岡山放送局

2009年6月13日 20時29分更新

留学生が雑草刈り取り体験

高梁市の大学で学んでいる留学生たちが、市内の山で雑草を刈り取る作業を体験をしました。
これは高梁市のNPO法人が留学生に日本の林業について知ってもらおうと行ったもので、市内の吉備国際大学で学ぶ中国人や韓国人などの留学生およそ60人が参加しました。

参加者たちはシラカシやコナラなどの木が植えられたおよそ3アールの山に入り、木の成長を妨げる雑草の刈り取り作業を体験しました。

雑草のなかには、2メートル余りの高さにまで育っているものもあり、参加者たちはNPO法人のメンバーなどから指導を受けながら、専用の長い鎌を使って草を刈り取っていました。

作業を始めて1時間ほどすると、雑草の下で成長がとまっていた木が姿を現し、参加者たちは木を育てるには雑草の刈り取り作業が欠かせないことを学んでいました。

参加した留学生の1人は「雑草の刈り取りは楽しいし、森林の保護にもつながるので体験できてよかったです」と話していました。