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五輪招致、17日にプレゼン実施=追加競技の説明会も−立候補4都市

6月12日16時29分配信 時事通信

 2016年夏季五輪の開催を目指す東京など立候補4都市は17日、スイス・ローザンヌで国際オリンピック委員会(IOC)委員に計画についてプレゼンテーションを行う。立候補都市訪問が禁じられているIOC委員に理解を深めてもらうための新たな試み。東京都の招致委員会の河野一郎事務総長は「どれだけ票を取れるかというところに差し掛かってきた。よりIOC委員とコミュニケーションを取っていきたい」と話す。
 4月の評価委員会視察を無難に切り抜けた東京だが、IOCによる国内支持率調査が56%の低率だったことが判明し、招致活動に水を差された感がある。開催地が決まる10月の総会へ向け、ここでもう一度しっかり態勢を整えたい。
 17日のプレゼンテーションは各都市30分間。さらに18日は、それぞれブースを設置してIOC委員にアピールする。河野事務総長は「招致レースはかなり拮抗(きっこう)している」とした上で、「(世界的に)不確定要素が多い中、安心安全と言えば東京が一番。都の健全な財政面などで明確なメッセージを出せると思う」という。
 プレゼンテーションに先立ち、15、16日に行われるIOC理事会では16年五輪の追加競技候補に挙がっている7競技(ソフトボール、野球、ゴルフ、7人制ラグビー、スカッシュ、空手、ローラースポーツ)の説明会が行われる。最大2つの追加競技を決めるのは10月の総会だが、今回を含めた3度の理事会で数を絞り込む可能性もある。 

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最終更新:6月12日16時33分

時事通信

 

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