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振り上げた拳どうする?日本郵政社長人事で鳩山総務相が苦悶の日々 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:かんぽの宿譲渡問題
鳩山氏は3日昼、側近議員に「もう少し落ち着いて」となだめられた上、3日夕に首相官邸で河村建夫官房長官らの説得を受けた。ここで首相が西川氏続投の意向を固めていることを知り、自分が発言を続けると内閣がグラつきかねないと考えたようだ。
一方、首相サイドは当面冷却期間を置いた上で、円満解決に向け説得工作を始める方針だ。「かんぽの宿」譲渡問題で鳩山氏が日本郵政に出した業務改善命令の報告期限が6月末に迫っているため、この場を西川、鳩山両氏の「和解の場」とする案などが検討されている。
だが、鳩山氏は「信念の男」を自認しており、前言を撤回するのは難しい。加えて鳩山氏は勉強会「二火会」などを通じ、自民党に広い人脈を持っている上、民主党などにも太いパイプを持つ。鳩山氏は元々、環境新党構想を掲げるなど政界再編に熱心だったこともあり、これ以上自民党内で批判が強まれば、鳩山氏が新党結成に動きかねないとの見方もある。(酒井充)
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