ある土曜の夜、急に発熱し、日曜の夕方に39度を越えた。「インフルエンザかもしれない」と職場に電話し、同僚から奈良市の休日夜間応急診療所を勧められた。
午後10時ごろ診療所に行くと、医師から「早く病院に行かないと、こじらすだけ」と諭され、インフルエンザの簡易検査をしてもらった。陰性だったが、抗生剤や熱冷ましなど1日分の薬をもらった。薬のおかげで、少しは楽に夜を越せた。薬が切れたので翌日に病院へ行くと、ウイルス性胃腸炎ではないかと診断された。
夜間診療はありがたいが、二度も医療機関に行く羽目になった。症状が軽いうちに昼間に行ったほうがいい。(高瀬)
毎日新聞 2009年6月14日 地方版