岡山放送局

2009年6月15日 18時43分更新

ゴルフ場160億円負債で倒産

真庭市のゴルフ場運営会社が資金繰りの悪化で自力での経営再建を断念し、15日までに岡山地方裁判所に民事再生法の適用を申請しました。

負債総額はおよそ160億円で、県内ではこの10年間で5番目、ことし最大の額となります。

民事再生法の適用を申請したのは会員数およそ1200人、真庭市上山にあるゴルフ場「ランドマークゴルフ倶楽部」を運営する有限会社「ランドマーク」です。

民間の信用調査会社、帝国データバンクなどによりますと、「ランドマーク」は平成6年にゴルフ場をオープンした当初は、交通の便が良いことなどから多くの利用客を集めていましたが最近は、プレー料金の競争の激化などから利用客の減少が続き厳しい経営状況が続いていました。

さらに来年、客からの預託金65億円のうち30億円が償還期限を迎え、資金を手当することが困難になったことから自力での経営再建を断念し、15日までに岡山地方裁判所に民事再生法の適用を申請しました。

負債総額はおよそ160億円にのぼり、県内ではこの10年間で5番目、ことし最大の額となります。