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2009/06/11

自治体における市長のリーダーシップ

本日は、午後から個人演説会の総合司会を務めました。

この個人演説会には、ゲストとして弁護士の菅野泰さんと、前安孫子市長の福嶋浩彦さんをお迎えし、候補者に花を添えるような素敵なお話をうかがいました。

菅野さんは、実は12年前の市長選に立候補して残念ながら落選していますが、その時に自分は現在の種を播いたのだと自負している、と仰いました。

また、弁護士として仕事を始めたのは27歳の時。

依頼者は若い弁護士で心配したかもしれないが、仕事はちゃんとできた。

むしろ意欲的だった、と暖かいメッセージです。

福嶋さんは、市民ネットワークにとっては地方自治の先生的な存在です。

これからの千葉市にとって大切なこととして、

国や県の言いなりにはならない・前例は変える・他の政令市と同じことはやらない・・・

という三つのポイントを示してくださいました。

そのために市役所の中で市長がどんな役割を果たすべきか、自らの経験を踏まえてのお話は、市民としても参考になりました。

福嶋さんの過去のお話も面白いですから、お時間のある方は、こちらもどうぞ。

http://fukutani.blog.ocn.ne.jp/blog/2008/02/post_ed35.html

http://fukutani.blog.ocn.ne.jp/blog/2008/04/post_def4.html

ということで、今日の個人演説会は、千葉市のこれからの市長像について語り合うという、非常に楽しく有意義な機会となりました。

総合司会者は、自らの名を名乗り忘れるなど、相変わらずのボケっぷりでございました。

助けてくださったみなさま、ありがとうございました。

2009/06/10

気分が滅入る・・・

代表に叱られました・・・。

ブログに調子に乗って書き過ぎ・・・って。

選挙運動におけるインターネットは限りなくグレーゾーンだ・・・って。

候補者の名前も書いていないし、投票依頼だってぜ~んぜんしていないのに・・・。

このブログで選挙運動していないし・・・。

選挙運動している私の活動報告なのに・・・。

それがダメ!だなんて、そんなの憲法違反だ!! 表現の自由の侵害だ!! 知る権利の剥奪だ!!

と怒ってみても、万が一応援している候補者に迷惑がかかるようなことがあっても困るし・・・。

ブログの読者の中には、実はヒヤヒヤしている人もいるようで、心配かけたくないし。

ああ、気分が滅入ります。

公職選挙法を厳格に守っていたら、有権者には何も伝えられないんですけど。

そもそもインターネットなんてない時代に制定して、今時、チョウチンなんかが出てくる法律なのですよ。

ホームページやブログは、文書図画の頒布にあたるんだそうです。

そこら辺に立っている看板と違って、意思がなければ見られないんですけど、ブログって。

頭にきたから今日はストライキをしようと思ったのですが、そんなことをしている暇もなく、電話かけ頑張りました。

え?こういった報告もダメですか?

2倍に迫る勢いの期日前投票

9日もテンヤワンヤ。

9時から鎌取駅にて政策チラシを一人ひとりに手渡しながら、お話をしました。

「期日前投票に行ってきたよ!」

という人が増えています。

前回の市長選に比べて千葉市全体では1.77倍、緑区では1.9倍(8日目で前回1040人が今回1981人)です。

期日前投票は緑区役所5階(8:30~20:00)と、土気市民センター(9:00~20:00)で13日土曜日までできます。

http://www.city.chiba.jp/senkyo/index.htm

午後は政策カーに添乗。白鳥議員と同乗、呉越同舟です。

自宅から飛び出て手を振ってくださるなど、嬉しさを越えて感動、それ以上に緊張と責任をひしひしと感じます。

P6090003_2 夕方は、鎌取駅に原口一博衆議院議員が来援。

鎌取駅では珍しく、大勢の方が足を止めてお話を聞いて下さいましたが、候補者自身はどうしても間に合いません。

「候補者の話も聞きたいのに・・・」

という真剣な声も多くありました。

私も応援のマイクを握りましたが、こういったことも議員のお仕事なんだなあと、今更思い知る未熟な市議会議員です。

2009/06/08

千葉市長選 お犬様も一票!?

P6080003 千葉日報に出ていた本日の千葉市長選の中間調査結果では、「熊谷氏リード、追う林氏、結城氏は伸び悩む」となっていますが、朝日新聞では、「激しく競り・・・」と書かれていました。

前半戦が終了し、いよいよ後半戦に突入したということです。

告示日以降は平日に地域のことが一切出来なかったので、この週末の二日間は、地域活動のハシゴでした。

その間に、どの陣営も国会議員が乗り込んできて、小学校の参観日状態ですが、世論を喚起するという効果は確実にあります。

さて、今日は花見川区を確認団体カー(政策カー)に乗って走り回っていました。

きれいな声のウグイスさんが2名と、市民ネットワークの長谷川ひろ美さんも同乗していたために、私はマイクをあまり握らなくても良く、そのおかげで、最近気に入っている業務に専念することができました。

最近気に入っている業務とは、走り回る政策カーの中から、遠くにいる人に向かって手を振って呼びかけ、笑顔にさせる・・・これです。

「よろしくお願いしま~す!」という呼びかけに対して、手を振って応えてくださるのはこの上ない幸せですが、顔を上げて笑顔を返してくださるだけでも、その瞬間が嬉しいのです。

もちろん、かたくなに眼を合わせてくださらない方もいらっしゃいますが、それも反応の一つとして、きちんと受け止めその意味を考えたりします。

こういった一つ一つの反応で、その町のご機嫌が何となくわかるのです。

選挙は苦手ですが、こういった空気を感じることは、とても大切なことだと考えています。

正直なところを打ち明けますと、ここ数日は吠えている犬にも、心から「お願いしまーす!」と、頭を下げたくなるのです。

我ながら、けな気です・・・。    

写真は、市長選挙とは全く関係ないのですが、日曜日に子どもたちが植えたこだわりの花壇、「マリーゴールドのお星様」です。

2009/06/06

千葉市長選 またもや若葉区

6月5日は告示日からやっと6日目で、朝は誉田駅に行きました。

確認団体の旗を2本立てて、政策チラシを配布。

もう一人の候補者の支援団体も先着していて、候補者の個人名の旗を数本立てて、同様に政策チラシを配布。

どちらも候補者が未着なので、今ひとつ盛り上がりに欠け、政策チラシの受け取りは今ひとつですが、「この候補者をよろしく」と、お願いできるのはこの期間だけです。

9時には鎌取駅に移動して同じく政策チラシの手渡し。

早朝に比べると行き交う人も激減し、ゆったりしています。

会話をしながらチラシを渡せるので、この時間帯の駅頭が私は好きです。

P6050016 午後は若葉区で候補者カーに添乗しました。

車の中や道行く人、お店の中や住宅の2階の窓からも手を振ってくださり、元気が出ます。

候補者は丁寧なスピーチを続けます。

私は、遠くの方にいる人にも「よろしくお願いしま~す!」と大声で呼びかけ続け、喉はイガイガしています。

今日はカラスでもなく、まるでキジのようです。

雨も降り出しましたが、窓は全開。

雨に濡れて深い緑色に変わっていく若葉区の風景は、素晴らしいものでした。

緑区もすごいけれど、若葉区も広いなあ・・・と実感です。

2009/06/04

千葉市長選 選挙運動あれこれ

選挙戦は5日目。今日はお昼前に事務所に出向き、電話で投票のお願い

お昼時には、確認団体の政策カーに乗り込んで、ウグイスさんのピンチヒッターを務めました。

やってみてしみじみ感じるのですが、短い言葉でメッセージを的確に伝えるのは意外と難しいのです。しかも、本家ウグイスは、声も発音も美しいのですが、私の場合は、どう頑張っても、せいぜいカラスかキュウカンチョウ。

イメージしているようなウグイスに、どう頑張ってもなれません。

力だけが入って似て非なるウグイスですが、とにかく何かしゃべらにゃならぬ

中央区から稲毛区あたりを1時間30分ほど走り回りましたが、その辺りのみなさま、ご迷惑をおかけいたしました。

夜は、資料を届けてほしいと電話で言われた方々のところに、政策チラシをお届けに回りました。

明日は朝の誉田駅頭に始まり、午前中の鎌取駅、その後は若葉ネットに移動して、午後は候補者カーに乗る予定です。

候補者カーはガラス張りだとうことを、みなさんご存知でしょうか?

ガラス張りの市政を目指すからだそうですが、中が丸見えなのは、やはり緊張するのだそうです。市役所も、コレですね。

このガラス張り、明日の午前中は緑区内を走る予定だと聞いております。

見つけたら、中を見通してくださいね。

2009/06/03

千葉市長選 緑区から都賀駅に

午前中は緑区ネットで運営委員会

市長選が始まって4日目になりましたが、これから投票日までに緑区ネットができることについて、話し合いました。

公職選挙法の縛りの中で、何ができて何ができないかを確認しつつ、手探りです。

まずは、電話かけ公選はがきという基本的な活動を分担し、それから個人カンパを集める工夫について話し合い、街頭でいかにアピールできるかを話し合い・・・と進めていくと、結構忙しくなります。

午後は、選挙事務所に出向いて応援依頼の電話かけ。

知り合い対象の電話かけですから、安否確認を兼ねて。懐かしい声を聞くと、お互いに元気になります。

夕方。

若葉区の都賀駅まで出しゃばって行き、若葉ネットのみなさんの仕切りによる駅頭の応援チラシまき・・・のつもりで行ったのに、突然マイクを回されて、応援演説を少々。

すかさず、居合わせた無所属の鈴木議員にマイクを回しました。彼も思いがたくさんあり、マニフェスト作りの大戦力でもあり、素晴らしいスピーチです。

7時近くに前安孫子市長の福嶋浩彦さんが登場。

地方自治の実践的オーソリティとして、千葉市の将来について大いに語っていただきました。

本日も午後8時、公職選挙法ギリギリの時間まで、マイクを使っての駅頭でした。

都賀駅の反応も良くなってきている・・・とは、若葉ネットのメンバーの弁です。

西友で自分のお弁当だけを調達して帰路につきました。

家族に「ジコチュー」と批難される所以です。

2009/05/31

千葉市長選始まる!

いよいよ千葉市長選挙が始まりました。

初日の今日は、9時に事務所に駆けつけて出陣式に参加。その後事務所の溢れんばかりの人たちは、第一声を発する千葉駅前クリスタルドームに移動しましたが、私は守り人会議に参加するため緑区に舞い戻りました。

夕方は午後5時から鎌取の緑区役所とジャスコ間の遊歩道で、街頭演説会

4年前、田中康夫さんが来た時よりも大勢の人が駆けつけてくださいました。雨の中、演説に耳を傾けてくださったことがありがたく、候補者も一層元気が出たことと思います。

ゲストの河村たかし名古屋市長が訪れる前に、演説が終了した候補者とともに外房線に乗り込み、千葉駅まで移動しました。

こちらもすでにたくさんの人垣ができていました。

工夫を凝らしたわかりやすい政策チラシが出来上がっています。

市長にお任せするのではなく、今こそ、市民の参加で市政を変えていこう・・・多くのみなさんに、そう思っていただけるよう、2週間頑張ります。

2009/05/30

明日から市長選 名物名古屋市長が鎌取駅に

明日はいよいよ市長選の告示日です。

今日は、午前中緑区ネットの事務所で明日の告示日の役割分担について打ち合わせ。ポスターを公営掲示板に張りに出る人、連絡を受ける人、出陣式に参加する人など、早朝はちょっと忙しくなりそうです。

午後は、先ほどのブログでお知らせしたように、蛍の道しるべのキャンドルをみんなで作りました。

夕方は、残った街づくり通信のポスティング

現在配布しているチラシは、告示後は配れなくなるからです。

昨日の臨時議会で、くまがいさんは討論の最後に「たくさんの方々ににお世話になった」と挨拶をしていました。その時は気づきませんでしたが、後になって、退路を断った不退転の決意だと知り、驚くとともに責任の重さを感じています。

    

さて、明日の夕方は鎌取駅河村たかし名古屋市長がやってきます。

そのセレモニーに、私もメッセンジャーとして組み込まれています。

苦手な役回りですが、くまがい俊人さんを応援したい気持ちをしっかり伝えるために頑張ってお話をします。午後5時からです。

皆さんは、ぜひともくまがい俊人さんと、政令市名古屋の河村市長のお話を聞きに、鎌取駅にお出かけください。

2009/05/24

つながり効果

P5230004 この週末の二日間は、精神的にとても忙しい二日間でした。

まず、23日はおゆみ野地区の五つの小学校の運動会。時間の都合で金沢小にしか応援にはいけませんでしたが、来賓席で地域の情報などを聞かせていただき、顔を出したかいがありました。

大きな6年生の傍らで活躍している1年生の姿にちょっと癒され、元気づけられます。

10時からは市民ネットワークの政策宣伝カーに乗り込み、1時間ほど川本県議とネットの仲間とともに街宣。ところどころ降り立って辻演説。

11時に誉田の岡島事務所にくまがい俊人さんをお迎えにいき、ネットの車に同乗していただいて街宣です。辻演説(スポット)も4か所ほど。

P5230009 午後1時からは、鎌取コミュニティセンターで、お知り合いやネットの会員さんに声をかけて集まっていただき、くまがいさんと、まちづくりについて語り合おうという企画をしました。

みなさん、言いたいこと、聞きたいこと、確かめたいこと・・・が山ほどあります。

1時間少々の時間でしたが、おおいに盛り上がりました。

中には愚痴のような投げかけもありましたが、くまがいさんは真摯に受け止めてくださいました。

さて、24日。

午前中はまち育ての審査会の傍聴。半日間、ずっと聞いていましたが、さまざまな団体が育っていることを確認。詳細は後日報告でお許しあれ。

午後3時からは、千葉駅クリスタルドームで行われたくまがいさんの大決起集会へ。入れ替わり立ち替わり議員が応援演説をした中に、私も市民ネットワークの幹事長として組み込まれています。

予想外の熱気のある会場となり、わずか5分足らずのスピーチでしたが、緊張しました。ひとまず、この二日間の企画をこなし、ホッとしています。

会場で、このブログをたびたび訪れてくださっている方何人かに声をかけられました。

嬉しいことですね。疲れも吹っ飛びます。

選挙の大きな効能、つながり効果を感じた二日間でした。

2009/05/23

千葉市の今と将来について一緒に考えませんか?

運動会シーズンです。

秋の運動会から、春開催が多くなり、この季節は小中学校の運動会が増えています。

入学早々の大きな行事で1年生は大変ですが、こういった行事は子どもの成長を一気に促し、子どもの育ちにはハード面ソフト面の環境作りがいかに大切か、ということを、感じさせます。

そのための予算をしっかりつけることが政治の役割であり、内容に干渉するのは大きなお世話です。

さて、そんな子どもたちのためにも、この千葉市や身近な地域の現状、そしてこれからどうしていこうか、ということを語り合いませんか?

くまがい俊人さんを招いて、私たちの思いを伝え合いたいと思います。

誰にも参加しやすいように、街頭での青空懇談会や移動懇談会も企画してみました。

覗いてみてくださいね。

  • 11時20分~40分    おゆみ野南公園 バックネット裏
  • 11時50分~12時20分 ヤオコーおゆみ野店 遊歩道~冬の道
  • 13時~14時30分    鎌取コミュニティセンター

2009/05/07

熊谷俊人さんとの意見交換

P5070004 市民ネットワークちばの事務所に、市長選にチャレンジしようとしている熊谷俊人さんに来ていただき、その決意をうかがいました。

その後は意見交換・・・というより質問攻め(?)によって、考え方や政策、人となりなどに触れることができました。

さすがにどのような質問が飛び出しても動じることなく、堂々とお答えいただいたと思います。

意見交換終了後、市民ネットワークちばとしては、熊谷さんに千葉市長になっていただくために応援していく、ということを合意しました。

応援の具体的な形については、もうしばらく時間をかけて探っていくことになりますが、実現して欲しい政策なども多々ありますので、それらについても今後協議をしていければと考えています。

さて、本日集まった市民ネットワークのツワモノの皆さんが、熊谷さんにぶつけた質問は以下のとおりです。

  • 大阪府の橋本知事などトップダウンのリーダーシップについてどのように考えるか
  • 議会に対してはどのような対応をするのか。オープンな議論、根回しはしない、市民の目前でがちんこできるか
  • 市長として個人的なシンクタンクやネットワークが必要だと思うが、どのように考えているか
  • プロフィールを教えてほしい
  • 変わることへの職員の抵抗が大きいと思うがどうか
  • 憲法についてはどのように考えるか
  • 憲法に謳われている個人の尊重についてはどう考えるか
  • 教育行政への関わりについてはどのように考えるか
  • 若すぎるという反応についてはどのように対応するか
  • すでに離党した民主党との折り合いは
  • 女性観について聞かせてほしい
  • 科学の千葉市にとあるが、具体的には
  • やらねばならない最初の事業は何か
  • 首長の多選と市民ネットワークの2期原則についてはどう思うか
  • 市議選の補欠選挙はあるか
  • 知事選は期間が短か過ぎて失敗したが、短期間選挙の戦略は
  • 政党色は出してほしくないが、どのように考えているか
  • 参加と協働についてはどのように取り組んでいくのか
  • わかりやすいスローガンはあるか
  • 小沢問題についてはどう考えるか
  • 住基ネットを信用し過ぎることへの危惧は
  • 市民のつくる会や共産党との共闘については、今後どのように取り組むのか

さて、これらの質問に対して熊谷さんは、何と答えたか・・・。

その回答について気になるものがありましたら、是非とも街頭で彼をつかまえて、尋ねてみてください。

政策も大切ですが、とにかく直接触れてみるのが一番です。

緑区ネットにも来ていただきたいと考えていますので、その際にはお知らせいたします。

2009/04/11

あまりにも単純短絡単細胞 森田千葉県知事

知事が変わった千葉県では、4月22日に臨時県議会が召集されます。

開会は午前10時とのことですから、是非とも傍聴に行かれることをお勧めします。

新知事の言動は、しっかり見守る必要があるぞ・・・という思いを日々強くしているからです。

というのは、就任早々森田知事が会ったのは、麻生首相、石原都知事、松沢神奈川県知事、上田埼玉県知事、金子国土交通大臣。

要するに権力のありそうな人たちに、握手を求めて動き回ったというわけです。

森田千葉県知事のお願いは、アクアライン800円と成田羽田間のリニアモーターカー。こんな単純路線でいいのだろうか!?

5人とも、はいはいがんばりましょう・・・というような受け答えで真剣に相手にされていないことは明らかで、金子大臣に至っては、千葉県がどんな努力ができるか考えてごらん・・・と言っていましたね。

我らが鶴岡市長も、そもそも県に対しては敵意むき出しですが「元気がいいからといってできることではない」と、一刀両断。残された任期わずかにして、冴えています。

そしてついに、森田知事は八ツ場ダム建設推進と言い出しました。そんな、短絡な・・・!

選挙期間中は「ダム建設費全体で9000億円、千葉県の負担金も760億円に及ぶことから、関係都県と十分協議・検討した上で対応を考えるべき」(読売新聞)とアンケートに答えています。

さっそく公約違反のようなことになってまいりました。

よもやアクアライン800円と、八ツ場ダム760億円を引き換えにする密約を交わしたのではあるまいな!?と穿ってみたくなります

すでに、意思決定のプロセスが隠され、由らしむべく知らしむべからずの政治姿勢が表れています。要注意!なのです。

               

そんな中、今夜は「森田健作氏を告発する会」が設立されました。告発の委任状もこの短期間で400人以上から届いているそうです。

当選を目的に、自民党支部長でありながら「完全無所属」とし、自民党員であることを意図的に隠し、有権者をだましたということで、公職選挙法235条第1項違反であること、

外資系企業から違法献金を受けていたことによる政治資金規正法22条の5違反であること、が理由です。

さらに05年2月に山崎派と甘利行革相の資金管理団体から受け取った資金の記載漏れも発覚。

怒るというよりばかばかしくて思わず笑っちゃう・・・のも通り越して、悲し過ぎて涙も枯れそうです。

ところで、女子大生が作ったコンビニ弁当を試食してご機嫌の森田氏曰く

「いいお嫁さんになれるよ!」

何と単細胞!!弁当作れるくらいでいい嫁になれるほど、嫁行は簡単でも甘くもないぞ!と、やっぱり最後は怒りで終わらせていただきます。

2009/03/23

イザ聞かん!知事選の候補者のお話

P3230016 午後5時30分から、千葉市市民会館において県知事選の5人の立候補者による合同個人演説会がありました。

主催は青年会議所。

私自身が応援している候補はいますが、他の候補の主張もしっかり聞き、相対化してみることも大切だと思います。

4つのテーマについてそれぞれ3分間ずつ主張を述べるというルールで行われました。

4つのテーマとは、財政再建・医療再生・雇用対策・青少年の健全育成ですが、中でも、青少年の健全育成に関しては、私自身地域で長年にわたり関わってきていますので、5人の違いを興味深く聞きました。

県知事選の候補者の演説会のテーマとして取り上げられたということは、今や次代を担う青少年の育成は、重要な課題となっている、ということでしょう。

観念的な施策では実効性はないと思いますが、ご参考までに・・・。発言順です。

【白石候補】

県・警察・地域・家庭の連携が必要。すこやか子ども条例を制定する。地域活動を推進してゆるやかなつながりを作る。初期的な情報を警察と学校で共有し、立ち直り支援をする。メディアなど悪影響のあるものの指針を作る。

【吉田候補】

地域が連携して学校と家庭とが一緒になれるよう、学校を地域のセンターとし、学校区ごとに予算を振り分ける。そこでは先生の雑務もフォローできるようにする。学校区の緊急時メール配信システムで、人と人との絆をつくる。

【西尾候補】

マモルちゃん運動(ナー・ラル・ール)を起こし、規範意識の醸成を図る。脱夜更かし社会の提唱をしたい。スポーツ振興条例を作る。

【森田候補】

自虐的な、個人を最優先する教育によって人を思いやる考え方が薄れている。子どもたちが大人を見ている。給食費を払わない人が10万人いるが、そのうち7割は払える。道徳教育・心の教育をまずやる

【八田候補】

青少年問題の原因はさまざま。子どもの権利条約に基づいて生きる力を身につけることが大切。少人数学級の実現。非正規の教員を減らし、正規の教員を増やす。被虐待児童を収容する保護施設が少ないので整備する。

            

私が感じていることは、青少年の健全育成は地域の私たちが如何につながって、それぞれの役割を果たせるか、そのために自治体はどんな仕組みや道具を提供できるか、がポイントだということです。

公権力に頼ったり、イデオロギーで何とかなるようなことではないよなあ・・・と、日々実感しています。

追記

この日の写実的な報告は、大野博美県議のブログにもあります。

http://kengi-blog.cocolog-nifty.com/kengogo/2009/03/post-41d4.html

            

2009/03/14

おゆみ野まちづくり協議会が発足

P3140008_2  おゆみ野まちづくり協議会が発足し、そのお披露目会が、本日14日の午前中に鎌取コミュニティセンターで開催されました。

この会は、住民と行政と事業者とが手を携えてまちづくりをしていこうというものです。

今まで、前哨戦として、おゆみの女性の会でもまちづくり連続学習会を開催し、自転車共生会議でも社会実験を行い、市民ネットワークみどりにおいても再三交通アンケートを行いおゆみ野の課題をあぶりだしてきています。

また、毎日のように地域を巡回しながら、地域情報を発信している人たちもいます。

今回、それらを網羅するような、地域全体で課題解決に取り組む連携づくりに向かって歩み始めました。

今日は、発足のセレモニーらしく、来賓の緑区長をはじめとして、

NPOまちナビ倶楽部理事の小手川征三郎さん(元住都公団でおゆみ野のまちづくりに関わった)

国土交通省関東運輸局の佐藤由祐さん

日本大学名誉教授の榛澤芳雄さん

小湊鉄道株式会社常務取締役の久我義範さん

千葉中央バス株式会社常務取締役の山原英夫さん

UR都市再生機構千葉・市原開発事務所長の色川一紀さん

という面々を招いて、講演などがありましたが、時間の都合で、せっかく揃った交通政策の専門家のお話を十分にうかがうことができませんでした。

とりあえず、専門家側は顔がつながった、というところに意味があるといたしましょう。

一方、住民側ですが、これからこの会の組織づくりをきちんとしなければなりません。

今回は、発足に向けて、社会福祉協議会おゆみの地区部会のみなさんが、大変努力をされました。

その結果、8人の推進委員と3つの柱は何とか決まりました。

これから丁寧に地域に投げかけて、意思ある人々の参画を促していくことが大切です。

おゆみ野の交通、子育て、景観、環境、防犯防災等々、課題はたくさんありますが、たくさんの知恵が集まれば、まだまだ幅が広がることも考えられますし、誰でもアクセスできるという公共性を担保できるか否かで、この会の成否も左右されると感じます。

2009/02/13

立場を変えて 事業仕分け

予算編成過程が公開され、12月から各局の要求内容が千葉市のホームページ上に掲載されたことはすでにお伝えしていますが、公開が実現したら次のステップです。

市民の手によって事業内容を検証し、予算化することの是非を議論するのです。

この取り組みを『事業仕分け』と呼びますが、今日は、その実験をしてみました。

Dsc02022_2 これは・・・と思う8事業を選択し、

  1. 行政側の説明 7分間
  2. 市民からの質疑と行政の応答 5分間
  3. 行政側からの反問 2分間
  4. 市民側からの結論宣告 2分間

というルールにのっとって簡易なディベート形式で行います。

やり取りを聞いていた聴衆には、最後に不必要だと思うベスト3の事業を選択してもらいました。

行政側の役割は、事業について詳しく説明をする必要がありますので、超党派の議員が担いました。

市民側は、学生さんからリタイア組まで幅広い年齢層、もちろん、男女問わずです。

私は、税特別徴収(年金から市民税を天引きするというシステムを作るための予算化)に関しては市民の立場で参加

行政側の立場としては、西口再開発事業について、所長の特命担当官として説明をいたしました。

相手をしてくれたのは、千葉大学の学生さんが3名です。

これは、私にとってとても良い刺激となり、勉強になりました。

この頃は、ついついカネメ中心思考になり、採算性はどうか、国費と市費の割合はどうか、市債発行はどうか・・・という点ばかりに目がいきがちですが、学生さんたちの質問はもっと視野が広いものでした。

たとえば、

  • 西口と北口や東口との回遊性はどうなるのか
  • 西口の再開発によって千葉駅周辺が自転車で自由に行き来できる街になるのか
  • 活性化を図ろうとしている栄町への影響はないか
  • 西口から市役所方面にバスを発着させたら、モノレールの乗降客が減るのではないか
  • 経済波及効果と雇用者見込み数の算出根拠はどのようになっているか
  • 現在でも東口の空き室率が高いのに、入居の可能性はあるのか

など、まちづくりの視点で、市民が街の中で活動し移動するという明確なイメージを持って迫られました。

そうだよなあ・・・と思いました。どんなに立派な箱モノや道路を建てても、移動が困難で、市民の流れが滞るようなまちづくりでは、魅力的で楽しい街とは言えませんものね。

されど、今日の私は西口再開発を推進するという特命を受けた者です。かくして、一生懸命反論いたしました。

千葉の顔として、港に通じる玄関口として、西口は大変重要でございます。

また、一時的に立ち退いてビルが建つのを待っていらっしゃる方々もございます。行政といたしましては、立派なビルを建てるのが責務でございます。

また、港に通じる道路に関しましては、たとえバスにはご遠慮いただいても、街路樹の美しさや散歩道、これからは自転車走行レーンの設置など、車以外にも利用方法はございまして、道路は、広ければ広いほどよろしいかと考えてございます!?!?!

ところで、本日の参加者によって選択された不必要だと思われる事業は、

モノレールの延伸、蘇我と総合スポーツ公園整備、西口再開発事業、弁天地区複合施設整備事業、水道大三次拡張事業の5事業で、これらを廃止することによって40億円ほどがほかにまわせる・・・ということになります。

どんな事業に回したら良いか、については、市民ネットワークが提案している予算要望の中から各自10事業(ネットの提案はソフト事業ばかりなので、経費がそんなにかかりません)を選んでいただきました。

結果については、これから集計がされます。

2009/02/07

分権と市町村合併、そして・・・

P2070002_3 今日は市民ネットワークちばの総会で、第二部として市民派首長によるパネルディスカッションを開催したのですが、これがたいそう面白く、ここで事前にご紹介してお誘いしなかったことを、ちょっと悔いました。

パネラーは、長生村長の石井俊雄さん、四街道市長の小池正孝さん、袖ヶ浦市長の出口清さんで、コーディネーターは元安孫子市長の福嶋浩彦さんです。

この4名の首長ならびに首長経験者が、2時間という短い時間の中で、自己紹介と進めている施策、合併、住民投票という切り口で分権とは何か、というテーマに迫りました

特に合併については、国が「合併特例債」という飴やニンジンをぶら下げて、市町村合併を推し進めてきましたので、どの市町村も多かれ少なかれ踏み絵を踏まされています。

今日出席した首長の市村は、どこも合併はしていません。合併についての思いは、以下のようなものでした。

  • 財政が苦しいから合併したのに合併したらさらに苦しくなっている
  • 合併するということは、巨大な恐竜になるようなもの。血液が指先まで行かなくなり、痛いと感じるのに時間がかかるようになる
  • 合併をすると、顔が見える自治が無くなる

そして、四街道市は千葉市との合併を住民投票で否決しましたが、小池市長は次のように語りました。

  • 四街道市は千葉市と合併すると、100万都市の一部として四街道区になり、議員定数が数人になってしまう。ということは小さな声が届かなくなり、千葉市の中央まで出向いて要望を言わなければならないが、数多の課題の一つとしてなかなか聞き入れられないだろう。結果として統治された民として生きる道を選ぶことになる。大きな規模でしかできないことは広域行政という仕組みがあるから、それを使えば十分である

千葉市民としては考えさせられる言葉です。

千葉市も区への分権、権限委譲を進めるべきと主張してきましたが、この言葉を聞き、都市内分権を進めようという思いを、さらに強くしています。

ところで国ですが、21年度に向けて、合併するならあと1年で真剣な検討を行い、早急に結論を出してほしいと言っております。

今後は「集約とネットワーク」の考え方に基づき、定住自立圏構想なるものを掲げたのです。

この定住自立圏って何だかわかりますか?

三大都市圏以外の圏域で、「私が中心市です」と手をあげ、その周りの市町村が「私が周辺市になります」と答えて、定住自立圏形成協定を結び、定住自立圏共生ビジョンを策定した中心市及びその周辺市町村の取り組みに対して、財政措置を講じるというものです。また、国が机上の空論ゲームを始めたと思いつつも、道州制を見据えてのしかけかな?などと勘繰ったりもしています。

すでに、24市がモデルとして名乗りを挙げているとか。。

国の猫の目政策にも呆れますが、しかし合併は失敗だったということを内心認めたということでしょう。

2009/02/05

まちづくりのワークショップに挑戦

P1180025 今朝の鎌取駅頭で、早朝駅宣シリーズは一旦終了です。

これから春に向かうとはいえ、まだまだ寒さ厳しい中ですから、ひとまずほっとしています。

今日は事務所にて、子どもの居場所に関する相談が1件。いろいろお話を聞いている傍らでは、続々届くアンケートの集計作業が進んでいます。今日も15通ほど届いていました。

午後は、国際交流プラザで開かれたまちづくりワークショップに参加。

今回の講師も、おゆみ野で活動している団体で、「自転車共生会議」の代表清水さんでした。

自転車共生会議には、私も末席に連なっていますので、その成り立ちからよく知っているつもりでしたが、こうして説明を聞いてみると「あの時がポイントだったんだな・・・」などということを改めて確認できました。

今日の講座は、後半でやってみたいことを話し合うというグループワークがありました。わたしは、地域で誰もが気軽に立ち寄れる居場所を作りたいと思っているグループに参加しました。

話が具体的になればなるほど、活動の阻害要因が気になって前に進まなくなります。阻害要因の中には、工夫すれば解決できることと、市民の力では解決できないこととがあります。

それでもとにかくやってみよう!と思えるようになるには、同じ思いの仲間か、よほど強い意志を持つしかありません。強い意志と言われても・・・ねえ。

そこで、ワークショップには行政の立場からも参加し、市民とテーブルを囲んで、何がサポートできるか、行政としてはどう考えるか、すでにどこかで行われているか手つかずなのか・・・など、互いに情報を出し合うというのはどうだろう?と思いました。つまり協働です。

それにしても、「ハードのまちづくり」に比べて「ソフトのまちづくり」は広範で、今日のワークショップも、自然系、安全安心系、活性化系、居場所系と別れましたが、同じようなことを考えている人たちに出会うと、元気になりますね。

次回は、2月12日です。以前にも取り上げた記事の、今日は2回目でした。

http://fukutani.blog.ocn.ne.jp/blog/2009/01/post_4b24.html

(写真は記事とは関係がありません。森の子どもたちがあまりにかわいかったので・・・)

2009/02/03

学びました!千葉市のごみ処理

P2030006 昨日お知らせした出前講座。

あの急なお知らせをタイムリーにキャッチしての飛び入り参加もあり、あったか~いつながりという貴重な付加価値のついた出前講座となりました。

北谷津清掃工場が老朽化のため平成28年までしか稼働できないが、建て替えには182億円ほど要するので建て替えを断念し、今までの3清掃工場体制から2清掃工場体制にすることを決めた。したがって、ゴミの焼却量も3分の1削減しなけれなならない」

と、3分の1ゴミ削減の根拠を聞き、千葉市のごみ処理費は、年間161億円で、一人当たり18000円と、まずは知りました。

削減のための取り組みを確認すると、

資源化のための生ゴミ回収を大椎町で取り組み、メタン発酵施設に運んで発電してきたが、幸町や加曾利町にも拡大。啓発としては、幼児向け、小学生向け、中学生向けに環境教育の冊子を作成している。小学校では分別スクールを行い、今年は80校だったが、来年は全校(120校)で行いたい。古紙のステーション回収を始めたが、プラスチックゴミの回収も22年ころには取り組んでいきたい。」

で、結局、ゴミを減らすためには何が最も重要かといえば、

発生抑制です。買いすぎないこと。食べ残さないこと。」

など、自由な質問を差し挟みながら、いろいろなことを確認しました。

参加者からは、レジ袋についての対策や雑紙(ザツガミ)の出し方、回収した古紙やプラスチックなどはその後どうなるか・・・と、次々と疑問が出ました。

さらに、携帯電話1トンから金が150グラム取れる(自然界からだと鉱石3トンから10グラム)のに回収ができないこと、カセットテープは不燃ごみだけれど可燃ゴミに出していただかないとテープが破砕機にからまってしまうこと、ペットボトルのラベルははがさなくていいこと、剪定枝を細かく砕いてチップにする機械の貸し出しをしていること・・・など、初耳!というものもありました。

P2030008 さて、話ははずみ、生ゴミのたい肥化に挑戦してみたい、そのたい肥で野菜を作ってみたい、畑もやりたい・・・と夢が膨らみます。

そこで、次回は生ごみ処理について勉強してみよう・・・ということになりました。

母たちが熱くなっている間、子どもたちはマイペースで遊んでいます。時々ママの存在を確認に来ますが、再び遊びの世界へ。

子どもを傍らに置きながら学び合う機会は、大切です。

2009/01/24

理想と現実 ローテーションと後継者

午前中は議会棟の会派控え室に出向きました。

休日の庁舎は閉庁していますから、玄関は閉まっています。したがって地下1階の守衛室の窓口で氏名と登庁時間を記入してから中に入らなければなりません。

さらに、休日は庁舎の維持管理作業をしていることが多く、今日は「消毒の日」です。午前中に室内をすべて噴霧するのだそうです。

風邪ひきの私は、消毒された方が良かったのでは?という意見もありましょうが、会議中につき、ネットの控え室の消毒は今回はお断りしました。

さて、本日の会議は鶴岡市政の8年間の検証について。財政、まちづくり、モノレール、市民参加、リーダーシップなどそれぞれの観点で検証をしてまいりましたが、そのまとめ方についての打ち合わせです。

何もこんな休日に・・・と思うのですが、みんな忙しくて、こんな日のこんなタイミングしか集まれる時が無いのです。それも、1時間半余りです。

P1240002_2 午後は、市民ネットワーク千葉県の定期総会です。

今年は、代理人2期ローテーションについて熱い議論が交わされました。議員経験者を地域にどんどん増やしていくという理念は是非とも実現したいことですが、2期ローテーションを原理原則にすることには、それぞれのネットの事情が違いすぎて合意することはできませんでした。

「ネットは2期ローテーションでしょ?この次はもう出ないの?」

というご質問は私自身も時々受けていましたが、そのことについてじっくり考える時間も持てないのが現実です。解決すべき課題が山積で、2期ローテーションについて外部の方々のご意見を十分に伺うと言う時間をとってこなかったことは確かです。

時々小耳にはさむのは、2期8年くらいで変わったほうが新鮮でいいと言う声や、2期8年で何が出来るのか無責任だと言う意見、また、そんなことはどっちでもいいではないか、と言われたりもします。

いずれにしても、いわゆる『後継者』についてそろそろ考え始めねばなりません。

鶴岡市長のように、「立派な後継者が育った」と胸を張りたいのですが、自分が育つのにも四苦八苦。ともに活動でき、理解し合える仲間を作っていくのが精一杯です。

3時間近い総会となりましたが、病み上がりにはなかなか刺激的でした。夕方の交流会は大事をとって欠席させていただきました。

2009/01/20

ミセスボンドの接着業務

P1180033 18日の日曜日の午後は、緑区ネットの事務所で新年意見交換会を開催しました。

議会報告会では私が報告したテーマに沿った話ばかりになりがちで、日ごろ一人ひとりが問題ありと思っていることが話題になりにくいのではないだろうか、と感じていました。

本当の声が拾えているだろうかと・・・。

そこで、今回は何でもありの会。

とはいえ、いきなり「どーぞ!」と言われても困ってしまうので、まずは出来立てほやほやの通信に掲載した道路問題についてのご意見をうかがってみました。

この道路は、おゆみ野からあすみが丘まで貫通する都市計画道路で、途中市原市を通過することもあって、完成は難しいだろうとされている道路です。

必要性に関しても、外房有料道路が一部無料になり大網街道の渋滞も緩和されていることから、おおいに疑問です。

計画自体を無くしてはどうかと問題提起しましたが、この議論が盛り上がりました。

予想に反して、計画を撤回してはならないあくまでも造ることを目指すべき、というご意見をいただいたのです。

いや、必要ない!将来ビジョンも分からない、というご意見も飛び出し、それぞれの立場から考えていることを出し合いました。

結局は、計画した以上、安易に撤回するのは無責任。計画として残して、取り組める状況になったら整備すべき。ただし、現状ではきわめて優先順位は低く、今取り組むべきではない。

というところに、落ち着きました。あっちこっちへと話が飛びながらも、なかなか楽しいディベートタイムとなりました。初対面の人同士とは思えない和やかさです。

他には、青少年の問題、子育ての問題がリタイア組みから出され、さらに

「地域ぐるみの学校安全体制の報告会をあんなに立派にやっておきながら、中学校のガラスが割られるなんて、どうなっているの!?」

という厳しいご意見も。

「夜間パトロール、一緒にやってあげるよ」

という心強いエールも添えられました。

こういった力をつないでいくことも私の役割で、これを接着剤業務と密かに名づけ、「ミセスボンドの接着業だ!」と、自らに言い聞かせています。

2009/01/16

まちづくりへの一歩を踏み出そう!

市民参加といわれ始めたのは今から10年以上前で、当時は、

「市民参加といってもどこにどのように参加したらいいんですか?」

としばしば尋ねられました。

今では、市政への参加もパブリックコメントインターネットモニター各種審議会の公募委員ワークショップへ参加しての提案など一市民として発言する場が制度的に位置づけられてきています。

さらに、行政から依頼されたことをするのではなく、自ら発見した課題に積極的に取り組んでいる市民も増え、まちづくりを市民自らの手で行うという機運も出始めたように感じます。

ところが、一方では、まちづくりにかかわりたいけれど、その糸口が見つからない、という悩みも耳にします。

このたび、まちづくり推進課では、地域で活動している人たちの具体的な体験を聞きながら、地域デビューのコツを探ろうと、まちづくり公開講座を企画しています。

まちづくり推進課といえば、従来は都市計画のちょっと固めの話が多かったのですが、今回はソフト面を重視した企画となっています。

3回シリーズで、1月29日、2月5日、2月12日のそれぞれ午後1時30分から。場所は千葉国際交流プラザ(千葉中央ツインビル2号館8階)です。

http://www.city.chiba.jp/toshi/toshi/machidukuri/machitama.html

P1170002_2 まだ、申し込みを受け付けているようですので、参加してみてはいかがでしょうか。おゆみ野地域で活躍している個人や団体も発表をするようです。

ところで、1月13日の千葉日報には、ブログ『おゆみ野四季の道』の管理者、山崎次郎さんが、明るい笑顔で載っていましたがご存知ですか?

『扉を開けて』というシリーズに登場したものです。

このコーナーは、今まで歩んできた道とは別の新たな世界に飛び込んだ人(本人にとっては深い関連があるのかもしれませんが)にインタビューをしたものですが、見知った顔を発見するのは嬉しいものですね。

まちづくりへの取り組みに、決まった形はありません。

それぞれが思い思いにできることから始め、それらがやがて認知されてつながっていくんだなあ・・・と感じます。

2009/01/09

三位一体の話し合い

P1090007 緑区ネットの事務所はちょっと長めにお正月休みをいただいて、来週から始まります。その前に、いつも事務所当番を交代でしてくれているママたちに集まってもらい、ミーティングをしました。

日ごろは、これだけのメンバーがなかなか一堂に会することができませんが、思いきって呼びかけてみたら、万障繰り合わせて集まってくれました。

これからやってみたいと思っていること、すでに取り組んでいること、当番活動をする中で疑問に思ったことなど自由に意見交換をしました。

乳幼児子育て中のママと、もうすぐばば集団と、その仲介となるような層と、3者・・・。これぞ、三位一体です。

話し合いは、時折「ギャーッ」という泣き声に遮られながらも、手作り餅入りトン汁やケーキに囲まれて、ホットな時間になりました。

こういった話し合いの中からも、小さな声や悩みがたくさん出てまいります。

これからも、定期的にこの会合を続けていきたいと、つくづく思いました。

ところで、新企画が早速誕生しました。

資源循環の出前講座です。子どもたちのために地球環境を守るために、少しずつ行動している1歳児を抱えたママの企画です。

2月3日(火)10時~11時30分 緑区ネットの事務所で行います。

どなたでも参加できますので、どうぞお出かけください。

2008/10/08

つくつくエコ隊の活動

Pa080006 風の強~いある日、交差点で信号待ちをしていると、幼子の手を引いて袋を持ち、風に舞うゴミを追いかけているママを発見しました。

この夏に結成された『つくつくエコ隊』のママです。

思わず運転席の窓を開けて手を振り、「ガンバレ~!」と声をかけました。

彼女たちは、子育てをしながら、この地球をこれ以上汚したくない、より良い環境を子どもたちに残したい、と目覚めたのだそうで、街中のゴミを拾ったり、リサイクル活動を始めたりしています。

さらに、その活動を知らせようと、手作り新聞の発行も始めました。

今日、久しぶりに事務所に行くと「福谷さんへ」という封筒があり、その中に手作り新聞とメッセージが入っていました。メッセージは、何と千葉市のゴミ行政に対するご意見です。

とっても嬉しくなりました。

子育て中って、我が子に縛られて二人だけでいるのがほとほといやになる瞬間がありますが、彼女たちのように社会に関心が向き始めると、子育てもきっと楽しいだろうな、と思うからです。おそらく、これから次々と社会への関心が高まり、子育てを通じてどんどん視野が広がり、我が子のことも客観視できるような力がついていくだろと思います。

エコ活動だけではなく、子育てママが集まるような場を作るべく、先輩ママや地域の力を借りながら、いろいろな活動もしているのです。連携もばっちり!

こういった若い人たちを応援するんだ!と意気込んでいましたが、背中を押されているのはどうやら私のほうです。脱帽!です。

2008/05/19

千葉市政の現状を共有する

P5180002 先週の土気地区に引き続き、18日は鎌取コミュニティセンターにおいて、県議の川本幸立さんと合同で、千葉市政&県政の現状について報告し、参加された方々とともに意見交換をする・・・という、議会報告会を開催しました。

1年前に川本さんを県議として送り出したために、千葉県の様子もよくわかり、政治状況が構造的に把握できるようになった、と感じます。

会場もほぼ満席。参加された方々からも質問がその都度飛び出し、なかなかスリルのあるおもしろい会となりました。

主な内容は以下の通りです。

●誉田駅の駅舎は千葉市がお金を出すの?JRではないの?

●政令都市ってどういうこと?政令都市になると、どんな良いことがあるの?

●敬老祝い金はどうなってしまったの?

●補助金をカットしているけれど、本当に無駄なものを見落としているんじゃあないの?

●予算を使いきれなかった場合は、ちゃんと返しているの?無理して使い切るなんてことはないの?

●蘇我臨海のスポーツ公園内にできた道路は無駄。あそこだけスイスイ走っても、結局合流して混雑するのに・・・?

●蘇我臨海の総合スポーツ公園は必要なの?

●市の若い職員のやる気を、管理職はつぶしたりしていないよね?

●厳しい財政状況や市政の現状など、情報がなかなか届かないのはなぜ?

●区役所に決定権はあるの?無いの?

●千葉県で未だに男女共同参画条例ができないのはなぜ?

●国から押しつけられたことは、拒否できないの?

喧々諤々エトセトラエトセトラ・・・。

こんなに関心を持っていただいているとはツユ知らず、今まで報告会をおざなりにしていたのではないか!?と大いに反省する反面、とても嬉しく心強く感じたひと時でした。

もっとがんばるぞ~!と、気力充実。

みなさん、キラリと光る言いたい放題、どうもありがとう!!!

2008/05/12

議会報告と意見交換会

11日は、議会報告会を2箇所で開催しました。

まず、あすみが丘プラザにて午前中。

私はふれあい市の準備をしてから駆けつけましたが、県議の川本幸立さんとの合同報告であったために、報告を後半にまわしてもらい、何とか間に合いました。

午後は、大椎町にある川本さんの事務所にて、午前中と同じ内容で報告。

千葉市の財政状況をお話した上で、3月議会で気になった議案、特に住宅供給公社に貸し付けていた20億3千万円を帳消しにした案件に関して市民の皆さんは

「知らなかった!われわれの税金がどぶに捨てられたようなものだ!」

とお怒りでしたが、いろいろ話し合い

「きちんと経過を聞き、問題の所在を知ることが重要だ。納得できることではないが、知らなければ市民は意見も言えない」

という声も出ました。

今まで、こういった報告会が少なかったので、もっとどんどん議会の現状や市政のことを知らせて欲しい、と言う感想をいただきました。

確かに、相対しての議会報告会というのは今まであまり力を入れてこなかったと反省です。通信を配布しただけでは、一方通行で、市民の皆さんの声をしっかり聞くことはできません。日々の活動を共にすることで、何となく思いを共有しているような気になっていますが、財政のことなど、正確にきちんと伝えた上で、厳しい指摘も受けられるような機会を、もっと増やしかねば!と感じています。

今度の日曜日、5月18日の午後2時から、鎌取コミュニティセンターでも開催します。

県議の川本幸立さんと合同で行いますので、どうぞお出かけください。

2008/04/26

会社人間から地域人間へ

我孫子市長だった福嶋浩彦さんは、徹底した市民主体の市政運営を行ってきた人です。彼の市長時代の経験を聞いて、自治の考え方や具体的手法を学ぼうと、市民ネットワークの会派主催で3月から毎月末、3回の連続講座を開催しています。

4月24日はその2回目でした。

市民にとってのメリットは何か、という観点を徹底して持ち、国との関係においては、国の言いなりにはならない

という理念に基づいた自治の考え方は明確で腑に落ちる言葉がたくさんあります。

先日は、まちづくり戦略の一つとしての団塊の世代への熱烈なメッセージが強烈に心に残りました。

なぜかと言えば、日ごろ私が悶々と感じていたことを、スッパ~ン!と言ってのけたからです。

さて、彼は何と言ったか。

  • 団塊の世代が退職する時期となり、すごい人材がいっぱい地域に戻ってくる。
  • 会社で培ってきた能力を活かせば、地域の力も飛躍的に伸ばすことができる。
  • 地域の中でぜひとも活躍して欲しいが、これが案外難しい。
  • なぜなら、会社のやり方をそのまま地域に押し付けるから地域にとってはすごく迷惑でかえって地域力を落とす。
  • たとえば、今の規約では不十分だと言い出し、譲らない。
  • 規約だけには一生懸命になるが、行動はしない。
  • そんなのが二人もいれば、互いに自らの会社の規則が最高だと思っているから一歩たりとも譲らず喧嘩になる。
  • たとえば、ミツビシ対ヒタチのような次元の争いになる。
  • 今までさんざん地域活動を任されて、そろそろ疲れが出始めている女性たちは、これで完全に嫌気がさして、活動から手を引いてしまう。
  • 残された男たちは、議論はできるが地域での行動はどうして良いのか皆目見当がつかず、かくして地域力は弱体化していく・・・・・・。

私も、今まで地域のさまざまな組織において、会社でブイブイ言わせてきた男性たちの中に、少なからずこのような人種を発見していたので、笑うに笑えず。

どうしたものかという悩みに福嶋さんは答えてくれました。

P4240001 我孫子では、NPOなどに受け入れてお試し活動をしてもらうなど、シニアのインターンシップを取り入れたのだそうです。

ところがここでも問題が・・・。

なまじNPOなどを知ったがために、活動よりも「NPOとは!」などと活動家の女性たちに講釈を語り出し、我孫子市は女性たちにごっつう叱られた・・・と。

こんな風に、異文化人間がぶつかり合って、次第に理解し合っていくことこそ、地域で活動するおもしろさかもしれません。それは、非効率で無駄だと思える営みの中でこそ、マニュアルの無いところでこそ味わえるのではないでしょうか。

2008/01/26

堂本知事登場

P1260063 市民ネットワーク千葉県の定期総会がありました。午後1時30分から、千葉港のホテルグリーンタワーです。

この前後、地域で予定が入ったために、総会には途中までの参加です。2007年度の報告と役員選挙まで権利を行使し、2008年の計画については緑区ネットのメンバーに一任で権限放棄です。

土曜日は地域での活動が目いっぱい入っているので、ここ数年、県ネットの総会は中途半端な関わりです。

今日の総会には千葉県知事の堂本さんも来賓として駆けつけ、長~いご挨拶をいただきました。知事となって7年たつけれど、二つの点で良かったと思っている。

ひとつは女性の政治参加が進んだことで、女性の視点で政策決定ができるようになった。予算編成過程で、生活に密着した100万円ほどの小さな額は、ぞんざいに切り捨てられがちだったが、私が知事となり「ちょっと待って」と復活させることにより、切捨てずに残したものがたくさんある。それが7年蓄積すると、大きな成果となる。

もうひとつは県民参加が進んだ。今では県の施策を作る際には必ずタウンミーティングをし、市民が政策決定にかかわることが当たり前となった・・・。

さて、いかがでしょうか。

市民自治は本当に難しい。今や、大連立のような巨大勢力に意思決定を委ねたい、というような、市民自治が崩壊に向かっているのではないか。

いやいや、市民自治は崩壊に向かうほど根付いてもいない。まだまだ発展途上である。

というのが、ネットに集う者たちの感じているところではないでしょうか。