北朝鮮が安保理制裁決議に対抗しウラン濃縮再開を宣言、軍事行動も警告

2009年 06月 13日 23:42 JST
 
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 [ソウル 13日 ロイター] 北朝鮮は13日、国連安全保障理事会が12日に同国に対する制裁を含む決議を採択したことを受け、ウラン濃縮作業とプルトニウムの兵器化を再開する方針を明らかにした。

 また、米国および米国の同盟国が北朝鮮の孤立化を計った場合、軍事行動をとると警告した。

 朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮外務省のスポークスマンは声明で「北朝鮮は、米国および米国の同盟国が北朝鮮の孤立化を図った場合、軍事行動をとる」と述べた。

 また同スポークスマンは、北朝鮮は軽水炉で使用するためのウランの濃縮作業を開始することも明らかにし「プルトニウムの兵器化を進める。北朝鮮は使用済み核燃料棒の3分の1以上を再処理した」と述べた。

 これに対し米国務省高官は「北朝鮮は挑発的な行動とレトリックをやめ、無条件に6カ国協議に戻るべきだ」と述べた。

 

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