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人生最後の新曲は…「昭和三部作」完結編

右から作詞家・山田孝雄さん、平和勝次、 作曲家・影山時則さん
右から作詞家・山田孝雄さん、平和勝次、 作曲家・影山時則さん
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 200万枚を売り上げた大ヒット曲「宗右衛門町ブルース」(72年)で知られる歌謡コーラスグループ、平和勝次とダークホースの元リーダーで、現在はソロ歌手の平和勝次(64)が、ニュー・シングル「昭和あかり舟」(詞・山田孝雄、曲・影山時則)を今月3日にビクターエンタテインメントから発売したのを記念して12日、千葉市民会館大ホールで発表会を開いた。

 彼にとって“人生最後のシングル”で、作詞をした山田孝雄さん(63)にとっても、「昭和枯れすすき」「昭和裏通り」に続く「昭和三部作」の最後の作品で、「残りの人生をこの新曲にかけて頑張りたい」と大張り切りだ。

 約1000席の会場に満員のファンが詰めかける中、「短い時間ですが、最後の1曲まで一生懸命歌います」とあいさつし、下積み時代から近況までの話をしながら新曲、ほかに「宗右衛門町ブルース」、森進一の「おふくろさん」、殿さまキングスの「なみだの操」などを熱唱。

 平和は現在、全国自治体や地元カラオケ団体などと連携して、中高齢者を対象にしたボランティアコンサートを開き、7年が過ぎたが、「すでに4年先まで予定が入っています。この曲のヒットの手応えは十分に感じていますし、残りの人生をこの曲に全力を傾けたい」と話していた。

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