経営が悪化している県立三島病院(四国中央市中之庄町)の運営見直しを県が検討していることを受け、同病院を守る市民集会が14日、同市中曽根町の市民会館三島会館であった。市民約700人が参加し、他県の公立病院存続運動を紹介する講演に耳を傾け、医療体制充実などを求める集会アピール案を採択。集会後、横断幕やプラカードを掲げ市内を行進した。
同病院は近年、産婦人科や小児科などの休診が相次ぎ、6月からは2次輪番日の小児救急受け入れを休止。集会は県の庁内検討委員会が本年度上半期中に最終報告をまとめることから、労働組合や市民有志でつくる「県立三島病院を守る会」が初めて企画した。
同日は、自治労連中央本部の田中章史副執行委員長が「公立病院を守った、全国の取り組み」と題し講演。集会アピールは、新型インフルエンザ対策でも県立病院としての役割が重要などとした上で、救急医療体制の充実▽休診科目の再開▽医師や看護師の確保―などを求めている。