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発散する財政赤字
2009-06-12
/
Economics
プライマリーバランス(PB)を黒字にするには、
消費税を2019年までに12%に引き上げる必要があるという「骨太の方針」の原案が論議を呼んでいるが、これでも大甘の見通しだというのがIMFの見立てだ。
Economist
によれば、図のように日本の政府債務は主要国で群を抜いて最悪で、保有金融資産を差し引いたネット債務でもイタリアと並ぶ。
2014年には債務はGDPの2.3倍以上にふくらむので、財政赤字を維持可能にするには、少なくともPBの赤字を半減させる必要があるというのがIMFの予測だ。この控えめな目標を実現するだけでも、GDP比14.3%の増税が必要になる。これを消費税(税率1%でGDP比0.5%)だけでまかなうとすると、約29%増税して
消費税率を34%
にしなければならない。
それは無理なので、当面の歳入拡大策としては、Economistもいうように租税特別措置を廃止して課税ベースを広げるとともに、定年制を廃止して老人に長く働いてもらうことぐらいしかない。日本の場合は、納税者番号などによる徴税業務の合理化も必要だが、巨額の赤字には焼け石に水だ。PB赤字が続くかぎり財政赤字の発散は続くので、長期的には次のいずれかの「外科手術」が不可避である:
PBの黒字化:消費税を60%以上に増税する
歳出の30%削減:年金給付の削減や特殊法人などの全廃
実質債務の削減:ハイパーインフレあるいは債務不履行の宣言
いずれも政治的にはきわめて困難なので、内閣の3つや4つはつぶれるだろう。たぶん最終的にはどの政策もとれず、長期金利が上昇して政府債務が逆に増え、「アルゼンチン化」して3に近い結果になるのではないか。幸か不幸か、日本人の目を覚ます破局的な事態は遠からずやってきそうだ。
追記:Inoue氏の指摘で数字を訂正した。失礼。
コメント (
10
)
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コメント
試算が違う
(
Inoue
)
2009-06-12 12:41:01
>プライマリーバランスの赤字を半減させるだけでも、GDP比14.3%の増税が必要になる。これを消費税だけでまかなうと、約6%の増税になる。いいかえれば、消費税を5年後に17%に増税しないとプライマリーバランスは黒字にならない
消費税は1%あたり2兆円、言い換えるとGDP比率0.4%の税収がありますから、GDPあたり14.3%を増税する場合、約37%を増税することになります。つまり、現行税率と合わせて、税率は43%ということですね。黒字にしたければ、79%。
ここまで高税率になると、税収はラッファー曲線のピークを越えてしまうかもしれない。つまり、いくら増税しても、プライマリーバランスは黒字にできない。
定年制を廃止と年金受給開始時期の延長
(
ひろ"ゆ"き
)
2009-06-12 12:56:31
>租税特別措置を廃止して課税ベースを広げるとともに、定年制を廃止して老人に長く働いてもらうことだろう。そのためには、特に日本では解雇規制と年功序列賃金を撤廃し、同一労働・同一賃金にする必要がある。
定年制を廃止と共に、年金受給開始時期の延長も視野に入れなければならないでしょう。
それは、老人であれ、子供であれ今の日本に生きる全ての国民が分かち合うべき、"痛み"なのでしょう…
Re: 試算が違う
(
池田信夫
)
2009-06-12 13:15:00
ありがとう。本文を訂正しました。
ハイパーインフレで資産が減るのが怖い
(
雲のパン屋
)
2009-06-12 19:05:09
政治的に誰も動けない(動かない?)から
>>3.実質債務の削減:ハイパーインフレあるいは債務不履行の宣言
のシナリオが一番実現性が高い
っていうかアルゼンチンとか歴史から学べば自ずと答えが出るお話ですね。
阿久根市の竹原市長とか、大阪の橋本知事とか聖域に恐れず踏み込める政治家が数えられるほどしか居ない現状ではどうしようもありません。
どんどん全世代が投票に行かなければならないし、実行力がある人を選ばなければならないし、利権団体の代表のような人を当選させてもいけない。
自分が出来ることと言ったら現状投票へ行くしかありません。
Unknown
(
kk8n53m
)
2009-06-12 20:43:27
早いうちに、消費税を100%近くまで段階的に上げる「ミドルインフレ宣言」でもしてしまったほうがいいということですね。政治的には無理でしょうけど・・・
残念ながら・・
(
Buzz
)
2009-06-12 21:15:15
私も、言われるように「アルゼンチン化してハイパーインフレ」になると思います。
しかし不思議なのは、大多数の日本人に、まったく危機感がない事ですね。
根拠も無く「なんとかなる」と考えているようです。
この危機感の無さが、本当の問題のような気がします。
誰か反論を!
(
mikakeyo
)
2009-06-12 21:28:06
お願いです、誰か今回のブログに反論して下さい!
誰か否定して下さい!!
間違っているって言って下さい!!
今回だけは間違っていてくれー!!!
Unknown
(
pu-tan
)
2009-06-12 21:45:15
ハイパーインフレはともかく
アルゼンチン型の債務不履行はありえません。
何故なら政府(小額貨幣発行)ならびに日銀に紙幣を刷る権利があるからです。アルゼンチンは外貨から借金を背負っており、輪転機を回しても債務を減らす事は出来ませんでした。
インフレはいつか必ず来る道と思っております。
ヘッジできる手段は、国内に限れば現物の裏づけのある資産を買うことです。
株式、土地、なんらかの権利
駄目なものは
債権(社債・国債)、現金です。
これから起こりえるのは、ドイツ型インフレや戦後の焼け野原の物不足型のインフレではありません。
借金の実質徳政令的な単なる紙幣インフレです。
%ではなく、金額で示すと
(
finotonic
)
2009-06-12 22:49:44
>プライマリーバランスの赤字を半減させるだけでも、GDP比14.3%の増税が必要になる。
となると、2007年のGDPが4兆3千億ドル(
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ecodata/pdfs/k_shihyo.pdf
)として430兆円、14.3%の増税として61.49兆円の税収が必要となるということでしょうか?2008年の税収が46兆円(
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sainyu/h20/202103/2103a.htm
)として、そんなに増税しないとプライマリーバランスの赤字を半減できないのでしょうか?IMFの数字は誇張のように感じますが、、、。
PB黒字化のために、ほんとのところはどの程度税収が必要なのでしょうね。
Unknown
(
痴本主義者
)
2009-06-12 22:55:31
データが古いのじゃないか。USとBritainはこんなものじゃすまないだろう。「先進国」は一蓮托生かね。
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スゲー借金 (米財政赤字)
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アメリカの財政赤字が凄いらしいといわれてもう久しいので、私たちも「財政赤字」報道に慣れてしまっていると思います。国の借金が多いのかまだ大丈夫なのか、指標となるものが今ひとつ私のような素人には分らないのでなんとも言えませんが・・。日本の赤字も凄いものです...
消費税率12%? その前にやることがあるだろう!
(文理両道)
先般テレビを観ていると、政府は「骨太の方針」の素案に、2020年代初めには、国や地方のGDPに対する借金残高の比率を安定的に引き上げるために、消費税率を12%まで引き上げる必要があるという試算をまとめたということを放映していた。 しかし、ちょっと待てと...
消費税は1%あたり2兆円、言い換えるとGDP比率0.4%の税収がありますから、GDPあたり14.3%を増税する場合、約37%を増税することになります。つまり、現行税率と合わせて、税率は43%ということですね。黒字にしたければ、79%。
ここまで高税率になると、税収はラッファー曲線のピークを越えてしまうかもしれない。つまり、いくら増税しても、プライマリーバランスは黒字にできない。
>租税特別措置を廃止して課税ベースを広げるとともに、定年制を廃止して老人に長く働いてもらうことだろう。そのためには、特に日本では解雇規制と年功序列賃金を撤廃し、同一労働・同一賃金にする必要がある。
定年制を廃止と共に、年金受給開始時期の延長も視野に入れなければならないでしょう。
それは、老人であれ、子供であれ今の日本に生きる全ての国民が分かち合うべき、"痛み"なのでしょう…
>>3.実質債務の削減:ハイパーインフレあるいは債務不履行の宣言
のシナリオが一番実現性が高い
っていうかアルゼンチンとか歴史から学べば自ずと答えが出るお話ですね。
阿久根市の竹原市長とか、大阪の橋本知事とか聖域に恐れず踏み込める政治家が数えられるほどしか居ない現状ではどうしようもありません。
どんどん全世代が投票に行かなければならないし、実行力がある人を選ばなければならないし、利権団体の代表のような人を当選させてもいけない。
自分が出来ることと言ったら現状投票へ行くしかありません。
しかし不思議なのは、大多数の日本人に、まったく危機感がない事ですね。
根拠も無く「なんとかなる」と考えているようです。
この危機感の無さが、本当の問題のような気がします。
誰か否定して下さい!!
間違っているって言って下さい!!
今回だけは間違っていてくれー!!!
アルゼンチン型の債務不履行はありえません。
何故なら政府(小額貨幣発行)ならびに日銀に紙幣を刷る権利があるからです。アルゼンチンは外貨から借金を背負っており、輪転機を回しても債務を減らす事は出来ませんでした。
インフレはいつか必ず来る道と思っております。
ヘッジできる手段は、国内に限れば現物の裏づけのある資産を買うことです。
株式、土地、なんらかの権利
駄目なものは
債権(社債・国債)、現金です。
これから起こりえるのは、ドイツ型インフレや戦後の焼け野原の物不足型のインフレではありません。
借金の実質徳政令的な単なる紙幣インフレです。
となると、2007年のGDPが4兆3千億ドル(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ecodata/pdfs/k_shihyo.pdf)として430兆円、14.3%の増税として61.49兆円の税収が必要となるということでしょうか?2008年の税収が46兆円(http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sainyu/h20/202103/2103a.htm)として、そんなに増税しないとプライマリーバランスの赤字を半減できないのでしょうか?IMFの数字は誇張のように感じますが、、、。
PB黒字化のために、ほんとのところはどの程度税収が必要なのでしょうね。
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