虹待ち少女

逢風の日々徒然唄。

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あたしがほしいもの
ほしくてほしくてたまらないもの
黒いスカート
赤いネクタイ
白いブラウス
茶色いコート

あたしがほしいもの
ほしくてほしくてたまらないもの
綺麗な心
素直な口
真っ直ぐな瞳
ほんとのあたし


なり損ないの、出来損ない



あたしがほんとうにほしいのは――――



あたしがもってるもの
すてずにもってるくだらないもの
ちっぽけな自尊心
おおきすぎるプライド

あたしがもってるもの
すてられずにもってるたいせつなもの
優しい友達
優しい優しい、大切な人達


あたしがほんとにほしいもの
ちょっとした魔法の言葉

ここにいても良いっていう存在証明





久しぶりの詩は、書きにくいということが分かった。進歩?
| 00:33 | - | comments(0) | - |
「君と結婚したら

 お菓子の国へ

 新婚旅行へ行こう

 お菓子の国のお菓子は

 どれだけ食べても太らないし

 病気にならないんだ」

貴方の得意な空想噺
とっても楽しそうな夢物語
甘い甘いお伽噺
わたしはそんな貴方が大好きで

だけど

「結婚しよう

 幸せにする」

この言葉まで
空想だったらと疑うわたしが
愚かなのでしょうか

空想好きな


男の愛


(甘い夢より確かなものをちょうだい!)
| 08:08 | - | comments(1) | - |
噛み砕ききれなかった言葉が

千切れて捻れて臓腑を傷付ける

込み上げる吐き気は初恋に似て

口から覗く紅い舌

震える言葉は小鳥の囀ずり

鳥籠の中

切り取られた蒼

沈んだ楽園

堕ちた神様
| 07:59 | - | comments(0) | - |
伝えたい言葉がありました。
伝える術が見つからなくて、言いたい言葉が胸の中で澱んで、濁って。
声が出なくなりました。
伸ばした手は、肘から先がありませんでした。
辛くて辛くて、あたしは泣きました。
だけど。
だけどあたしは。
泣き顔を見せたい訳じゃない。
辛いって伝えたい訳じゃない。
本当にあたしがしたかったのは。



あなたを笑顔で抱き締めること。
| 21:46 | - | comments(0) | - |
例えば、私をカテゴライズする為の言葉は沢山ある。
高校生だとか、女だとか。
私という存在は、言葉の積み重ねでしかないのだ。
視覚情報も聴覚情報も、感覚情報も。
外へ発信しようとすれば言葉になってしまう。

わたしはだれなんだろう。
| 20:54 | - | comments(0) | - |
優しさを傍受するためにつけこむあたしは
酷く醜い生き物だ
つけこむくせにつけこまれたくなくて
今日も偽りの仮面を被る
あなたに囁く甘い言葉は
あたしにとってただの幻想に過ぎず
本来その言葉を欲しがっていたであろう弱いあたしは
いつのまにかどこかへ行ってしまっていた
もうかえれないのよ
やさしいあのばしょには
涙の流し方なんて知らない
| 23:49 | - | comments(0) | - |
震える吐息が、壊れそうな心を溶かした。
あなたはどこへ行きたいの?
あなたは何になりたいの?
未来を見つめたことなどなかった。私にとって、生きることとは後ろを振り返ることと同義だったからだ。
私はどこへ行くの?
私は何になるの?
行く当てもないまま、一人で立ち尽くしていた。
温もりがあれば、あるいはそのままでもいられたのかもしれない。

私は今も、そこに立ち尽くしたままだ。
| 18:55 | - | comments(0) | - |
光と影の境目は、どこまでもまっすぐ。遠く遠く、届くでしょう。
あたしはその上を、ぺたりぺたり歩いてゆくでしょう。
届かないものなんてなかった。辿り着けない場所なんてなかった。そんなこどもの夢を背負ったまま、あたしは歩くでしょう。
たまに見上げる空の蒼さが目にしみて、涙が溢れても。あたしは歩くでしょう。
ゆらりゆらり。揺れる彼方。
ゆらりゆらり。揺れるあたし。
くるりくるり。回る世界。
あたしは、笑顔で手を振った。
| 18:58 | - | comments(0) | - |
わたしの中の人間が死ねばいいのに。
そうすれば世界はきっと、もう少し優しいのだろうから。
惰性に流されて生きる姿はあまりに愚かだ。
| 17:43 | - | comments(0) | - |
吐き気がする。
あたしはちゃんと人間ですか?
人間のカタチをしていますか?
やっぱり不適合じゃないですか?
強くなったふりをして、こんなにも怯えてるのに。
震える拳をひた隠し。
あなたに嫌われるのが何より怖い。
綺麗でいなくちゃ、なんて。
思ったらきりがなくて。
この手はどうしようもなく汚れてた。
| 16:01 | - | comments(0) | - |
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