岡山市北区建部町の八幡温泉郷を活性化しようと、市建部町温泉宿泊研修センター「サンタケベ」(北区建部町建部上)と「建部町温泉会館」(同)の利活用計画が、昨年度末に作成されている。同市はまだ公表していないが、地元の理解を得るため、早ければ7月中にも地元説明会を行う。 両施設の再整備は、旧建部町との合併に伴う新市基本計画に盛り込まれ、当初の実施工程表では、13年度までの完了となっていた。 同市は、昨年度から一般、有識者、施設利用者の5525人と8団体を対象にアンケート調査を行い、利活用計画をまとめた。 同温泉郷の始まりは、江戸時代前期と言われ、18世紀後半から本格的に開発。泉質はアルカリ性単純温泉、泉温は25〜27度で、加温が必要となっている。