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交際もつれた殺人絶えず…少年の摘発は減少傾向

 警察庁のまとめでは、少年(14歳以上20歳未満)による殺人や殺人未遂事件の摘発は、昨年までの過去10年をみると減少傾向にある。しかし、依然として毎年50〜110人が摘発され、友人関係や交際のもつれによる殺人事件も起きている。

 2007年2月に大阪市旭区の淀川で建設作業員の少年=当時(16)=が木刀で殴られるなどして殺害された事件では、少年2人を含む4人が逮捕された。主犯とされた少年の判決で大阪地裁は「交際相手が乱暴されたと思い込んでの犯行」と指摘した。

 06年4月には岐阜県中津川市の元パチンコ店の廃屋で中学2年の女子生徒=同(13)=が殺害され、交際相手だった高校1年の男子生徒が逮捕された。口論の末に首を絞めたとされる。

 東京都町田市では05年11月、都立高校1年の女子生徒=同(15)=が刃物で切りつけられて死亡した。逮捕されたのは同学年の男子生徒。東京地裁八王子支部の判決によると、好意を持っていた相手に冷たい態度を取られた理由を問いただそうとして言い争いになり、殺害した。

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