民主党の鳩山由紀夫代表は15日放送のFMラジオ番組で、次期衆院選で目指す社民、国民新両党との連立政権について「来年7月の参院選で民主党が単独過半数を取ればそのことは消えていくと思うが、少なくともそれまでの間、社民、国民新両党との連立が最優先の課題だ」と述べた。
民主党は衆院選で単独過半数を得ても両党と連立を組む方針を示しているが、参院選後の連立解消に鳩山氏が言及したことには両党の反発が予想され、今後の野党共闘に影響を与える可能性もある。
参院(定数242)で民主党は国民新党(5人)などと統一会派を組むことで118議席を占めているが、社民党(5人)か共産党(7人)の協力がないと過半数に及ばない。【佐藤丈一】
毎日新聞 2009年6月15日 23時41分(最終更新 6月16日 0時46分)
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