追手門(おうてもん)学院大(大阪府茨木市)は12日、3年の男子学生(20)がインターネットの会員制サイトに京都教育大の集団準強姦(ごうかん)事件について不適切な書き込みをしたことを明らかにした。被害者の女子学生にも非があったという中傷にとられる内容で追手門学院大は学生の処分を検討している。
大学によると、学生は今月1日ごろ、自分の日記サイトに「報道されている内容は事実とは異なる」として、友人から聞いた「事件の経緯」を書き込んだ。批判のコメントが多数書かれたため、反論も書いた。しかし後になって自分の誤りに気づき、追手門学院大や京都教育大、京都府警などに連絡して謝罪したという。
追手門学院大はホームページにおわびを掲載した。事件を巡っては教育実習中の立命館大の男子学生が同様の書き込みをして問題になっている。【藤田剛】
毎日新聞 2009年6月13日 18時49分