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日食ツアー中の新型インフル対応確認 十島派遣の医師ら
(2009 06/16 06:30)
皆既日食に向け、十島村の医療状況の説明を受ける医師や看護師ら=15日、鹿児島市のアクアガーデンホテル福丸
 7月22日の皆既日食に向け、十島村は15日、日食ツアー期間中の医療態勢についての会議を鹿児島市のホテルで開いた。村の7つの島に派遣される鹿児島大学と鹿児島赤十字病院の医師9人と看護師らが出席し、新型インフルエンザへの対応などを確認した。
 7月18〜26日、各島に医師1〜4人と看護師2、3人が交代で滞在してツアー客らの診療にあたり、急患が発生した場合は医師の判断で県や自衛隊にヘリコプター搬送を要請することになっている。
 会議で医師らは、新型インフルエンザの疑いがある患者が発生した場合の対応や、ヘリ要請の手続きについて、県の担当者などから説明を受けた。集団食中毒の対応の説明もあった。
 期間中悪石島を担当する鹿児島赤十字病院の永井慎昌医師は、村を巡回している経験から、ヘリ要請判断の難しさなどを説明した。
 宝島を担当する鹿児島大病院の村永文学医師は「熱中症や海でおぼれる人が多いのではと懸念している。必要な薬剤、機器類があるか確認中」とし、同大医学部産婦人科の池田敏郎医師(44)は「島民の医療相談にも応じたい」と話した。
 

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