2009年06月05日
人権団体の抗議、実る。性暴力ゲームの製造と販売、禁止に
ニッポンがまた、やりました。
以前、この問題をあつかったエントリーで、
「日本を愛する人なら、これを放っておいていいはずがない」と書きましたが、
その思いをさらに強くします。
一部の、レイプをゲームに仕立てて金を儲ける輩のため、
日本全体が「女性の敵」「変態の国」として見られるのでは、たまったもんじゃありませんからね。
もっとも、なぜかバカウヨ系の人にかぎって、
「ゲーム規制には大反対」というコメントを表明してましたが(笑)。
欧州人の共有史観「米軍がナチズムから解放してくれた」
「米軍がナチスから解放してくれた」 ノルマンディー上陸作戦65周年 |
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歴史的出来事の解釈には、世界的に通用するものと一国でしか通用しないものがある。
「米軍がナチズムからヨーロッパを解放してくれた」 これこそ米国人のみならず、欧州諸国での共有となった認識にほかならない。 たしかに第二次大戦におけるアメリカ軍の場合、ファシズムからの解放者としての身上を大きく備えていた。 それについては英国、カナダ、オーストラリアなど英語国民はもちろん、フランス、ベルギー、オランダ、北欧諸国、ユーゴ、チェコ、イタリアなど欧州諸国民も認めており、国際的に共通の了解ができあがっている。 本物の歴史とはそういうものだ。 ここには、「勝てば官軍」などという負け犬の遠吠えが入り込む余地などはない。 ところ変わって、東半球では。 ヒトラーの同盟者であった大日本帝国が本心からの善意をもって白人による支配から東亜植民地を独立へと導いたなどと、よほどこじつけて受け取らないかぎり、そのように発言するアジア人はいない。 実際、太平洋戦争の始まるずっと以前から、アジアの人々は自立を求め、支配者との闘争を続けてきたのだ。 ガンジーらが大英帝国に挑み、ホーチミンはフランスに抵抗、インドネシア人がオランダと戦った。 多年にわたる働きかけが実ったフィリピンではアメリカから数年後の独立を約束されていたほどだ。 そして、最大の犠牲を払いながら主権を維持する中華民国が、圧倒的な軍事力で攻めかかる日本の侵略を受け止めていた! この中国の日本軍に対する執拗な抗戦、および中国に味方するイギリスやアメリカによるさまざまなかたちでの支援こそ、大日本帝国を窮地に追い込んだ主因である。 行き詰まった日本は、「自存自衛」「アジア解放」と称し、南洋資源の奪取と海上輸送路確保のため連合国との開戦に踏み入ったのだ。 侵略国としての日本にはなんの言い抜けも許されないだろう。 以上が、帝国日本の軍事力暴発とその帰結についての世界的認識にほかならない。 異を唱えるのは、靖国派と呼ばれる一握りの集団だけ。 その靖国主義者によれば、「アジアの国々は、白人の植民地支配から解放してもらったことで、日本に感謝している。ガンジーやネールも日本の功績を讃え、そしてマッカーサーまでが日本の開戦は自存自衛のためだったと証言した」ことになっている。 むろん、これらの口上がことごとく捏造であることはすでに実証済みである。 まるで、ゲッペルスが生き残り、日本のウルトラ・ナショナリストのため宣伝文を草したかと思える無茶苦茶ぶりではないか。 |
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2009年06月04日
靖国派のバイブルは子供の戦記漫画という真相
(「ROOSTER ROOST」より転載) |
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「日本の漫画って、子供が読むには残酷すぎるよな」 「聖書だって残酷ですよ。都市住民を皆殺しにするんでしょ」 「聖書には神様も出てくるぞ」 「神様なんか出たら、つまらなくなるじゃないですか」
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(YouTube - 0戦はやと) 1964年 |
(YouTube - 怪傑ハリマオ) 1960年代初め |
いや、彼らは本気なのだ。
靖国派のバイブルは子供の戦記漫画という真相 |
キルロイ見てるぞ
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2009年06月03日
バカウヨどもの大嘘が世界で通用しないわけ
世界で通用しないのか? (「ROOSTER ROOST」より転載) |
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「おい、そこのニワトリ。ゲッペルスと日本のバカウヨどもの共通点って、なんだかわかるか」 「丸焼きになっても食えないところとか?」 「自分の国でしか通らない嘘をついて得々としてるところさ」
なぜバカウヨどもの嘘は世界で通用しないのか? |
キルロイ見てるぞ
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2009年05月29日
戦時中て、小林よしのりみたいな奴ばかり?
小林よしのりみたいな奴ばかり? 某掲示板ログより |
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過去ログをあさってたら面白いのが見つかったので、晒しときます。 思わず吹いてしまいまひた。 |
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歴史修正主義者のやり口を、高齢者をだまして健康食品など売り付け、搾り取っていくイメージ商法にたとえたところ。 いま読み返しても、うがってるという気がしてなりません。 極右団体「李登輝友の会」が台湾のお年寄りをダシに使って、NHKにイチャモンつけてるあたり、市民ケンちゃんさんの的確な台詞そのものですもんね。 「お祖父ちゃんのしたことは聖戦なんかじゃない。さんざん苦労してわかってるでしょ? 日本兵が正義の戦士だったとおだてる奴がいるけど、利用しようとしてるだけだよ。 世の中、そんなに甘くないよ」 |
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2009年05月24日
台湾はバカウヨの生命線!
(おんどり音頭より転載) |
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普通の人なら疑問に感じることですが。 バカウヨどもって、台湾に行ったことあるんでしょうか? いえ。彼らの口にする台湾ってなんだか、「親日」ぶりを極端なまでに強調(というか誇大宣伝)するあまり、まるっきり現実離れした感じでならないもので。 とにかくバカウヨに言わせると、台湾というのは広い地上で唯一、大日本がアジアを独立どうたらのあのホラ話を真に受けてくれるとこらしいです。 それで、住民はまるで白人を崇めるように日本人を憧れの存在としてもてなしてくれるんだとか。
およそ地球上にあるはずもない別天地、夢幻境が、台湾という島には現存するのだと大真面目で信じてるらしいのが彼らバカウヨさんです。 今回のNHKへの暴動デモの遠因もそこにあるような気がしてなりません。 あの報道特番で、日本による台湾統治の実態、そして現代の台湾の真の姿を突きつけられたことにより、彼らにとって最後の希望を断たれてしまう結果となったからです。 どこの妄想狂がそんな現実を受け入れられるものでしょうか? |
「溺れる者は蛇をもつかむ」 |
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それにしても一体、台湾ってなんでしょうか? 思うに、不思議な存在です。 台湾とは普通の国家ではないのです。 共産中国への対抗意識だけで国家の体をなした国。 したがって、真のナショナリズムが育っていない国。 今では、反中感情さえも希薄になりつつある国。 国連から承認されず、政治地図の上では地上に存在しないはずの国。 それでも、経済活動では躍進し続け、国民の暮らしは豊かな部類の国。 そんな台湾は、まるで「親日天国」のようだと讃えるバカウヨどもの思い込みどおりの、本当に都合のよい国なのでしょうか? 鍵は、李登輝という人物にあるようです。 そう。1988年から2000年まで、台湾の指導者だった人。 ネットで「李登輝」を検索すると、Wikipediaをはじめ、立派な人物としてやたら褒め上げたものが多いのに驚かされます。 反対に、批判したもの(黒金問題など)をなかなか見つけることができません。 この事実は、どんな性向の人が李登輝に関心をもつかを如実にあらわしています。 つまり、バカウヨさんたちにとってはこのうえない重要人物でも、バカウヨ以外の人からさほど大事な存在とは思われず、批判する動機すら感じる対象でないということ。 なんといっても、大多数の日本人には台湾は生命線ではありませんから。 とはいえ、そうした裏を考慮しても、李登輝がきわだった人物であるのを否定することはできないようです。 中華民国に民主化と経済発展をもたらした政治家、農業経済学者、プロテスタント系のクリスチャン……。 日本の古典にも通じ、かなり読書通のインテリゲンチャでもあったようで。 『その模範的で理想的な大知識人の李登輝が、司馬遼太郎の死後に、あのように日本の右翼漫画家と手を組んで反中国反左翼のプロパガンダに精を出したことは、実に残念な思いがしてならない。台湾独立の悲願は理解できるし、それを日本の一般大衆に広く訴えようとしたのだろうが、組んだ相手が悪すぎたと言わざるを得ない。李登輝の知性を貶め卑しめる行為だろう。金美齢の仕業だろうかと推測するしかないが、無残なことをしてくれた。司馬遼太郎と引き合わせた陳舜臣。右翼漫画家の政治宣伝に担ぎ出した金美齢。陳舜臣と金美齢の二人の差が出たなどという簡単な話では済まされないと思う。』 (この国の周りの国のかたち) http://www.geocities.jp/pilgrim_reader/japan/taiwan_1.html 日本のバカウヨどもが総出でヨイショするこの李登輝がバカウヨと180度異なるのは、かなり現実的な対外政策を推し進める人物だったことでしょう。 しかしなりふりかまわずに、台湾の国際的立場を有利にするため日本の歴史修正主義勢力と手を結ぶのも厭わなかったところに問題がありました。 たとえば、バカウヨどもが誇らしげに喧伝する李登輝による靖国参拝の件。 李登輝にいわせると、「日本兵として戦死した兄が祀られているので、参拝する義務がある」そうなのですが、その兄さんを死に追いやったのは日本軍国主義の暴走と無謀な用兵であり、まともに考えれば、遺族ならむしろ靖国神社こそ仇にあたるはず。 (だからこそ、すくなからぬ台湾人戦没者遺族が合祀を取り下げろと要求している) なぜかこの老賢人には、そういった因果関係には思い至らないようです。 だいたい、クリスチャンの身で国家主義神道の総本山に詣でるとは、この人は宗教感覚まで日本式になりきってしまったのでしょうか? 率直に言って、李登輝が日本の右翼に擦り寄るさまを見ていると、「溺れる者は毒蛇でも何でもつかむのか」と嘆息せざるを得ません。 いっそ、そうやって溺れる者につかまれたまま日本の右翼もいっしょに沈んでくれたらいいと思ってしまうほどで。 もっとも、李登輝と命運を共にする右翼勢力に日本国民全体まで道連れにされるとしたらたまったものではないでしょうが。 さて。李登輝のことは置いといて。 今の平和国家日本と仲良くしたいという台湾一般の「親日」の意味合いを都合よく捻じ曲げて、統治時代のことまで讃える親日天国だと吹聴するバカウヨども。 これは、台湾にとってこその大問題です。 実際には台湾の学校でも、世界の他の学校とおなじに、第二次大戦は自由世界がファシズムを討ち破った戦争と教えているし、あんな戦争をおっ始めて自滅した大日本帝国を擁護することもありません。 日本統治を懐かしがる声も現実にあるにせよ、あくまで一部でのことに過ぎず、現代の台湾の世論を代表するものではないのです。 ようするに、台湾の人たちはバカウヨどもが吹聴するよりはるかに常識的だということ。 それなのに自分たちが世界で唯一、バカウヨどもの特定史観を支持する変わり者の国のごとく扱われるとは、台湾の人たちにとってこそ、いい迷惑、いい面の皮というものでしょう。 ぼくが台湾人ならたまったものではありません。 小林よしのりの『台湾論』が発禁にされたのは当然すぎることでした。 今の台湾とは、日本の歴史修正主義者が生命線になどできる場所ではないのです。 ちなみに小林の『台湾論』。 Amazon.co.jpで、中古本がなんと10円で投売りされているのに、大笑いしてしまいまひた。 『台湾紀行』と『台湾の主張』−偉大な知識人李登輝 (この国の周りの国のかたち) http://www.geocities.jp/pilgrim_reader/japan/taiwan_1.html 蔡焜燦の『台湾人と日本精神』−台湾独立と両岸経済 (この国の周りの国のかたち) http://www.geocities.jp/pilgrim_reader/japan/taiwan_2.html |
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