(cache) 日本大学藝術学部　文芸学科

専任スタッフ
兼任・非常勤スタッフ

	相川　宏（教授）（あいかわ　ひろし）1952年生。日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修士課程修了。文芸思潮論、文芸美論、日本芸術思潮史。著書『わび人の変貌』（審美社）、共著『文化と記号』（北樹出版）、「《みやび》とデカダンス」（『芸術学部紀要』第21号）、「風流と都市のセクシュアリティ」（『日本文学』第474号）、「中世の美学」（『GS』第7号）他。日本文学協会会員、全国大学国語国文学会会員、解釈学会会員。
	芥川喜好（講師）（あくたがわ　きよし）1948年生。早稲田大学文学部美術史学科卒。読売新聞美術記者として美術展評、日曜版美術連載企画などを担当。日曜版は通算22年、1005回を数えた。うち11年に及んだ連載「日本の四季」で1992年度日本記者クラブ賞受賞。現在、読売新聞編集委員、日本記者クラブ会員。早稲田大学講師、社会経済生産性本部社会政策特別委員なども務めた。著書に『画家たちの四季』（読売新聞社）『「名画再読」美術館』（小学館）など。
	浅沼　璞（講師）（あさぬま　はく）1957年生。法政大学文学部日本文学科卒。近世俳文学専攻。俳人、連句人、批評家。俳文学会、日本近世文学会、連句協会会員。これまでに「地球連句シンポジウム」実行委員、「連句文芸賞」選考委員を歴任。新連句形式「オン座六句」を提唱。著書に『可能性としての連句』（ワイズ出版）『中層連句宣言』（北宋社）『「超」連句入門』（東京文献センター）。共著に『現代俳句ハンドブック』（雄山閣）『21世紀俳句ガイダンス』（現代俳句協会）ほか。オン座六句・公開連句ホームページ「連句パワー」あり。
	新井信（講師）（あらい　まこと）1937年生。早稲田大学第一商学部卒。卒業と同時に（株）文藝春秋入社。「文藝春秋」「週刊文春」出版部の各編集部を通じ一貫してノンフィクション部門の編集に従事。とくに大宅壮一ノンフィクション賞には創設以来関わり、多くの作家誕生に立会う。2004年6月出版編集統括副社長を退任。現在、石橋湛山記念早稲田大学ジャーナリズム大賞選考委員、公共広告機構理事・テーマ調査会会長
	飯沢耕太郎（講師）（いいざわ　こうたろう）1954年生。日本大学芸術学部写真学科卒。筑波大学大学院芸術学研究科（博士課程）修了。写真評論家。1990～94年、季刊写真誌『デジャ＝ヴュ』編集長。主な著書に『「芸術写真」とその時代』（筑摩書房）、『日本写真史を歩く』（ちくま学芸文庫）、『写真美術館へようこそ』（講談社現代新書）、『私写真論』（筑摩書房）、『荒木！』（白水社）、『アフリカのおくりもの』（福音館書店）、『「写真時代」の時代！』（白水社）などがある。
	石坂雅彦（講師）（いしざか　まさひこ）1945年生。横浜国立大学教育学部美術科卒。書道専攻。昭和63年「王羲之賞」受賞。第56回謙慎展「梅花賞」受賞。第10回読売書法展「読売新聞社賞」受賞。第20回読売書法展「準大賞」受賞。日展会友、読売書法会理事、謙慎書道会常任理事、三鼎書道会副会長。Virginia州Charlottesvilleに現代書作品として襖と掛軸の作品がある。
	井出　彰（講師）（いで　あきら）1943年生。早稲田大学文学部露文科卒。日本読書新聞編集長。出版社経営。図書新聞編集長を経て現在代表。ブックテレビコメンテイター。ＢＫ１ナビゲーター。著書に『里川を歩く』（風涛社）、『休日、里川歩きのすすめ』（平凡社新書）など。
	伊藤氏貴（講師）（いとう　うじたか）1968年生。早稲田大学第一文学部卒。日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。第45回群像新人文学賞（評論部門）。著書『告白の文学』（鳥影社）。日本近代文学会、江古田文学会会員。博士（芸術学）。
	大島尚子（講師）（おおしま　なおこ）1957生。1981年中央大学文学部史学科東洋史卒。1986年渡独。88年フライブルク大学入学、92年修士課程終了（専攻：中世ドイツ文学、近代ドイツ文学、音楽理論）。93～96年フライブルク大学文学部博士課程（中世ドイツ文学）。
	大和田　守（講師）（おおわだ　まもる）1949年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。記者として『女性セブン』『週刊ポスト』等で、社会・事件・芸能・文芸をメーンに取材・執筆活動を行う。以後、週刊・月刊誌等で作家のインタビューやルポＭ人物論等を発表。平成12年から「シンプルライフ新聞」（月一回のミニコミ紙）を編集・発行。執筆・編集企画協力本に『寿命の不思議』『広重と歩こう東海道五十三次』『ビジュアル・ワイド江戸時代館』ほか多数。
	岡崎正隆（講師）（おかざき　まさたか）1945年生。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業後、文藝春秋に入社。「漫画讀本」「週刊文春」編集部を経て、約30年間、出版部に在籍。その間「五木寛之作品集」（全24巻）「田辺聖子長篇全集」（全18巻）など、500冊以上の本を手がける。出版担当部長、文芸企画部長、事業部長、企画出版部長、校閲部長、編集委員を歴任。現在、作家とエッセイだけの同人誌「東京春秋」を刊行、編集長を務める。（社団法人）日本ペンクラブの企画事業委員。
	尾高修也（講師）（おだか　しゅうや）1937年生。早稲田大学政経学部卒。小説「危うい歳月」により、昭和47年度「文藝賞」（河出書房新社）を受賞。創作活動のかたわら昭和49年度から文芸学科講師。池袋コミュニティ・カレッジ、朝日カルチャーセンターなどで小説作法の教室をもつ。日本文芸家協会会員。作品集に『恋人の樹』、『塔の子』（ともに河出書房新社）、小説論に『小説──書くために読む』（美巧社）、『新人を読む──10年の小説1990─2000』、作家論に『青年期──谷崎潤一郎論』（小沢書店）などがある。
	木下豊房（講師）（きのした　とよふさ）1936年生。早稲田大学第一文学部露文科卒。同大学院博士課程修了。現在千葉大名誉教授。著書『近代日本文学とドストエフスキー』『ドストエフスキー・その対話的世界』（成文社）。論文「ドストエーフスキイ文献解題」（河出文芸読本『ドストエーフスキイ?』）その他。訳書：トルストイ『人生論』（大和書房）、『ドストエーフスキイ夫人アンナの日記』（河出書房新社）、「ドストエフスキーとカント」（みすず書房）。日本ロシア文学会、日本比較文学会、国際ドストエフスキー学会（IDS）会員。
	工藤隆雄（講師）（くどう　たかお）1953年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。出版社勤務を経てフリーランスのライターとして雑誌、新聞に執筆する。児童文学から紀行文、ノンフィクションまで様々な文芸作品を書き、盲導犬サーブ記念文学賞大賞を始め、毎日児童小説優秀作品賞、読売ヒューマンドキュメンタリー奨励賞などを受賞している。著書に『山小屋の主人の炉端話』（東京新聞出版局）、『富士を見る山歩き』（小学館）など多数ある。読売文化センター講師。
	窪田　尚（講師）（くぼた　ひさし）1968年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。日本大学大学院芸術学専攻科中退（博士前期課程）。現在、季刊文芸誌「季刊文科」編集担当。著書：詩集、絵本、写真集他。
	小嵐九八郎（講師）（こあらし　くはちろう）1944年生。早稲田大学第一政経学部政治学科卒。吉川英治文学新人賞受賞。主な小説に『清十郎』（文藝春秋）、『刑務所ものがたり』（文藝春秋）、『真幸くあらば』（講談社）、『ふぶけども』（小学館）。エッセイに『日本人になった新ガイジン』（講談社）、『せつない手紙』（筑摩書房）など。歌集に『叙事がらりや』（短歌研究所）、『おわりとね』（角川書店）。ペンクラブ人権委員。
	小林和夫（講師）（こばやし　かずお）立教大学大学院修士課程修了。社会学修士。毎日新聞社企画部副部長。第一広告部部長。情報企画室委員。広告局局次長。企画委員。沖縄国際海洋博覧会シンポジウム　討論「海」プロデュース。国際インダストリアル・デザイン・コンテスト・プロデュース。現在遼寧大学客員教授。遼寧大学外国語学院名誉教授。共著・編鶴見俊輔「祭りとイベントのつくり方」永六輔「気持のいい生活」「マニュアルはなぜわかりにくいか」
	小柳安夫（講師）（こやなぎ　やすお）1958年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。株式会社読売情報開発勤務。ＰＲ紙、社内報などの編集を手がけるほか、各種の企業研修・指導なども行っている。現在、東京・多摩ニュータウンの地域紙「愛宕新聞」編集長を兼務する。研究面では作家・安部公房と漫画家つげ義春に関する論文多数。近年は雑誌、新聞に関する評論、エッセーを執筆。
	三遊亭圓窓（講師）（さんゆうてい　えんそう）1940年生。都立文京高校卒業後、落語家・六代目円生に入門、圓窓を襲名。ライフワーク「圓窓五百噺を聴く会」は28年かけて平成13年にゴール。古典物の他に創作も手掛ける。落語全集『おもしろ落語図書館・全10巻・100席』を出版。圓窓のサイト「圓窓落語大百科事典」http://ensou-dakudaku.net/は現代落語論の異名。小学四年の教科書に圓窓の落語「ぞろぞろ」が載り、小学校でも飛び込み教師。新刊『人の話の聞き方入門』。
	志賀公江（講師）（しが　きみえ）1948年生。漫画家。67年集英社週刊マーガレット増刊号でデビュー。日本漫画家協会会員。マンガジャパン会員。日本デジタルマンガ協会会員。代表作「スマッシュを決めろ！」「虹子ララバイ」など。「地球と話す会」に参加。シルクロードを歩いてローマまで行くという野望を持つ。
	下原敏彦（講師）（しもはら　としひこ）1947年生。日本大学農獣医学部中退。アジア放浪、業界紙記者、建設作業員等を経て柔道場・土壌館下原道場開設。ドストエーフスキイの会会員。会誌『広場』会報「ニュースレター」編集・発行。ドストエーフスキイ全作品を読む会主催、会報「読書会通信」発行。第6回伊那谷童話大賞「ひがんさの山」受賞（南信州新聞社）。第8回椋鳩十記念「山脈はるかに」特別賞（南信州新聞社）。視点「フセイン拘束『罪と罰』で正当性立証か」（朝日新聞）。清水正著『志賀直哉とドストエフスキー』書評（図書新聞）その他。ホームページ「土壌館　創作道場」あり。
	しりあがり寿（講師）（しりあがり　ことぶき）1958年生。静岡市出身。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業と同時にキリンビール株式会社に入社。新商品開発、パッケージデザイン、広告宣伝制作に携わる一方、1985年「エレキな春」（白泉社）で漫画家としてデビュー。とらえどころのない作風で独自の制作活動を続け、2000年「文藝春秋漫画賞」。2001年「手塚治虫文化賞」漫画優秀賞を受賞。代表作「弥次喜多inDeep」「ヒゲのOL藪内笹子」「地球防衛家のヒトビト」。
	多岐祐介（講師）（たき　ゆうすけ）1949年生。早稲田大学第一文学部卒。文芸批評家。文庫本解説や書評を多く手がけ、とくに新聞の読書コラム「文・人・世」は278回連載（週１で5年半）。純文芸と娯楽作品を共に扱い、新人賞や小説コンクールの“読み屋”でもある。著書：『批評果つる地平──現代作家論』、『文学の旧街道──作家論』。
	田口孝夫（講師）（たぐち　たかお）1947年生。東京教育大学文学部卒。同大学院修士課程修了。現在大妻女子大学教授。英文学専攻。著訳書：『読みの活性化に向けて』（共著、弓書房）、『記号としてのイギリス』（共著、南雲堂）、J．ペリカン『大学とは何か』（単訳、法政大学出版局）、H．G．ウィドウソン『文体論から文学へ』（共訳、彩流社）、R．バーバー『図説騎士道物語』（監訳、原書房）、P．ラメジャラー『ノストラダムス百科全書』上下巻（共訳、東洋書林）ほか。
	立石弘道（教授）（たていし　ひろみち）1941年生。東北大学文学部、慶応大学大学院（修士課程）卒。ケンブリッジ大学クレアホールに大学院生として留学（1975～77年）、同大学東洋学部でスーパーヴァイザーとして日本語指導。共編著として『D.H.ロレンスと新理論』、『D.H.ロレンス「狐」とテクスト』『D.H.ロレンスと現代』（以上全て国書刊行会）、『現代イギリス文学と同性愛』（金星堂）、『今日のイギリス小説』（金星堂）、『多文化時代のイギリス小説』（金星堂）、その他。
	出戸一幸（教授）（でと　かずゆき）1933年生。早大一文（英文）卒。本学部演劇学科所属。英米演劇研究家。論文・現代英国の演劇界を代表する劇作家の一人、アラン・エイクボーンに関するもの数点。他に、シェイクスピア、英米劇作家のもの。戯曲翻訳・三十点ほど。（「アラン・エイクボーン戯曲集」01,10月、「アラン・エイクボーン──挑戦の軌跡──」02,12月出版）。文学座、劇団昴、NLT、テアトル・エコー、劇団仲間などで上演。また、劇団の公演パンフなどに掲載した、各種の英米演劇事情の紹介記事多数。
	唐須教光（講師）（とうす　のりみつ）1942年生。慶大、東大、ブラウン大、イェール大で哲学、文化人類学、言語学等を学ぶ。（文化人類学博士、イェール大学）現在、慶應義塾大学文学部教授。英語学、言語学、文化記号論専攻。著訳書に『文化の言語学』（勁草書房）『バイリンガルの子どもたち』（丸善ライブラリー）『なぜ子どもに英語～バイリンガルのすすめ』（NHKブックス）『言語学』（研究社）『文化記号論への招待』（共著、有斐閣）『現代文化人類学』（共著、弘文堂）『カーニバル！』（訳、岩波書店）『ことばの民族誌』（訳、紀伊国屋書店）等がある。日本記号学会、日本言語学会、日本英語学会会員。
	中沢けい（講師）（なかざわ　けい）1959年生。明治大学政治経済学部卒。小説「海を感じる時」で第21回群像新人賞受賞。つづいて小説「水平線上にて」で第7回野間文芸新人賞を受賞。著書に『女ともだち』、『喫水』、『仮寝』、『豆畑の夜』などがある。日本文芸家協会会員。中沢けい公式サイト「～豆畑の友～」
	成澤浩一（講師）（なるさわ　こういち）1965年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。株式会社白夜書房に入社。雑誌、DVD、携帯サイト、インターネットサイト、セミナーなどのプロデュースが主な仕事。現在同社、第二編集部・編集部長。
	西　俊行（講師）（にし　としゆき）1952年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。広告代理店、出版社に勤務の後、1986年、出版物を企画制作する株式会社エクシーズを設立。出版プロデューサーとして主に読売新聞社、日本経済新聞社、小学館等の食文化、旅をテーマにしたムックシリーズを手がける。現在、（株）エクシーズ代表取締役、日経ムック『名酒大全』シリーズ（隔年刊）編集ディレクター、日本カメラ社季刊フォトマガジン「Paw（ポオ）」編集長。
	原　善（講師）（はら　ぜん）1955年生。東京都立大学大学院修了。武蔵野女子大学教授。メジャーな川端康成とマイナーな秦恒平を中心に、文学における魔界・幻想・狂気といった、毒々しいところを研究する一方、高等学校国語科教科書の編纂に携わる等、文学（やわらかさ）と教育（かたさ）の架橋を目指している。著書：『川端康成の魔界』（有精堂）、『秦恒平の文学』（右文書院）、『川端康成──その遠近法』（大修館書店）、『村上春樹作品研究事典』（鼎書房）、『現代女性作家研究事典』（大修館書店）他。
	原　孝夫（講師）（はら　たかお）1956年生。日本大学芸術学部美術学科卒。出版・テレビ番組等の企画・構成を中心に9社（内2社は米国）のオーナー。石巻市石ノ森萬画館等、公共施設6箇所の総合プロデューサーも務める。現在は2005年オープンの岐阜県・夢描堂のプロデュース並びに「愛知万博」の部分プロデュースの準備に入っている。電通、バンダイのコンサルタントの他、マンガジャパン幹事等も兼任。2002年7月に作品集『ブックワーク』の2冊セットが上梓された。
	日野日出志（講師）（ひの　ひでし）1946年生。漫画家。1967年「COM」10月号でデビュー。日本漫画家協会会員。マンガジャパン会員。日本デジタルマンガ協会会員。代表作「蔵六の奇病」「地獄変」「赤い蛇」（ひばり書房）等。ホラーマンガ専門に今年で37年目、総タイトル数は400作を越える。現在はデジタルメディアにおけるマンガ表現の可能性を追求しながら、絵本などの児童図書の創作に意欲を燃やしている。
	福島泰樹（講師）（ふくしま　やすき）1943年生。69年、歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー。歌謡の復権を求めて「短歌絶叫コンサート」を創出、800ステージをこなす。86年「ブルガリア国際作家会議コンクール詩人賞」、93年「放送文化基金脚本賞」を受賞。2000年第20歌集『茫漠山日記』で若山牧水賞を受賞。評論集『宮沢賢治と東京宇宙』他。CD、絶叫ビデオ『中原中也』等著作は60点を数える。毎月10日、吉祥寺曼荼羅で短歌絶叫コンサートを開催中。
	藤井正弘（講師）（ふじい　まさひろ）1931年生。法政大学文学部卒。八雲書房から読売新聞社入社。出版局で単行本や雑誌などの編集にたずさわり新聞監査委員。東京読売サービス編集制作本部勤務を経て現在フリー。
	堀　邦維（教授）（ほり　くにしげ）1954年生。早稲田大学第一文学部卒。同大学院博士課程満期退学。著書：『ニューヨーク知識人－ユダヤ的知性とアメリカ文化』（彩流社）、共著：『現代英米小説の担い手たち?、?、?』（弓プレス）、『現代の英米作家100人』（弓プレス）、『マージナリア──隠れた文学／隠された文学』（鶴見書店）、翻訳：『ポップ・アート』（洋販出版）、他。
	真鍋和子（講師）（まなべ　かずこ）1947年生。学生時代から児童文学同人「めえるひぇん」に所属。24歳で『4本のえんとつ』（ポプラ社刊）で作家デビュー、児童文学新人賞を受賞する。以後教師のかたわら創作活動を続け、著述生活に入る。『卑弥呼』『ぬちどぅたから』『リュウキュウアユ、かえってきてね』等ほか作品多数。『シマが基地になった日』でサンケイ出版文化賞受賞。現在、日本児童文芸家協会賞等の審査員。趣味は旅行、水泳。
	水口哲也（講師）（みずぐち　てつや）1965年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。ゲーム、携帯電話、テレビ、ラジオ、映画などエンターテーメントメディアのプロデュースを努める。代表作に「セガラリー」「スペースチャンネル５」「Rez」など。2002年経済産業省「ブロードバンドコンテンツブレークスルー技術等開発支援事業」審査委員。
	村上玄一（研究所教授）（むらかみ　げんいち）1949年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。読売新聞社出版局図書編集部、「季刊フェミナ」「小説フェミナ」（学習研究社発行）副編集長、「小説王」（角川書店発行）副編集長、KSS出版書籍編集部編集長を経て、現在、著述業、文芸編集者。江古田文学会常任理事。著書に小説集『ジュニアは戦争へ行った』『生き方の練習』、長編小説『死に方の実習』（創樹社刊）、社会評論『マインドコントロールに勝つ』（朝日ソノラマ）、『記者クラブって何だ』、野坂昭如との対談『亡国の輩』（角川書店）、スポーツノンフィクション『優勝祈願』（廣済堂出版）などがある。
	校條剛（講師）（めんじょう　つよし）1950年生。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。（株）新潮社入社（1973年）と同時に「小説新潮」編集部に配属される。以来、29年間同部に所属。主にミステリーの分野を担当。日本推理サスペンス大賞を日本ＴＶと共同で設立。1993年から2001年末までまる9年間、小説新潮編集長を務める。2002年4月より新設された新潮新書編集部へ異動。現在、同部編集委員。
	茂木雅夫（講師）（もぎ　まさお）1936年生。早稲田大学文学部卒。高1級検定免許取得の為、同大学国文聴講生・大学院日文特殊学生修了。在職にて日本文学研究の為、東京都立大学大学院（修士課程）修了、同博士課程（単位取得）退学。著書に『横光利一（近代小説の存亡）』『日本の小説』『横光利一の表現世界』『日本文学の魅力』『漢文法読本』『論語老子等読本』『唐詩孫子等読本』などの10種以上（単行本）。非売品に『国語教育』『世界の文学』など。横光文学会評議会議員など。
	森　詠（講師）（もり　えい）1941年生。東京外国語大学イタリア語科卒。小説家。著書『燃える波濤』（第1回日本冒険小説協会賞）、『日本朝鮮戦争』（徳間書店）、『夏の旅人』『振り返れば風』（中央公論新社）、『雨はいつまで降り続く』『冬の翼』『午後の砲声』（講談社）、『精算』（毎日新聞社）、『オサムの朝』（第10回坪田文学賞）、『那珂川青春記』『日に新たなり』『少年記オサム14歳』（集英社）、『月夜に逢いたい』（河出書房新社）、『青龍哭く』（光文社）ほか。日本文芸家協会、推理作家協会、日本ペンクラブ会員。
	森　和朗（講師）（もり　かずろう）1937年生。名古屋大学経済学部卒。元NHKチーフディレクター。「NC9(ニュースセンター9時)」、「ニュース展望」、「NHKジャーナル」など報道番組の制作にあたる。著書に『たそがれのキッチュ日本』（かや書房）、『マルクスと悪霊』（勁草書房）、『ドストエフスキー・闇からの啓示』（中央公論社）、『虚仮の島』（近代文芸社）、『仮象の迷界』（Ｄ文学研究会）、『神と科学と無』（鳥影社）などがある。
	森本謙子（講師）（もりもと　のりこ）1953年生。早稲田大学大学院文芸研究科博士課程修了。専門はフランス文学。ルネサンスの詩および言語論を研究。現在、比較文学、文化史的な視点から日本文学を読むことに関心をもっている。論文：「ルネサンスの笑い」（『国際コミュニケーション学会』）「ルイーズ・ラベ序説」（『ロンサール研究』）「鴎外の＜作品＞と＜私＞」（『江古田文学』）。訳書：コレット『花』（八坂書房）『フランス詩大系』（共訳）（青土社）。
	山崎行太郎（講師）（やまさき　こうたろう）1947年生。慶應義塾大学文学部卒。同大学院（修士課程）卒。文芸評論家。東京工業大学講師を経て現在、埼玉大学講師（日本文化研究）。著書『小林秀雄とベルクソン』（彩流社）『小説三島由紀夫事件』（四谷ラウンド）。現在連載中『季刊文芸時評』（三田文学）『平成文壇血風録』（自由）『山崎行太郎の「月刊文芸時評」』（月刊日本）。他に、「遠い青空─山川方夫の生涯」（すばる）「佐藤春夫論」（三田文学）「読書目録」（海燕）「文芸時評」（図書新聞）「斜断機」（産経新聞）等。山崎行太郎公式ホームページ―毒蛇通信― 　 http://yamazakikoutarou.gooside.com/
	山本克俊（講師）（やまもと　かつとし）1948年生。早稲田大学第一法学部卒。1972年筑摩書房入社。ちくま新書編集長、編集部全集編集室部長を経て、現在編集部参事。編集の仕事として、『草野心平全集』『新修版宮沢賢治全集』『文庫版柳田國男全集』『新書版民俗学の冒険』『金子兜太集』など。『新校本宮澤賢治全集』の索引を現在編集中。
	湯山玲子（講師）（ゆやま　れいこ）1960年生。学習院大学法学部卒。出版／広告ディレクター、ライター。SWITCH、文藝、AERA、ヴォーグ日本等を中心に活動。（有）ホウ代表。編著に『岩井俊二・四月物語』（ロックウェルアイズ）、『トリュフォー　A・ドワネル作品集』（映画パンフ書籍／ヘラルド）、『SWITCH vol.14 アムステルダムという生き方』（スイッチ）、鈴木清剛、三浦俊彦著作の文庫解説（河出書房新社）等。編集長としてクラブカルチャー誌LOVE PA!!（シンコーミュージック）既歴任。その他。
	吉田　真（講師）（よしだ　まこと）1961年生。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門はドイツ文学、演劇。特に言語と音楽の結びつきに関心があり、19世紀のドイツにおいて両者の結合に、理論面でも創作面でも最大の成果をもたらしたリヒャルト・ワーグナーを中心に研究活動を行っている。主な著作に『ドイツ・オペラ下巻』、『オペラ・キャラクター解読事典』（以上、音楽之友社）、『ワーグナー事典』（東京書籍）などがある。
	米倉　巖（講師） 1933年生。東京都立大学大学院博士課程単位取得。日本近代文学専攻。［著書］『金子光晴・戦中戦後』、『萩原朔太郎──文体核と文体素』、『伊東静雄──憂情の美学』、『萩原朔太郎の詩想と論理』『「四季」派詩人の思想と様式』『萩原朔太郎論攷──詩学の回路／回路の思索』など。詩集に『義眼』『いま、揺れている』『小さな風景』『浮熟』、小品集『宅宙庵』他。また、明治文学、福永武彦、大江健三郎などにも関心をもつ。日本近代文学会、日本文学協会、昭和文学会、日本文体論学会（常任理事）、『四季』派学会（理事）各委員。
	若水　俊（講師）（わかみず　すぐる）1937年生。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。茨城女子短期大学名誉教授。著書『中国上代説話の研究』（JCA出版）. 『徂徠と門人の研究』（三一書房）.『ことわざ・名言事典』（教育出版センター）.『鯰は踊る─江戸の鯰絵面白分析』（文芸社）。共著『食の百科事典』（新人物往来社）。論文『徂徠の孔子観』（「フィロソヒィア」第70号。早稲田大学哲学会）。『徂徠学における詩経』（「詩経研究」（9）詩経学会）など。
	和田　晃（助教授）（わだ　あきら）1942年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。現在、日本大学芸術学部一般教育所属。論文「梶井基次郎『夕焼曇』をめぐって」（『芸術学』・昭和42年）「詩集で綴る現代詩史（戦後篇）」（共同執筆）（『国文学』昭和49年）、「梶井基次郎『栗鼠は篭にはいってゐる』覚書」（日本大学芸術学部紀要・昭和51年）。「梶井基次郎『夕焼雲』をめぐる覚書」（日本大学芸術学部紀要・昭和56年）。日本比較文学会会員、日蘭学会会員、昭和文学研究会会員、日本近代文学会会員。
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	相川　宏（教授）（あいかわ　ひろし）1952年生。日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修士課程修了。文芸思潮論、文芸美論、日本芸術思潮史。著書『わび人の変貌』（審美社）、共著『文化と記号』（北樹出版）、「《みやび》とデカダンス」（『芸術学部紀要』第21号）、「風流と都市のセクシュアリティ」（『日本文学』第474号）、「中世の美学」（『GS』第7号）他。日本文学協会会員、全国大学国語国文学会会員、解釈学会会員。
	芥川喜好（講師）（あくたがわ　きよし）1948年生。早稲田大学文学部美術史学科卒。読売新聞美術記者として美術展評、日曜版美術連載企画などを担当。日曜版は通算22年、1005回を数えた。うち11年に及んだ連載「日本の四季」で1992年度日本記者クラブ賞受賞。現在、読売新聞編集委員、日本記者クラブ会員。早稲田大学講師、社会経済生産性本部社会政策特別委員なども務めた。著書に『画家たちの四季』（読売新聞社）『「名画再読」美術館』（小学館）など。
	浅沼　璞（講師）（あさぬま　はく）1957年生。法政大学文学部日本文学科卒。近世俳文学専攻。俳人、連句人、批評家。俳文学会、日本近世文学会、連句協会会員。これまでに「地球連句シンポジウム」実行委員、「連句文芸賞」選考委員を歴任。新連句形式「オン座六句」を提唱。著書に『可能性としての連句』（ワイズ出版）『中層連句宣言』（北宋社）『「超」連句入門』（東京文献センター）。共著に『現代俳句ハンドブック』（雄山閣）『21世紀俳句ガイダンス』（現代俳句協会）ほか。オン座六句・公開連句ホームページ「連句パワー」あり。
	新井信（講師）（あらい　まこと）1937年生。早稲田大学第一商学部卒。卒業と同時に（株）文藝春秋入社。「文藝春秋」「週刊文春」出版部の各編集部を通じ一貫してノンフィクション部門の編集に従事。とくに大宅壮一ノンフィクション賞には創設以来関わり、多くの作家誕生に立会う。2004年6月出版編集統括副社長を退任。現在、石橋湛山記念早稲田大学ジャーナリズム大賞選考委員、公共広告機構理事・テーマ調査会会長
	飯沢耕太郎（講師）（いいざわ　こうたろう）1954年生。日本大学芸術学部写真学科卒。筑波大学大学院芸術学研究科（博士課程）修了。写真評論家。1990～94年、季刊写真誌『デジャ＝ヴュ』編集長。主な著書に『「芸術写真」とその時代』（筑摩書房）、『日本写真史を歩く』（ちくま学芸文庫）、『写真美術館へようこそ』（講談社現代新書）、『私写真論』（筑摩書房）、『荒木！』（白水社）、『アフリカのおくりもの』（福音館書店）、『「写真時代」の時代！』（白水社）などがある。
	石坂雅彦（講師）（いしざか　まさひこ）1945年生。横浜国立大学教育学部美術科卒。書道専攻。昭和63年「王羲之賞」受賞。第56回謙慎展「梅花賞」受賞。第10回読売書法展「読売新聞社賞」受賞。第20回読売書法展「準大賞」受賞。日展会友、読売書法会理事、謙慎書道会常任理事、三鼎書道会副会長。Virginia州Charlottesvilleに現代書作品として襖と掛軸の作品がある。
	井出　彰（講師）（いで　あきら）1943年生。早稲田大学文学部露文科卒。日本読書新聞編集長。出版社経営。図書新聞編集長を経て現在代表。ブックテレビコメンテイター。ＢＫ１ナビゲーター。著書に『里川を歩く』（風涛社）、『休日、里川歩きのすすめ』（平凡社新書）など。
	伊藤氏貴（講師）（いとう　うじたか）1968年生。早稲田大学第一文学部卒。日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。第45回群像新人文学賞（評論部門）。著書『告白の文学』（鳥影社）。日本近代文学会、江古田文学会会員。博士（芸術学）。
	大島尚子（講師）（おおしま　なおこ）1957生。1981年中央大学文学部史学科東洋史卒。1986年渡独。88年フライブルク大学入学、92年修士課程終了（専攻：中世ドイツ文学、近代ドイツ文学、音楽理論）。93～96年フライブルク大学文学部博士課程（中世ドイツ文学）。
	大和田　守（講師）（おおわだ　まもる）1949年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。記者として『女性セブン』『週刊ポスト』等で、社会・事件・芸能・文芸をメーンに取材・執筆活動を行う。以後、週刊・月刊誌等で作家のインタビューやルポＭ人物論等を発表。平成12年から「シンプルライフ新聞」（月一回のミニコミ紙）を編集・発行。執筆・編集企画協力本に『寿命の不思議』『広重と歩こう東海道五十三次』『ビジュアル・ワイド江戸時代館』ほか多数。
	岡崎正隆（講師）（おかざき　まさたか）1945年生。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業後、文藝春秋に入社。「漫画讀本」「週刊文春」編集部を経て、約30年間、出版部に在籍。その間「五木寛之作品集」（全24巻）「田辺聖子長篇全集」（全18巻）など、500冊以上の本を手がける。出版担当部長、文芸企画部長、事業部長、企画出版部長、校閲部長、編集委員を歴任。現在、作家とエッセイだけの同人誌「東京春秋」を刊行、編集長を務める。（社団法人）日本ペンクラブの企画事業委員。
	尾高修也（講師）（おだか　しゅうや）1937年生。早稲田大学政経学部卒。小説「危うい歳月」により、昭和47年度「文藝賞」（河出書房新社）を受賞。創作活動のかたわら昭和49年度から文芸学科講師。池袋コミュニティ・カレッジ、朝日カルチャーセンターなどで小説作法の教室をもつ。日本文芸家協会会員。作品集に『恋人の樹』、『塔の子』（ともに河出書房新社）、小説論に『小説──書くために読む』（美巧社）、『新人を読む──10年の小説1990─2000』、作家論に『青年期──谷崎潤一郎論』（小沢書店）などがある。
	木下豊房（講師）（きのした　とよふさ）1936年生。早稲田大学第一文学部露文科卒。同大学院博士課程修了。現在千葉大名誉教授。著書『近代日本文学とドストエフスキー』『ドストエフスキー・その対話的世界』（成文社）。論文「ドストエーフスキイ文献解題」（河出文芸読本『ドストエーフスキイ?』）その他。訳書：トルストイ『人生論』（大和書房）、『ドストエーフスキイ夫人アンナの日記』（河出書房新社）、「ドストエフスキーとカント」（みすず書房）。日本ロシア文学会、日本比較文学会、国際ドストエフスキー学会（IDS）会員。
	工藤隆雄（講師）（くどう　たかお）1953年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。出版社勤務を経てフリーランスのライターとして雑誌、新聞に執筆する。児童文学から紀行文、ノンフィクションまで様々な文芸作品を書き、盲導犬サーブ記念文学賞大賞を始め、毎日児童小説優秀作品賞、読売ヒューマンドキュメンタリー奨励賞などを受賞している。著書に『山小屋の主人の炉端話』（東京新聞出版局）、『富士を見る山歩き』（小学館）など多数ある。読売文化センター講師。
	窪田　尚（講師）（くぼた　ひさし）1968年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。日本大学大学院芸術学専攻科中退（博士前期課程）。現在、季刊文芸誌「季刊文科」編集担当。著書：詩集、絵本、写真集他。
	小嵐九八郎（講師）（こあらし　くはちろう）1944年生。早稲田大学第一政経学部政治学科卒。吉川英治文学新人賞受賞。主な小説に『清十郎』（文藝春秋）、『刑務所ものがたり』（文藝春秋）、『真幸くあらば』（講談社）、『ふぶけども』（小学館）。エッセイに『日本人になった新ガイジン』（講談社）、『せつない手紙』（筑摩書房）など。歌集に『叙事がらりや』（短歌研究所）、『おわりとね』（角川書店）。ペンクラブ人権委員。
	小林和夫（講師）（こばやし　かずお）立教大学大学院修士課程修了。社会学修士。毎日新聞社企画部副部長。第一広告部部長。情報企画室委員。広告局局次長。企画委員。沖縄国際海洋博覧会シンポジウム　討論「海」プロデュース。国際インダストリアル・デザイン・コンテスト・プロデュース。現在遼寧大学客員教授。遼寧大学外国語学院名誉教授。共著・編鶴見俊輔「祭りとイベントのつくり方」永六輔「気持のいい生活」「マニュアルはなぜわかりにくいか」
	小柳安夫（講師）（こやなぎ　やすお）1958年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。株式会社読売情報開発勤務。ＰＲ紙、社内報などの編集を手がけるほか、各種の企業研修・指導なども行っている。現在、東京・多摩ニュータウンの地域紙「愛宕新聞」編集長を兼務する。研究面では作家・安部公房と漫画家つげ義春に関する論文多数。近年は雑誌、新聞に関する評論、エッセーを執筆。
	三遊亭圓窓（講師）（さんゆうてい　えんそう）1940年生。都立文京高校卒業後、落語家・六代目円生に入門、圓窓を襲名。ライフワーク「圓窓五百噺を聴く会」は28年かけて平成13年にゴール。古典物の他に創作も手掛ける。落語全集『おもしろ落語図書館・全10巻・100席』を出版。圓窓のサイト「圓窓落語大百科事典」http://ensou-dakudaku.net/は現代落語論の異名。小学四年の教科書に圓窓の落語「ぞろぞろ」が載り、小学校でも飛び込み教師。新刊『人の話の聞き方入門』。
	志賀公江（講師）（しが　きみえ）1948年生。漫画家。67年集英社週刊マーガレット増刊号でデビュー。日本漫画家協会会員。マンガジャパン会員。日本デジタルマンガ協会会員。代表作「スマッシュを決めろ！」「虹子ララバイ」など。「地球と話す会」に参加。シルクロードを歩いてローマまで行くという野望を持つ。
	下原敏彦（講師）（しもはら　としひこ）1947年生。日本大学農獣医学部中退。アジア放浪、業界紙記者、建設作業員等を経て柔道場・土壌館下原道場開設。ドストエーフスキイの会会員。会誌『広場』会報「ニュースレター」編集・発行。ドストエーフスキイ全作品を読む会主催、会報「読書会通信」発行。第6回伊那谷童話大賞「ひがんさの山」受賞（南信州新聞社）。第8回椋鳩十記念「山脈はるかに」特別賞（南信州新聞社）。視点「フセイン拘束『罪と罰』で正当性立証か」（朝日新聞）。清水正著『志賀直哉とドストエフスキー』書評（図書新聞）その他。ホームページ「土壌館　創作道場」あり。
	しりあがり寿（講師）（しりあがり　ことぶき）1958年生。静岡市出身。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業と同時にキリンビール株式会社に入社。新商品開発、パッケージデザイン、広告宣伝制作に携わる一方、1985年「エレキな春」（白泉社）で漫画家としてデビュー。とらえどころのない作風で独自の制作活動を続け、2000年「文藝春秋漫画賞」。2001年「手塚治虫文化賞」漫画優秀賞を受賞。代表作「弥次喜多inDeep」「ヒゲのOL藪内笹子」「地球防衛家のヒトビト」。
	多岐祐介（講師）（たき　ゆうすけ）1949年生。早稲田大学第一文学部卒。文芸批評家。文庫本解説や書評を多く手がけ、とくに新聞の読書コラム「文・人・世」は278回連載（週１で5年半）。純文芸と娯楽作品を共に扱い、新人賞や小説コンクールの“読み屋”でもある。著書：『批評果つる地平──現代作家論』、『文学の旧街道──作家論』。
	田口孝夫（講師）（たぐち　たかお）1947年生。東京教育大学文学部卒。同大学院修士課程修了。現在大妻女子大学教授。英文学専攻。著訳書：『読みの活性化に向けて』（共著、弓書房）、『記号としてのイギリス』（共著、南雲堂）、J．ペリカン『大学とは何か』（単訳、法政大学出版局）、H．G．ウィドウソン『文体論から文学へ』（共訳、彩流社）、R．バーバー『図説騎士道物語』（監訳、原書房）、P．ラメジャラー『ノストラダムス百科全書』上下巻（共訳、東洋書林）ほか。
	立石弘道（教授）（たていし　ひろみち）1941年生。東北大学文学部、慶応大学大学院（修士課程）卒。ケンブリッジ大学クレアホールに大学院生として留学（1975～77年）、同大学東洋学部でスーパーヴァイザーとして日本語指導。共編著として『D.H.ロレンスと新理論』、『D.H.ロレンス「狐」とテクスト』『D.H.ロレンスと現代』（以上全て国書刊行会）、『現代イギリス文学と同性愛』（金星堂）、『今日のイギリス小説』（金星堂）、『多文化時代のイギリス小説』（金星堂）、その他。
	出戸一幸（教授）（でと　かずゆき）1933年生。早大一文（英文）卒。本学部演劇学科所属。英米演劇研究家。論文・現代英国の演劇界を代表する劇作家の一人、アラン・エイクボーンに関するもの数点。他に、シェイクスピア、英米劇作家のもの。戯曲翻訳・三十点ほど。（「アラン・エイクボーン戯曲集」01,10月、「アラン・エイクボーン──挑戦の軌跡──」02,12月出版）。文学座、劇団昴、NLT、テアトル・エコー、劇団仲間などで上演。また、劇団の公演パンフなどに掲載した、各種の英米演劇事情の紹介記事多数。
	唐須教光（講師）（とうす　のりみつ）1942年生。慶大、東大、ブラウン大、イェール大で哲学、文化人類学、言語学等を学ぶ。（文化人類学博士、イェール大学）現在、慶應義塾大学文学部教授。英語学、言語学、文化記号論専攻。著訳書に『文化の言語学』（勁草書房）『バイリンガルの子どもたち』（丸善ライブラリー）『なぜ子どもに英語～バイリンガルのすすめ』（NHKブックス）『言語学』（研究社）『文化記号論への招待』（共著、有斐閣）『現代文化人類学』（共著、弘文堂）『カーニバル！』（訳、岩波書店）『ことばの民族誌』（訳、紀伊国屋書店）等がある。日本記号学会、日本言語学会、日本英語学会会員。
	中沢けい（講師）（なかざわ　けい）1959年生。明治大学政治経済学部卒。小説「海を感じる時」で第21回群像新人賞受賞。つづいて小説「水平線上にて」で第7回野間文芸新人賞を受賞。著書に『女ともだち』、『喫水』、『仮寝』、『豆畑の夜』などがある。日本文芸家協会会員。中沢けい公式サイト「～豆畑の友～」
	成澤浩一（講師）（なるさわ　こういち）1965年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。株式会社白夜書房に入社。雑誌、DVD、携帯サイト、インターネットサイト、セミナーなどのプロデュースが主な仕事。現在同社、第二編集部・編集部長。
	西　俊行（講師）（にし　としゆき）1952年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。広告代理店、出版社に勤務の後、1986年、出版物を企画制作する株式会社エクシーズを設立。出版プロデューサーとして主に読売新聞社、日本経済新聞社、小学館等の食文化、旅をテーマにしたムックシリーズを手がける。現在、（株）エクシーズ代表取締役、日経ムック『名酒大全』シリーズ（隔年刊）編集ディレクター、日本カメラ社季刊フォトマガジン「Paw（ポオ）」編集長。
	原　善（講師）（はら　ぜん）1955年生。東京都立大学大学院修了。武蔵野女子大学教授。メジャーな川端康成とマイナーな秦恒平を中心に、文学における魔界・幻想・狂気といった、毒々しいところを研究する一方、高等学校国語科教科書の編纂に携わる等、文学（やわらかさ）と教育（かたさ）の架橋を目指している。著書：『川端康成の魔界』（有精堂）、『秦恒平の文学』（右文書院）、『川端康成──その遠近法』（大修館書店）、『村上春樹作品研究事典』（鼎書房）、『現代女性作家研究事典』（大修館書店）他。
	原　孝夫（講師）（はら　たかお）1956年生。日本大学芸術学部美術学科卒。出版・テレビ番組等の企画・構成を中心に9社（内2社は米国）のオーナー。石巻市石ノ森萬画館等、公共施設6箇所の総合プロデューサーも務める。現在は2005年オープンの岐阜県・夢描堂のプロデュース並びに「愛知万博」の部分プロデュースの準備に入っている。電通、バンダイのコンサルタントの他、マンガジャパン幹事等も兼任。2002年7月に作品集『ブックワーク』の2冊セットが上梓された。
	日野日出志（講師）（ひの　ひでし）1946年生。漫画家。1967年「COM」10月号でデビュー。日本漫画家協会会員。マンガジャパン会員。日本デジタルマンガ協会会員。代表作「蔵六の奇病」「地獄変」「赤い蛇」（ひばり書房）等。ホラーマンガ専門に今年で37年目、総タイトル数は400作を越える。現在はデジタルメディアにおけるマンガ表現の可能性を追求しながら、絵本などの児童図書の創作に意欲を燃やしている。
	福島泰樹（講師）（ふくしま　やすき）1943年生。69年、歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー。歌謡の復権を求めて「短歌絶叫コンサート」を創出、800ステージをこなす。86年「ブルガリア国際作家会議コンクール詩人賞」、93年「放送文化基金脚本賞」を受賞。2000年第20歌集『茫漠山日記』で若山牧水賞を受賞。評論集『宮沢賢治と東京宇宙』他。CD、絶叫ビデオ『中原中也』等著作は60点を数える。毎月10日、吉祥寺曼荼羅で短歌絶叫コンサートを開催中。
	藤井正弘（講師）（ふじい　まさひろ）1931年生。法政大学文学部卒。八雲書房から読売新聞社入社。出版局で単行本や雑誌などの編集にたずさわり新聞監査委員。東京読売サービス編集制作本部勤務を経て現在フリー。
	堀　邦維（教授）（ほり　くにしげ）1954年生。早稲田大学第一文学部卒。同大学院博士課程満期退学。著書：『ニューヨーク知識人－ユダヤ的知性とアメリカ文化』（彩流社）、共著：『現代英米小説の担い手たち?、?、?』（弓プレス）、『現代の英米作家100人』（弓プレス）、『マージナリア──隠れた文学／隠された文学』（鶴見書店）、翻訳：『ポップ・アート』（洋販出版）、他。
	真鍋和子（講師）（まなべ　かずこ）1947年生。学生時代から児童文学同人「めえるひぇん」に所属。24歳で『4本のえんとつ』（ポプラ社刊）で作家デビュー、児童文学新人賞を受賞する。以後教師のかたわら創作活動を続け、著述生活に入る。『卑弥呼』『ぬちどぅたから』『リュウキュウアユ、かえってきてね』等ほか作品多数。『シマが基地になった日』でサンケイ出版文化賞受賞。現在、日本児童文芸家協会賞等の審査員。趣味は旅行、水泳。
	水口哲也（講師）（みずぐち　てつや）1965年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。ゲーム、携帯電話、テレビ、ラジオ、映画などエンターテーメントメディアのプロデュースを努める。代表作に「セガラリー」「スペースチャンネル５」「Rez」など。2002年経済産業省「ブロードバンドコンテンツブレークスルー技術等開発支援事業」審査委員。
	村上玄一（研究所教授）（むらかみ　げんいち）1949年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。読売新聞社出版局図書編集部、「季刊フェミナ」「小説フェミナ」（学習研究社発行）副編集長、「小説王」（角川書店発行）副編集長、KSS出版書籍編集部編集長を経て、現在、著述業、文芸編集者。江古田文学会常任理事。著書に小説集『ジュニアは戦争へ行った』『生き方の練習』、長編小説『死に方の実習』（創樹社刊）、社会評論『マインドコントロールに勝つ』（朝日ソノラマ）、『記者クラブって何だ』、野坂昭如との対談『亡国の輩』（角川書店）、スポーツノンフィクション『優勝祈願』（廣済堂出版）などがある。
	校條剛（講師）（めんじょう　つよし）1950年生。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。（株）新潮社入社（1973年）と同時に「小説新潮」編集部に配属される。以来、29年間同部に所属。主にミステリーの分野を担当。日本推理サスペンス大賞を日本ＴＶと共同で設立。1993年から2001年末までまる9年間、小説新潮編集長を務める。2002年4月より新設された新潮新書編集部へ異動。現在、同部編集委員。
	茂木雅夫（講師）（もぎ　まさお）1936年生。早稲田大学文学部卒。高1級検定免許取得の為、同大学国文聴講生・大学院日文特殊学生修了。在職にて日本文学研究の為、東京都立大学大学院（修士課程）修了、同博士課程（単位取得）退学。著書に『横光利一（近代小説の存亡）』『日本の小説』『横光利一の表現世界』『日本文学の魅力』『漢文法読本』『論語老子等読本』『唐詩孫子等読本』などの10種以上（単行本）。非売品に『国語教育』『世界の文学』など。横光文学会評議会議員など。
	森　詠（講師）（もり　えい）1941年生。東京外国語大学イタリア語科卒。小説家。著書『燃える波濤』（第1回日本冒険小説協会賞）、『日本朝鮮戦争』（徳間書店）、『夏の旅人』『振り返れば風』（中央公論新社）、『雨はいつまで降り続く』『冬の翼』『午後の砲声』（講談社）、『精算』（毎日新聞社）、『オサムの朝』（第10回坪田文学賞）、『那珂川青春記』『日に新たなり』『少年記オサム14歳』（集英社）、『月夜に逢いたい』（河出書房新社）、『青龍哭く』（光文社）ほか。日本文芸家協会、推理作家協会、日本ペンクラブ会員。
	森　和朗（講師）（もり　かずろう）1937年生。名古屋大学経済学部卒。元NHKチーフディレクター。「NC9(ニュースセンター9時)」、「ニュース展望」、「NHKジャーナル」など報道番組の制作にあたる。著書に『たそがれのキッチュ日本』（かや書房）、『マルクスと悪霊』（勁草書房）、『ドストエフスキー・闇からの啓示』（中央公論社）、『虚仮の島』（近代文芸社）、『仮象の迷界』（Ｄ文学研究会）、『神と科学と無』（鳥影社）などがある。
	森本謙子（講師）（もりもと　のりこ）1953年生。早稲田大学大学院文芸研究科博士課程修了。専門はフランス文学。ルネサンスの詩および言語論を研究。現在、比較文学、文化史的な視点から日本文学を読むことに関心をもっている。論文：「ルネサンスの笑い」（『国際コミュニケーション学会』）「ルイーズ・ラベ序説」（『ロンサール研究』）「鴎外の＜作品＞と＜私＞」（『江古田文学』）。訳書：コレット『花』（八坂書房）『フランス詩大系』（共訳）（青土社）。
	山崎行太郎（講師）（やまさき　こうたろう）1947年生。慶應義塾大学文学部卒。同大学院（修士課程）卒。文芸評論家。東京工業大学講師を経て現在、埼玉大学講師（日本文化研究）。著書『小林秀雄とベルクソン』（彩流社）『小説三島由紀夫事件』（四谷ラウンド）。現在連載中『季刊文芸時評』（三田文学）『平成文壇血風録』（自由）『山崎行太郎の「月刊文芸時評」』（月刊日本）。他に、「遠い青空─山川方夫の生涯」（すばる）「佐藤春夫論」（三田文学）「読書目録」（海燕）「文芸時評」（図書新聞）「斜断機」（産経新聞）等。山崎行太郎公式ホームページ―毒蛇通信― 　 http://yamazakikoutarou.gooside.com/
	山本克俊（講師）（やまもと　かつとし）1948年生。早稲田大学第一法学部卒。1972年筑摩書房入社。ちくま新書編集長、編集部全集編集室部長を経て、現在編集部参事。編集の仕事として、『草野心平全集』『新修版宮沢賢治全集』『文庫版柳田國男全集』『新書版民俗学の冒険』『金子兜太集』など。『新校本宮澤賢治全集』の索引を現在編集中。
	湯山玲子（講師）（ゆやま　れいこ）1960年生。学習院大学法学部卒。出版／広告ディレクター、ライター。SWITCH、文藝、AERA、ヴォーグ日本等を中心に活動。（有）ホウ代表。編著に『岩井俊二・四月物語』（ロックウェルアイズ）、『トリュフォー　A・ドワネル作品集』（映画パンフ書籍／ヘラルド）、『SWITCH vol.14 アムステルダムという生き方』（スイッチ）、鈴木清剛、三浦俊彦著作の文庫解説（河出書房新社）等。編集長としてクラブカルチャー誌LOVE PA!!（シンコーミュージック）既歴任。その他。
	吉田　真（講師）（よしだ　まこと）1961年生。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門はドイツ文学、演劇。特に言語と音楽の結びつきに関心があり、19世紀のドイツにおいて両者の結合に、理論面でも創作面でも最大の成果をもたらしたリヒャルト・ワーグナーを中心に研究活動を行っている。主な著作に『ドイツ・オペラ下巻』、『オペラ・キャラクター解読事典』（以上、音楽之友社）、『ワーグナー事典』（東京書籍）などがある。
	米倉　巖（講師） 1933年生。東京都立大学大学院博士課程単位取得。日本近代文学専攻。［著書］『金子光晴・戦中戦後』、『萩原朔太郎──文体核と文体素』、『伊東静雄──憂情の美学』、『萩原朔太郎の詩想と論理』『「四季」派詩人の思想と様式』『萩原朔太郎論攷──詩学の回路／回路の思索』など。詩集に『義眼』『いま、揺れている』『小さな風景』『浮熟』、小品集『宅宙庵』他。また、明治文学、福永武彦、大江健三郎などにも関心をもつ。日本近代文学会、日本文学協会、昭和文学会、日本文体論学会（常任理事）、『四季』派学会（理事）各委員。
	若水　俊（講師）（わかみず　すぐる）1937年生。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。茨城女子短期大学名誉教授。著書『中国上代説話の研究』（JCA出版）. 『徂徠と門人の研究』（三一書房）.『ことわざ・名言事典』（教育出版センター）.『鯰は踊る─江戸の鯰絵面白分析』（文芸社）。共著『食の百科事典』（新人物往来社）。論文『徂徠の孔子観』（「フィロソヒィア」第70号。早稲田大学哲学会）。『徂徠学における詩経』（「詩経研究」（9）詩経学会）など。
	和田　晃（助教授）（わだ　あきら）1942年生。日本大学芸術学部文芸学科卒。現在、日本大学芸術学部一般教育所属。論文「梶井基次郎『夕焼曇』をめぐって」（『芸術学』・昭和42年）「詩集で綴る現代詩史（戦後篇）」（共同執筆）（『国文学』昭和49年）、「梶井基次郎『栗鼠は篭にはいってゐる』覚書」（日本大学芸術学部紀要・昭和51年）。「梶井基次郎『夕焼雲』をめぐる覚書」（日本大学芸術学部紀要・昭和56年）。日本比較文学会会員、日蘭学会会員、昭和文学研究会会員、日本近代文学会会員。
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