2009年6月13日 20時29分更新
絵本を多くの人に読んでもらうための活動をしている絵本作家、いせひでこさんの作品の原画を集めた展示会が岡山市で始まりました。
絵本作家のいせひでこさんは自分の体験を基にした作品をつくり続けるとともに大人を含め多くの人に絵本を読んでもらうための講演活動にも取り組んでいます。
会場には、いせひでこさんの最新作「大きな木のような人」の原画53点が展示されています。
「大きな木のような人」は植物園に勝手に入って、草花を抜いたり、池の魚をとったりしていた女の子が偶然出会った植物学者から命の大切さを学ぶという物語です。
原画には樹齢400年の大木をはさんで女の子と学者が話している様子を描いたものや学者にすすめられて女の子が自分でひまわりを育てていく様子を描いたものなどがあり、訪れた人たちが興味深そうに見て回っていました。
この展示会は岡山市北区のシンフォニービルで6月22日まで開かれています。