演舞の後で県人らと交流する今泊棒術保存会のメンバー=5月31日、大阪市西成区立梅南小学校グラウンド
【大阪】今帰仁村の今泊棒術保存会が5月31日、大阪市西成区で伝統の棒術を披露し、在阪の県人会、郷友会会員らと交流を深めた。同保存会が大阪で棒術を披露するのは1970年の大阪万博以来。
棒術の演舞は、西成区立梅南小学校で開催された西成沖縄県人会(岸本恵治会長)の運動会終了後に、グラウンドで行われた。大阪市西成区には今帰仁村出身者が多い。昨年8月、同県人会と関西今帰仁村人会(上間實会長)、関西今泊郷友会(玉城征仁会長)の有志が今泊の豊年祭に参加したのがきっかけとなり、大阪でも伝統の棒術を見てもらおうと招請した。
今帰仁村からは同保存会のメンバー25人のほか、与那嶺幸人村長ら関係者合わせて約50人が来阪した。
保存会のメンバーはのぼりを掲げて入場し、ドラに合わせて一組ずつ迫力のある演舞を披露した。「○○○の長男」「○○屋の孫」などと出演者の紹介があり、会場から拍手が沸いた。最後は獅子も登場し、観客席に愛きょうを振りまいていた。
保存会は2カ月前から練習を重ねた。与那嶺村長は「大阪の皆さんに見てもらおうと、非常に気合が入っていた」と感心していた。
自身も西成区生まれの今泊2世という岸本会長は「2世、3世や子どもたちに故郷の素晴しい伝統に触れてもらうことができてよかった」と喜んでいた。
(永峰眞名通信員)
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