もし都議選と総選挙の同日選挙をしないとなると、私は、8月下旬が選挙になるのではと思っている。遅くとも9月2日または3日までだろう。
なぜなら、これまでGDP(国内総生産)はマイナス続きだったが、4-6月のGDPは、財務省筋からの情報だと、前期比でプラスに転じると言われているからだ。それも相当プラスになる可能性もあると言われている。
この4-6月のGDPが発表されるのが8月中旬だ。
GDPの大幅なプラスは、自民党にとってほとんど唯一の追い風なのだから、この発表を待って選挙となるだろう。したがって、8月下旬から9月初め、という可能性が高くなってくる。
しかし、それまでにおそらく麻生降ろしが起きるだろう。
そして、鳩山さんはそれを狙っているだろう。
民主党の鳩山由紀夫代表が面白いことを言っている。
「私は正攻法で正面から(自民党に)戦いを挑み、政権交代を果たしたいと願っているハトだが、もう1羽は中から内臓をえぐってしまうのではないか」
“もう1羽”とは鳩山邦夫さんのことだろう。
つまり、兄は外から自民党つぶしを狙い、弟は内部で混乱を狙う。そして混乱の先では、もしかしたら弟が自民党を乗っ取るのではないか。
そんな願いが込められている発言とも取れるのだ。