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共産は「棄権」で党議拘束―臓器移植法改正案

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 共産党は6月15日午後、国会対策委員会を開き、臓器移植法改正案の取り扱いについて、党として全法案の採決を棄権する党議拘束を掛けることを決めた。同日夕に開かれた衆院議院運営委員会の理事会でも、佐々木憲昭氏が党としての考えを述べた。

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 同党の国対担当者は、「人の生死にかかわる重要な問題であるにもかかわらず、十分な審議が尽くされていない。脳死判定基準や子どもの意思をどう扱うかなどの問題も含めて議論を尽くし、国民の理解を深めることが必要」としている。

 共産党を除く各党は、党議拘束を掛けない方針だ。

■採決の日程などは結論持ち越し
 衆院議院運営委員会は同日夕の理事会で、16日午後の本会議でA案からD案までの賛成者がそれぞれ討論を行うことを決めた。

 衆院によると、A案は三原朝彦氏(自民)、B案は佐藤茂樹氏(公明)、C案は郡和子氏(民主)、D案は野田佳彦氏(同)が討論を行う。当初討論に加わるとされていた共産党が参加するかどうかは、同党が本会議での採決の際に棄権の党議拘束を掛けることから決まらず、同日午前の理事会で引き続き協議することになった。

 理事会で与党側は、臓器移植法改正案について同日午後の本会議での採決を求めたが、野党側が討論を終えてから日程を提案したいとし、後日の採決を求めたため、同日午前の理事会で引き続き協議することになった。野党側は具体的に18日の採決を想定しているという。


更新:2009/06/15 21:00   キャリアブレイン


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