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2009/06/15 13:31 KST
上場企業の自社株処分が急増、流動性確保が主目的


【ソウル15日聯合ニュース】ことしに入り流動性を確保するため自社株を処分した上場企業が大幅に増えたことがわかった。

 金融監督院の電子公示システムによると、年初から今月12日にかけ有価証券市場と店頭株市場のコスダック市場で自社株を処分した企業は124社で、前年同期(66社)から87.8%増加した。有価証券市場が前年同期比66.6%増の45社、コスダック市場が102.5%増の79社だった。

 ことし自社株処分が最も活発だった先月には、有価証券市場で7社が2兆1790億ウォン(約1697億円)相当の自社株を処分した。このうち、KTがEB債(他社株転換社債)発行などのため2兆1493億ウォン相当を売却した。

 信栄証券リサーチセンターは、株価上昇期には自社株処分が増えるものだが、昨年と違いことしは財務健全性の改善を目的としたものが多いと説明。硬直した金融市場で流動性を確保するとともに、不況をチャンスに新事業への財源を調達する狙いだと話している。

japanese@yna.co.kr