13日夜、広島市で人気プロレスラーの三沢光晴さんが試合でかけられた投げ技で頭を強く打ち死亡しました。
警察の調べによりますと、三沢さんは13日午後8時半ごろ、広島市のグリーンアリーナで行われたプロレス興行で、対戦相手にかけられた「バックドロップ」という技でリングに頭を強く打ち意識不明となりました。
「完全にピクリとも動かない状態で、救急隊員が来て蘇生活動をしてても意識が戻ってなかったので、これは危ないのかなと正直思いました」(観客)
観戦していたファンの話では、「救急隊が到着するまでに観客の一人がAEDで蘇生を試みた」ということです。意識が戻らないまま三沢さんは病院に運ばれましたが、1時間半後に死亡しました。
三沢さんは2代目タイガーマスクとして人気を集め、2000年にプロレス団体「ノア」を設立し社長も兼ねていました。(14日03:12)