首都圏放送センター

2009年6月15日 12時46分更新

口論相手線路に落とした疑い


東京・杉並区のJR荻窪駅のホームで、口論になった男性を線路に落として大けがをさせたとして、18歳の少年が傷害の疑いで警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは東京・新宿区の18歳のアルバイトの少年です。
警視庁の調べによりますと少年は、今月12日の午後9時20分ごろ、JR中央線の荻窪駅のホームで、44歳の無職の男性と口論になり、男性の胸ぐらをつかんで線路に落として、胸の骨を折るなど、1か月の大けがをさせたとして、傷害の疑いがもたれています。
ホームには2分後に快速電車が到着する予定でしたが、近くにいた人が非常停止ボタンを押したため電車は徐行し、その間に駅の警備員たちが男性をホームに引き上げました。
警視庁によりますと、少年は当時、交際中の19歳の女性と一緒で、男性は酒に酔っていたということです。
調べに対し、少年は容疑を認め、「彼女が酔っぱらいに腕を捕まれ、ちょっかいを出されたので腹が立った」と供述しているということで、警視庁で詳しいいきさつを調べています。