アニメ・エキスポなどの会場に行き、1番目をひくのは、アメリカの少年少女たちのコスプレ姿だ。はでな衣装のせいで、大胆な性格かと思いきや、実際は恥ずかしがりやで純粋な子が多い。皆かなりのマンガ&アニメファンで、憧れが高じて「日本人になりたい」という子までいる。また、ボキャブラリーが豊富でインテリな子が多いのも特徴だ。
声優になれたらいいな 「BLEACH-ブリーチ-」
「BLEACH-ブリーチ-」のキャラに扮したブリアーナとシドニーは、もちろん「BLEACH-ブリーチ-」の大ファン。カリフォルニアのハイスクールを卒業したばかりの仲良し17歳。左のブリアーナは将来声優志望。右のシドニーは、なんと死因を調べる検視官になりたいそう。2人とも、アニメ好きのBFがいる。
お母さん手製の衣装で 「BLEACH-ブリーチ-」
「BLEACH-ブリーチ-」ファミリー。左の二人は姉妹。金髪のティファニー(25歳)はカレッジでアートを専攻。「将来趣味でマンガを描きたい」。緑の髪のアリソン(23歳)は、大学院でアルツハイマーの研究をしたいというインテリ。真ん中のお母さんは「5カ月前からみんなの衣装を手で縫った。みんな完ぺき主義で、厳しい」と言いながらも楽しそう。青い髪のエマヌエル(26歳)は、コスプレを通じて知りあったアリソンのBF。右端は、姉妹の弟マイケル(18歳)「白いコンタクトで、ぜんぜん見えないよー」。
将来はアカデミー衣装デザイン賞!? 「HELLSING」
アイドルみたいなルックスのサラは、ニュー・メキシコ州出身の21歳。衣装デザインを勉強したいだけあり、その情熱がすごい。アニメ・エキスポ開催中、毎日違う手作り衣装で参加。これはヴァンパイア漫画「HELLSING」のセラス。「アカデミー賞の衣装デザイン賞を取るかもね!」とほめたら、赤面していた。日本語勉強中。
セーラームーンが大好き! 「美少女戦士セーラームーン」「ゼルダの伝説」
同じ教会に通うノース・ハリウッドのジェシカ16歳(左)とクリスタル18歳(右)。「4年前からセーラームーンのファン」というジェシカはアニメーター志望。1番好きなマンガは「フルーツバスケット」。ボーイッシュなクリスタルは「ゼルダの伝説」のリンクの格好。大好きはマンガは「NARUTO-ナルト-」と「遊☆戯☆王」。
ナルトは断然、日本語版で 「魔法騎士レイアース」
青い髪のケイトリン(19歳)は「魔法騎士レイアース」(CLAMP)の海の格好。コスプレ暦5年の彼女の衣装はもちろん手作り。大学では、英文学を専攻する美人。左となりのシャノンはお友達。「ナルトのアニメは英語の吹き替えよりも日本語版のほうが断然いいわ」と、かなりのアニメファン。
私、日本人になりたいの
ロリータファッションが大好きなエミー(14歳・左)とリンジー(17歳)。カナダのバンクーバー出身のエミーは「日本人になりたい」ほどマンガにはまっている。携帯電話も日本人の女の子顔負けの飾りよう。ぶりっ子ポーズで決めているけれど、話し出すとかなりのオタク。「ナルトがテレビ放映されてからファンになった子はつまらない」と、あくまでもサブカルチャーにこだわる。将来マンガの専門家にでもなりそうな勢い。
日本人の男の子はみんな素敵 「東京ミュウミュウ」
カメラを向けたら、「ニャー」と鳴かれた。「東京ミュウミュウ」のいちごの格好をするジャーム。本当に自分の髪をピンクに染めて、「パパがびっくりしてたわ」とコケティッシュなティーン。日本人のBF募集中だそう。「だって、日本人の男の子はみんな素敵なんだもん。アメリカ人の男の子はつまらないわ」。
ちょっとハードにきめてみた 「METAL GEAR SOLID」
アンドリュー16才。お姉さんのステファニーと一緒に来た。ビデオゲーム「METAL GEAR SOLID」のキャラクター、ジョニーに扮して。「お姉さんと仲いい?」と聞いたら「さあ、どうかな」。「もちろんよ」というお姉さんの反応との違いが面白かった。
日本って素敵なんでしょうね 「フルーツバスケット」
ステファニー22歳。「フルーツバスケット」本田透の衣装はオンラインで買った。大学を卒業し、アイススケートのコーチや、ピラティスのインストラクターをしている。大学院では運動学を勉強したいそう。「日本に行きたいし、日本の男の子とも付き合ってみたいわ」。
Text by Atsuko Kohata(Variety Japan LA)