大阪プロの46歳タナベレフェリーが急死
またもマット界に悲報だ。大阪プロの名物レフェリー、テッド・タナベさん(本名田辺哲夫)が15日午後0時23分、大阪市内の病院で死去した。46歳だった。タナベさんは14日の大阪大会でメーン試合を裁き、リングを降りた直後に突然倒れた。意識不明のまま病院に搬送されたが帰らぬ人となった。
レフェリー一筋のタナベさんは、みちのくプロなど各団体を渡り歩き「元祖多団体男」と称された。大阪プロには06年2月に初登場。ヒールレスラーの反則を見逃し、選手と小競り合いを起こすなどコミカルな動きで人気があった。出身地の名古屋で他の仕事を持つかたわら、週末は大阪に出向き週1回レフェリーを務めていた。
関係者によると、心臓にもともと負担を抱えており、不整脈も患っていた。大阪プロの阪上雄司会長は「責任感が強く、とにかくプロレスを愛された方だった」と話した。13日には同い年の三沢光晴さんが急死したばかり。タナベさんは三沢さんの最後の対戦相手だった斎藤彰俊と深い親交があり、事故を深く嘆いていたという。
[2009年6月16日8時41分 紙面から]
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