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あたしがほしいもの
ほしくてほしくてたまらないもの 黒いスカート 赤いネクタイ 白いブラウス 茶色いコート あたしがほしいもの ほしくてほしくてたまらないもの 綺麗な心 素直な口 真っ直ぐな瞳 ほんとのあたし なり損ないの、出来損ない あたしがほんとうにほしいのは―――― あたしがもってるもの すてずにもってるくだらないもの ちっぽけな自尊心 おおきすぎるプライド あたしがもってるもの すてられずにもってるたいせつなもの 優しい友達 優しい優しい、大切な人達 あたしがほんとにほしいもの ちょっとした魔法の言葉 ここにいても良いっていう存在証明 久しぶりの詩は、書きにくいということが分かった。進歩?
「君と結婚したら
お菓子の国へ 新婚旅行へ行こう お菓子の国のお菓子は どれだけ食べても太らないし 病気にならないんだ」 貴方の得意な空想噺 とっても楽しそうな夢物語 甘い甘いお伽噺 わたしはそんな貴方が大好きで だけど 「結婚しよう 幸せにする」 この言葉まで 空想だったらと疑うわたしが 愚かなのでしょうか 空想好きな 男の愛 (甘い夢より確かなものをちょうだい!)
噛み砕ききれなかった言葉が
千切れて捻れて臓腑を傷付ける 込み上げる吐き気は初恋に似て 口から覗く紅い舌 震える言葉は小鳥の囀ずり 鳥籠の中 切り取られた蒼 沈んだ楽園 堕ちた神様
伝えたい言葉がありました。
伝える術が見つからなくて、言いたい言葉が胸の中で澱んで、濁って。 声が出なくなりました。 伸ばした手は、肘から先がありませんでした。 辛くて辛くて、あたしは泣きました。 だけど。 だけどあたしは。 泣き顔を見せたい訳じゃない。 辛いって伝えたい訳じゃない。 本当にあたしがしたかったのは。 あなたを笑顔で抱き締めること。
例えば、私をカテゴライズする為の言葉は沢山ある。
高校生だとか、女だとか。 私という存在は、言葉の積み重ねでしかないのだ。 視覚情報も聴覚情報も、感覚情報も。 外へ発信しようとすれば言葉になってしまう。 わたしはだれなんだろう。
優しさを傍受するためにつけこむあたしは
酷く醜い生き物だ つけこむくせにつけこまれたくなくて 今日も偽りの仮面を被る あなたに囁く甘い言葉は あたしにとってただの幻想に過ぎず 本来その言葉を欲しがっていたであろう弱いあたしは いつのまにかどこかへ行ってしまっていた もうかえれないのよ やさしいあのばしょには 涙の流し方なんて知らない
震える吐息が、壊れそうな心を溶かした。
あなたはどこへ行きたいの? あなたは何になりたいの? 未来を見つめたことなどなかった。私にとって、生きることとは後ろを振り返ることと同義だったからだ。 私はどこへ行くの? 私は何になるの? 行く当てもないまま、一人で立ち尽くしていた。 温もりがあれば、あるいはそのままでもいられたのかもしれない。 私は今も、そこに立ち尽くしたままだ。
光と影の境目は、どこまでもまっすぐ。遠く遠く、届くでしょう。
あたしはその上を、ぺたりぺたり歩いてゆくでしょう。 届かないものなんてなかった。辿り着けない場所なんてなかった。そんなこどもの夢を背負ったまま、あたしは歩くでしょう。 たまに見上げる空の蒼さが目にしみて、涙が溢れても。あたしは歩くでしょう。 ゆらりゆらり。揺れる彼方。 ゆらりゆらり。揺れるあたし。 くるりくるり。回る世界。 あたしは、笑顔で手を振った。
吐き気がする。
あたしはちゃんと人間ですか? 人間のカタチをしていますか? やっぱり不適合じゃないですか? 強くなったふりをして、こんなにも怯えてるのに。 震える拳をひた隠し。 あなたに嫌われるのが何より怖い。 綺麗でいなくちゃ、なんて。 思ったらきりがなくて。 この手はどうしようもなく汚れてた。
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