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細田・自民幹事長:天下り批判の根拠を 民主・鳩山代表に公開質問状

 自民党の細田博之幹事長は2日、民主党の鳩山由紀夫代表の天下り問題に関する発言が「一面の事実のみですべてを切り捨てる暴言」だとして、主張の根拠を問う公開質問状を出した。4日までの回答を求めている。

 細田氏が問題視したのは、5月27日の党首討論で鳩山氏が「4500の天下り団体に2万5000人の天下った方々がいて、そこに国の予算が12兆1000億円流されている。そのうち半分が随意契約だ」とした発言。質問状は(1)国の支出があるのは4504法人のうち1606法人で、天下りOBは1万4665人(2)OBの人件費を試算すると1026億円に過ぎない(3)日本学生支援機構などへの貸し付けも随意契約として集計し金額を大きく見せている--などと反論した。

 鳩山氏は2日の記者会見で「大いに国会で論戦しよう」と述べた。【塙和也】

毎日新聞 2009年6月3日 東京朝刊

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