LotROはライトプレイヤーに優しい
サービス開始初期から言われてきたことだ
確かにLotROは他のMMOに比べれば格段にヌルい
レベル上げも楽だし、FSクエストも構成を選ばずにクリアできるものがほとんどだ。
生産も誰でもマスターできるくらいの難易度に抑えられてある。
装備品も開発からみたバランスではあるけど、どんな装備でも水色になってしまえばほとんど性能が変わらない。
好みやコダワリでインスタンスを周回する程度で済む
レベル50になって裂け目に週一で通っていればキャラの性能は頭打ちになるところまで持っていける
特性も全てを揃えようと思えば時間がかかるが、使うものだけをあげようと思えばそれほど時間がかからない
だから、ある程度育成をすればほとんどの人が最高クラスの性能に持っていけるし
全員横並びの性能になれるわけだ
他のMMOならば時間の取れない人とそうでない人にどうやっても差がつく
差がつかないLotROは確かにライトプレイヤー向けではある
そういう部分が気に入った人も多くいるはずだ、自分もその一人だしね。
が、しかし
どうやっても埋められないものもやはり存在する
それがプレイヤースキルだ
LotRO実はもっともライトプレイヤーに優しくないゲームだったのかもしれない。
※自分が最高級のプレイヤースキルを持っているとかとてもじゃないが思ってはいません(笑)
キャラの性能が同じでも動かす人によって強さが変わる
装備品やキャラの性能で差がつくならば、時間がないからと言い訳がきく
言い訳ができない部分、それがプレイヤースキル
時間をかけて練習しても、ずっと上手くならない人もいる
飲み込みが早くなんでもすぐできるようになってしまう人もいる
ちょっとずつ上手くなっていく人もいる
おれの価値観を言わせてもらうと、どんなに下手でも上達が遅くても
その人に向上心があればそれでいいと思う
教えたり手伝ったり協力できることはある
プレイヤースキルも時間をかけて手に入れるものなんだよね
だが、しかし
そのプレイヤースキルを否定したがる人たちがいるのも事実だったりする
キャラ性能で差がつかない事を喜んだ人たちにも2種類いるようで
「ならばプレイヤースキルで差をつけてやる」
「プレイヤースキルでも差をつけたくない、自分よりもプレイヤースキルがある人間の存在をゆるせない」
週に一回開催のアイテムファーム目的のレイドで、CCしたNPCを範囲攻撃で巻き込んでカオスになる事が多かったらしい
たまりかねた友人がその範囲マンに注意したが、一向に治る気配がなく
話し合いの場でそのことを話題にしたところ、逆に「初心者と一緒に死んであげられないのか?」と逆に注意されたという
所謂バレなしFS(※)とは事情がちがう
(※初クエストの人たちの楽しみをつぶしてしまわないように経験者は黙っておいて、行き詰まって質問してくるまで一緒に迷って失敗して、初経験のときの楽しさを擬似的に体験する)
大きなインスタンスでもイベント的にそういう募集がたつこともある。
毎週やるアイテムファーミングレイドでやるのはおかしい
向上心のかけらもない初心者や、それを注意教育しないレイドメンバーがいたら、そもそも週一レイドとして存続自体が危なくなってくる
アアしようコウしよう、コレはアレしたほうがいい。
アレはコウするべきだ。ココはソウしてください。
親切心以前に自分のためでもあるから一生懸命説明し注意もする
なぜか、それを咎める人たち、「下手なのは仕方がない事なんだ」「一緒に失敗してあげようよ」と
最初の一回から上手くやれるなんて誰も思わないが、二度目以降は向上心をもってプレイしなければ、ずっと初心者のままなのに・・・
教えるべき情報やテクニックを教えないことは、その人にとって逆に残酷な仕打ちだろう
ここでハッキリと言っておく
プレイヤースキルだけは否定してはいけない
それを否定してしまってはゲームではなくなってしまうから
「てきとーにやって、カオスになって全滅しても楽しい」
でもね
「次はもっと上手くやろうぜ」
「みんなで上達しようぜ」
上達すればもっと楽しくなるぜ
話は少しかわる、かつてライフワークのごとく通っていたエテンの話
(過去形で書くことに寂しさを感じるが(笑))
プレイヤースキル否定の風潮は対人エリアであるエテンにもあった
一番顕著だったのが「勝率50%運動」とでもいったらいいのか
その日の生き死にを勝率にしたものを公表するブログができてから、MPの行動は極端に変わった。
どんなに圧倒していても、「それまでの勝率」が低いとそれを理由に消極的行動にでるようになった。
曰く「勝率で勝っているうちは出てきて野戦するべきだ」
少数戦でFPが70%勝っていたのだから、MPが一気に増えた後も野戦をしろと要求していた。
勝率が落ちるまで楽に勝たせろと(笑)
まぁ、後日MPで参加した時にMP側が圧勝で勝率100%近いにもかかわらず言い訳しながら攻め込まなかったので、その主張がただの我侭の言い訳だったことがわかってしまったわけだが
どんなに戦力が勝っていても、動き方が悪ければ勝率は落ちる
努力した側が必ずしも勝つわけではないけれど、やらなければ確実に負ける、同じ戦力だったとしても上手くやったほうが勝つし、戦力で勝っていても下手に動けば敗北しかないわけだ
要するにプレイヤースキルである
「食い食われで勝率50%にして楽しくやろうぜ」
どこの共産主義者だよって言いたくなる言い分だ
上達する意味もなくなるし、頑張る意味も全くなくなる、ゲームトして完全に破綻してしまう
実際はMPが大勝していても、50%に揃えてくれた事なんてたただの一度もなかったわけだがね(笑)
6月12日記事昨夜のエテンに匿名コメントがついていた、本来ならば匿名の時点で読む価値もないのだけど、暇つぶしに相手をしてみると、MPの謎の行動の原因が少しわかった
・MPは圧倒できる戦力を自分たちが持っていることを自覚したうえでわざとチャージもせずに待っていた
・自分たちがチャージもできない下手糞なのだと自覚していた
要するに、勝つための努力をしたくないらしい
プレイヤースキルの否定である
頑張らなくても食わせてほしい、圧倒できる戦力があってもリスクを背負ってNPCのいる場所には行きたくない
半数に満たないFPがオストに篭ったのをみて「いつにも増して消極的だ」と罵った蜘蛛もいた、倍もいるんだから勝利は力ずくで奪えばいいだろう・・・勝利は自分で奪いにいくものだ
どうみても少ないFP相手に足を止めて殴り合えと主張するRVRも目撃した、MPは足を止めて全滅するまで戦うなんて絶対にしないのになw
「下がられる前に捕まえろ、逃げられる前に殺せ」
全滅するまで待っていてくれる敵なんているわけがない
プレイヤースキルを磨くこと上達することを否定してはいけない
下界ならともかくエテンは対人専用エリアなのだから
てきとーにやりたければ死に続ければいい、努力しないんだから当然だ、頑張らないんだから当たり前だ
ありえない戦力で篭ったりして対戦相手に迷惑をかけてはいけない
勝利は力ずくで奪え、そのために腕を磨け
2009年06月15日
プレイヤースキル
posted by サトリ at 09:26| Comment(0)
| 日記
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