三者委員会の名に値する公正な報告なのか。はなはだ疑問と言わざるを得ない。

 小沢一郎・前代表の公設第1秘書が逮捕・起訴された西松建設違法献金事件を受けて、民主党が設置した有識者4人による第三者委員会が報告書を発表した。

 検察当局や報道機関への批判に重点を置き、小沢氏の説明不足には軽く触れただけ――という印象がぬぐえない。

 さらに、法相に捜査中止の指揮権発動を求めるかのような表現も盛り込まれている。一方的に小沢氏の側に立った報告書と言われても、仕方あるまい。

 民主党の対応については、小沢氏の政治家個人の立場と、政党の党首としての立場を切り離さずに対応した「危機管理の失敗」と指摘するにとどまった。

 的はずれもいいところだ。小沢氏に持たれた疑惑の核心部分はもっと別のところにある。

法相指揮権 軽々な議論(読売)
「すべての報道はチェックしていない」と委員の1人は会見で発言した。十分な検証を経ていない批判を甘んじて受けることはできない。私たちは自民党政治家側への不明朗な資金提供を含め、今後も取材を続けていく。
(社会部次長 大沢陽一郎)

【主張】民主党第三者委 「形式犯」決めつけは残念(産経)
 平成11年に政治家個人に対する企業献金の禁止がようやく実現したように、今回の起訴を「形式犯」とみなすのは一方的な見解ではないか。報告書のこうした主張が国民感情に合致するかどうかは疑問である。

 事件をめぐるマスコミ報道で、小沢氏に批判的な論調が多かったことについても「検察情報に依存した報道が少なくなかった」とした。都合の悪い報道は受け入れたくないのかもしれないが、それでは自由な言論は成り立たない。

西松事件 民主第三者委「捜査に疑問」報告書(産経)
 ■「のどのトゲ」抜けず 幕引き狙うも…公判に懸念

 民主党の第三者委員会の報告書は小沢一郎代表代行が語った「一点の曇りもない」という主張を前提に、検察批判やマスコミ批判を展開した。鳩山由紀夫代表ら執行部は、これで「幕引き」を図りたい考えだが、19日には、政治資金規正法違反などの罪に問われた西松建設側の初公判がある。公判で小沢氏側の事件への関与が表面化すれば、再び民主党は窮地に立たされかねない。(松本浩史)

 小沢氏自身も同委の聴取に対し「代表辞任という重い決断をしたことで、やるべきことはやった。十分に説明してきた」と断言。「強制捜査で書類は持っていかれて(これ以上の)説明をするすべがない」と述べ、事件と距離を置く姿勢を強くにじませた。

 10日に平野博文役員室長から「分厚いですが読んでください」と報告書を手渡された際には、「ガハハ」と余裕の表情で笑い飛ばしたという。

 ただ19日には、西松建設側の初公判がある。「公判で被告がどんな証言をするか。小沢氏側からの具体的な働きかけがあったとの証言が出れば、また厳しい環境に戻ってしまう」(若手)との危惧(きぐ)も党内には残る。そもそも「事件そのものについて説明していない報告書では、むしろ民主党にとってマイナスではないか」(中堅)との見方もある。

 民主党は今後、事件とどう向き合うのか。

 ある幹部は「鳩山体制になって党勢が回復したとはいえ、事件がいつも影を落としている。『のどに刺さったトゲ』だ」と、党運営への懸念を隠さない。

国民の不信ぬぐえず 西松報告書 小沢氏説明なく(6/11 東京)
報告書の作成に当たって委員会は小沢氏に直接聴取したものの、本人の意向により非公開で実施。聴取した内容は、小沢氏が了承した部分を報告書に盛り込むという不自然なやり方。
鳩山由紀夫代表は記者団に「小沢前代表はこの問題に対して(提言通り)しっかり説明を果たしていただきたい」と述べたが、小沢氏はこの日、取材要請にさえ応じなかった。 (後藤孝好)

民主第三者委:法相指揮権発動に言及…検察・識者疑問の声(毎日)
 ◇「有罪視」批判当たらず…報道への認識不足

 民主党の第三者委員会がまとめた報告書は「有罪視報道」「過大・歪曲(わいきょく)報道」などと批判した。しかし、報道は疑惑や事件の構造的問題などを幅広く解き明かし、全体像に迫る役割を持つ。報告書はそうした視点に乏しいと言わざるを得ない。

 報告書は、検察の捜査や組織のあり方を批判する一方で、報道について厳しい調子で問題点を指摘している。だが、「捜査、起訴を巡る疑問が指摘されているにもかかわらず『有罪視報道』が展開された」といった批判の立脚点は、メディアの事件報道の役割について根本的に認識を誤っているのではないか。

 小沢氏は野党第1党の党首のみならず、次期衆院選が行われ政権交代が実現すれば首相になるとみられた権力の中枢の人物である。そういう立場の人の「政治とカネ」をめぐる疑惑が表に出れば、最優先で取材・報道するのは報道機関として当然である。
その視点がまず報告書には欠けているように思える。

 さらに、その報道は「捜査」に縛られることはない。逮捕容疑と直接関係なくても、政治家の職務に密接した疑惑は、道義的に問題があれば報道するのは当然だ。政治資金規正法による捜査批判の延長線上で、メディアの報道をとらえた報告書は、あたかも捜査を超える自由な報道があってはならないと言っているかのようだ。〔後略〕 【伊藤正志、小出禎樹】

報告書では予想通り産経とNHKを検察追従だと執拗に批判する一方、毎日と朝日は小沢側の言い分を伝えた、ういやつじゃ(超訳)といってるのに変態新聞もおさまらなかったようです。
【西松事件報告書(16)】第4章 報道のあり方について
さらに、3月6日の朝刊各紙は、政府高官による「自民関係者、立件はない」「捜査は自民党議員に波及しない」とのオフレコ発言を伝えた。「(この)発言が大きな問題になってもメディアが率先するのではなく、結局、河村建夫官房長官の明示を待って実名に踏み切ったのは情けない。体のいい情報操作の手段に使われないよう、必要な場合は実名にするとともに、オフレコ懇談自体の是非も議論すべき時ではないか」(田島泰彦・上智大学教授)〔毎日新聞2009年5月11日(朝刊)「開かれた新聞委員会から:5月度」〕との指摘に、この国の報道機関は耳を傾けなければならない。

大久保秘書起訴時点で、毎日新聞は、小川一社会部長(当時)が「検察は説明責任を果たせ」との解説記事を3月25日付朝刊に掲載したことは評価しなければならない。

【西松事件報告書(15)】第4章 報道のあり方について
さらに、多くの新聞、テレビが、このNHKの報道に追従し、「容疑を大筋で認めた」などと報じる中、毎日新聞など一部の新聞は、大久保容疑者は一貫して容疑を「否認」していると報じた。朝日新聞は、追従する報道は行ったものの、のちに弁護人側が、大久保秘書がうその記載を認めたとの報道に関して、これを否定するコメントを行った際、その全文を紙面に掲載している。

いっぽう朝日は発表当日の「報道批判に応える」(社会部グループ次長 市田隆)で形ばかり反発していますが、翌日の社説は腰砕け。
民主党―自浄力が問われ続ける
 検察批判に関して、なるほどと思う点はある。

 たとえば、同様に西松のカネをもらっていた自民党議員たちがなぜ立件されないのか。検察の権限が乱用されたとしても、誰のチェックも受けない、今の仕組みのままでいいのか……。検察や法務省の説明を聞きたい国民は多いのではないか。

 報道批判についても、耳を傾けるべき指摘がないわけではない。

 報告書は、あくまで党の外の識者たちの意見にとどまる。問題は、民主党自身がこの西松問題をどう克服していくかだ。

報道批判への言及が一文だけ?これじゃ何だか分かりません。

H21.6.3 朝日こうした朝日の弱腰ぶりの原因は民主党「偽装第三者委員会」委員長の飯尾潤が、朝日にとっても「お手盛り外部委員」だからではないか、というのが私の仮説です。

朝日新聞の紙面審議会新委員 4氏の顔ぶれ(2009/04/01)
 朝日新聞社は紙面審議会の第19期委員を次の4人の方に委嘱します。任期は4月から1年です。

 新委員は資生堂名誉会長の福原義春さん(78)、サントリー文化財団上席研究フェローの佐藤友美子さん(57)、政策研究大学院大学教授の飯尾潤さん(46)、NPO法人「難民を助ける会」理事長の長有紀枝さん(45)です。第1回会合は5月に開く予定です。

民主が“エセ第三者”委員会のメンバーを公表したのが4月3日ですから、どちらが先に飯尾に声を掛けたのか微妙ですが。BPO委員などを務めるマスゴミ御用学者・服部孝章同様、報道機関と民主党との癒着を象徴する人選なのは確かでしょう。

朝日新聞紙面審議会 09年度第1回 時代の変化に向き合って(6/5)
飯尾委員  SMAPのメンバー逮捕を1面で報じ、その日起きた重要事件としたのは、私の考える新聞の良識とは違う。各紙が1面で書いて騒ぎになったが、こうした騒ぎ自体を記事にすれば、他紙と違った紙面ができたのではないか。

くだらん!政治学者ならもっと取り上げるべき記事があるだろカス! 小沢の過去の疑惑も再検証すべきとか、政治部記者・高橋純子による共産党礼賛記事の捏造発覚とかさ。
まあ、数多の学識者から天下の朝日が選んだ飯尾大先生がまとめた報告書ですから、無碍に否定するわけにはいきませんよねぇ(皮肉

今後の注目はこれ以降、マスコミが民主党の圧力に屈して小沢西松疑惑の報道を手控えるのかどうかでしょうね。朝日は過去のことにしたいようですが。
代表交代 揺れた第三者委(6/11)
鳩山代表は10日、記者団に「私も幹事長として、代表を守る立場で発言したということで、結果として混然一体になってしまった」と語った。ただ、党内では「事件はすでに過去となりつつある」(小沢氏に近い議員)との認識が大勢だ。

なめんな! 党とマスゴミがいくら他の話題を煽って忘れさせようとしても、こっちは絶対忘れませんから!

「代弁者委員会」に参加した諸先生がたは今後ずっと“民主党のポチ”と嘲笑の対象になるでしょうが、仮に民主党政権が誕生した暁には審議会委員とか国会同意人事とか論功行賞が待っているのでは? 頑張って良かったですね(皮肉ふたたび
<6/15 更新>
あと報告書の報道批判で気になったのはこのくだりですかね。
2−2.検察の情報秘匿姿勢と報道側の沈黙
 大久保秘書起訴(3月24日)当日、東京地検谷川次席検事・佐久間特捜部長による司法記者クラブ記者への説明および質疑応答の際、記者クラブは加盟社以外の者の参加を認めたにもかかわらず、検察側が加盟社以外の参加を認めず、結果的に加盟社以外のジャーナリストが排除されたまま検察側の説明がなされたとの指摘がある。この点に関しては、資料編に付したように当事者からの証言を得た。また、テレビ撮影や説明・質疑内容の記録公開も許可されず、極めて閉鎖的な場での説明であった。ところが、新聞、テレビなどでは、このような検察の姿勢を批判することもなく、この加盟社以外のジャーナリストを排除した事実さえまったく報道されていない。

当事者とはビデオニュース・ドットコムの神保哲生だそうで。

でも何か変。記者クラブは閉鎖的ではない、記者クラブは公権力の言いなりではないというのが業界の論理だったはずです。
ま、ビデオニュースというのも民主党のネクスト大臣(笑)とか郷原信郎魚住昭に好き勝手に喋らせる「民主シンパ・反検察」メディアですから、あまり言い分を鵜呑みにするべきではなさそうですね。