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マグロ需要低迷、築地で売れ残り相次ぐ 価格も2〜3割安

 高級魚のマグロの需要不振が鮮明になっている。東京の築地市場のセリでは通常では発生しなかった売れ残りが相次ぎ、落札価格も前年同期に比べて2〜3割安い。景気の後退で外食への客足が鈍っているほか、量販店でも消費者の買い控えが目立っていることが背景。

 大型冷凍マグロの築地のセリにかかった本数(1日約1500本)のうち2割前後が売れ残る日が目立つ。「5月中旬ごろから売れ行きの鈍さが鮮明になった」(卸会社)といい、商社などが出荷量を前月の8割に絞っているが需給は緩い。 (17:57)

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