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【富田林の高1殺害】バレー部、成績優秀、「切れると怖い」…容疑少年に何が−

2009.6.13 12:35
富田林高1変死 報道陣に取材に応える被疑者が通っていた高校の校長=13日午後零時5分、大阪府富田林市(塚本健一撮影)富田林高1変死 報道陣に取材に応える被疑者が通っていた高校の校長=13日午後零時5分、大阪府富田林市(塚本健一撮影)

 「頭を狙ったのは人間の急所だから。足蹴りにして川にほうり込んでやりました」。大阪府富田林市で私立千代田高校1年生、大久保光貴さん(15)が殺害された事件で、13日に逮捕された公立高校3年の少年(17)は富田林署捜査本部の調べに、こう供述した。学校関係者によると、少年はバレー部で活躍。成績もよく有名私大を目指し、学校でけんかをしたこともない「普通の子」だったという。女性をめぐるトラブルがあったというが、どこにでもいる高校生になにが起こったのか…。

 「信じられへん…。性格はごく普通です。学校でもけんかはしたことがなかったやつです」

 少年と同じ高校に通う同級生の男子生徒(18)は逮捕を知って絶句した。

 少年は中学校からバレー部に所属。高校ではリベロとしてチームを支えていた。現役大学受験専門の塾に通い、進学を希望。成績は上位だった。

 別の同級生の男子生徒(17)によると、大久保さんが遺体で見つかった12日、少年はいつも通り朝から登校し、普段と変わらない様子で授業を受けていた。この生徒は、少年と小学校時代からの友人で「特に目立つわけでもなく、普通の子だった」と話した。

 少年とは別のクラスの男子生徒(18)はこう言う。「交際をめぐるトラブルといっても…。こんなひどい事件を起こすようなやつじゃなかった」

 ただ、小学校から同級生の女子生徒(18)はまったく違う見方をした。「切れると何するかわからなくて怖い。小学生のころ、クラスで飼育していた昆虫を殺したり、カマキリとバッタを両手に持ち、カマキリに食べさせるという行為をして喜んでいた」と話す。

 一方、少年が相談を受けていた後輩の女子生徒はプロフ(自己紹介用携帯電話サイト)を開設しており、交際していた大久保さんと、少年との間で悩む様子がうかがえるという。

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富田林高1変死 報道陣に取材に応える被疑者が通っていた高校の校長=13日午後零時5分、大阪府富田林市(塚本健一撮影)
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