東京コリアセンター18日オープン、韓流前進基地に
コリアセンターは韓流の前進基地になるよう、既存の在外文化院を拡大改編し、文化芸術、文化産業、観光分野を統合サービスする。コリアセンターの開院は、米ロサンゼルスと中国の北京、上海に続き東京が4番目。
東京センターは地下1階、地上8階建ての新築ビルで、307席規模の多目的公演場の「ハンマダンホール」、ギャラリー「美」、図書資料室などを備える。文化体育観光部は「建物の改築ではなく、初めて新築したコリアセンター」と紹介する。韓国伝統舞踊で感じられる曲線美と伝統建築美を現代的に生かしたほか、4階には昌徳宮・演慶堂を基礎とした伝統韓屋の客間や伝統庭園があり、韓国の趣きを満喫できると強調した。
開院式には柳仁村(ユ・インチョン)長官や日本の青木保・文化庁長官ら300人余りの関係者が出席し、懸板除幕式、祝賀公演などの順で進められる。
一方、文化体育観光部は2012年完工を目標にニューヨークコリアセンターの設立も進めている。今後、海外で運営する韓国文化院を段階的にコリアセンターに転換させていく方針だ。