東京・台場の「潮風公園」で建設が進む高さ18メートルの“原寸”大「ガンダム」像。7月11日の公開を前に早くも来園者が殺到し、一躍観光スポットになっている。
完成に近づいたガンダムの雄姿が報道されたのは9日。関係者によると、普段は200~300人の来園者だが、10日から来園者が増え始め、初の週末となった13日の土曜日には数千人以上に膨れ上がった。14日には、広場で食事しながら像を見上げたり、若い男女が携帯電話やカメラを手にガンダムを撮影する姿が見られた。神奈川県横須賀市から来た会社員男性(30)は、「人型ロボットなんて空想の産物と思っていたけどすばらしい。ぜひシャアザクなど2体目も作ってほしい」と話していた。
ガンダム像は重さ約35トン。頭部が可動し、体の50カ所から光と霧が出る仕掛け。7月11日~8月31日、同公園で無料公開される。【河村成浩】
2009年6月14日