県内ニュース

イブニング・シックス

新型インフル拡大後初めて福島空港に国際便(04月30日)

福島空港にきょう午後到着した上海便に乗っていた乗客1人に発熱の症状があったため簡易検査が行われましたが、結果は陰性で新型インフルエンザへの感染は、ありませんでした。福島空港には午前中に韓国・ソウルからの便がそして午後には中国・上海からの便が到着しました。空港では、これまで通りサーモグラフィーによる体温測定が行われたほか、機内ではメキシコやアメリカへの滞在の有無や、健康状態などを確認するアンケートが行われました。午後1時すぎに到着した上海便では中国人の2歳の男の子に38度5分の発熱があったため、簡易検査が行われましたが結果は陰性で新型インフルエンザへの感染は、ありませんでした。検査の結果が出るまでのあいだ同じツアーの35人が空港内で3時間待機したものの大きな混乱はありませんでした。

新幹線郡山駅で人身事故 一時運転見合わせ(04月30日)

きょう午後、JR郡山駅の新幹線ホームで女性が列車にはねられる事故がありました。事故があったのはJR郡山駅の東北新幹線のホームで、きょう午後1時ごろホームに入ってきた下り列車に32歳の女性が飛び込みました。女性はおよそ30分後に救助されて市内の病院に運ばれましたが、消防によりますと顔や足を骨折する重傷を負っているということです。また、新幹線には、72人の乗客が乗っていましたが、ケガ人はいませんでした。東北新幹線はおよそ50分後に運転を再開しましたが、上下線の3本が運休したほか、8本の列車に最大44分の遅れが出て、およそ4千500人に影響が出たということです。

車を降りた直後に…男性はねられ死亡(04月30日)

けさ、会津坂下町の国道で、路肩に停めた車から降りた男性が、タンクローリーにはねられて死亡しました。事故があったのは会津坂下町坂本の国道49号線で、きょう午前7時半ごろ、柳津町の農業田巻(たまき)光夫(みつお)さん・64歳が路肩に車を停めて運転席から降りた直後にタンクローリーにはねられました。田巻さんは全身を強く打って、間もなく死亡しました。警察の調べによりますと田巻さんはタンクローリーのサイドバンパーにぶつかったあと後ろのタイヤに巻き込まれたとみられています。現場は、磐越道の会津坂下インターチェンジに近い直線道路で、警察で事故の原因を調べています。

GWきょうの交通量(04月29日)

「昭和の日」で休日のきょう、県内の高速道路は普段より交通量が多かったものの渋滞はありませんでした。地方の高速道路はETCの特別割引で休日は1000円で乗り放題となっています。東北道の下りでは福島市の福島トンネルの通行量が割引き前の休日の1・4倍になるなど車の量は多かったものの渋滞はありませんでした。ネクスコ東日本によりますと下りの混雑のピークは、来月2日から3日の昼ごろにかけてと見られています。一方、東北新幹線の下りも、目だった混雑はなくJR福島支店によりますと午後4時までの自由席の乗車率は、平均60%程度だということです。新幹線下りの混雑のピークは1日夕方から3日になるとみられています。

新型インフルエンザ〜休日でも相談窓口(04月29日)

県内9か所に設置されている新型インフルエンザの相談窓口では休日のきょうも電話で相談を受け付けました。県庁の医療看護課では職員5人が出勤して午前9時から電話での問い合わせや相談に応じました。県内では、このほかにも6か所の保健福祉事務所と郡山市・いわき市の保健所で相談の受け付けを行いました。県によりますときょう寄せられた相談は8件でこの中に体調不良を訴える内容のものは、ないということです。県では、感染の疑いがある患者が出た場合に備えて県内7つの地域ごとに受け入れる医療機関を決めることにしていてあす各地域で会議を開いて検討する予定です。

白河で「大昭和祭り」(04月29日)

今年で2回目となる「大昭和祭り」。今年は72の団体がブースを設けて中心市街地に昭和の街並みを再現しました。今年、新たにお目見えしたのが昭和の始めまで使われていた人力車。少し高い目線から川沿いの眺めを楽しめます。路地裏に広がる、昭和の光景。子どもから大人まで1日限りのタイムスリップを楽しんでいました。

フラ・イリュージョン公演(04月29日)

いわき市のハワイアンズではきょうから、フラガールたちによるマジックショーが始まりました。このダンス・マジック、フラ・イリュージョンは「不思議なハワイ旅行」をテーマに主人公の女の子が5つの島を旅行して訪れる島々で、女神たちと出会い、不思議な体験をするストーリーになっています。このマジックはポリネシアンショーなどで活躍しているフラガールが出演する日本でも珍しい女性だけのショーです。このフラ・イリュージョン「不思議なハワイ旅行」は毎日午後4時からスパリゾート・ハワイアンズのワールドマジックホールで行われます。

初ガツオの水揚げ(04月29日)

いわき市では初夏の味覚、ガツオがきょう、初水揚げされました。きょう午前いわき市の中之作(なかのさく)魚市場に初水揚げされたカツオはきのう、八丈島の東沖およそ60キロで捕った35キロです。中之作漁港では去年より6日早い初水揚げでした。水揚げされたカツオはキロ当たり500円から1100円のご祝儀相場で取引されました。カツオの水揚げはこれから7月過ぎまで最盛期を迎えます。

うつくしまあるきめです(04月29日)

福島市では、ウォークラリー「うつくしまあるきめです」が開かれました。18回目を迎えた今年は過去最も多いおよそ2000人が参加し、荒川桜づつみ河川公園をスタート。川沿いの土手などを歩くおよそ10キロのコースを楽しみました。初夏を思わせる陽気の中、参加者は、思い思いのペースで福島の自然を満喫していました。

酒気帯び運転の福島市職員を現行犯逮捕(04月29日)

福島市役所の職員が酒を飲んで車を運転して追突事故を起こし、逮捕されました。逮捕されたのは、福島市役所農政課の課長補佐瀬川(せがわ)秀和(ひでかず)容疑者53歳です。警察によりますと瀬川容疑者は、きょう午前2時ごろ、福島市松山町(まつやまちょう)の国道4号線で車を運転し、赤信号で止まっていた車2台に追突しました。駆け付けた警察官が調べたところ、瀬川容疑者は酒を飲んでいたため酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。この事故で追突された車の男性2人が軽いけがをしました。瀬川容疑者は、同僚と酒を飲んで帰る途中で取り調べに対し、「タクシーがつかまらず面倒くさくなった」と話しているということです。

ママチャリ耐久レース(04月29日)

身近な自転車「ママチャリ」で競い合うレース大会が二本松市のサーキットで開かれました。大会は4時間の耐久レース。1チーム、3人から10人が交代で走り、コースを何周できたかを競います。コースは1周およそ2キロで見た目よりもアップダウンがあります。参加した47チームの中にはプロの競輪選手やユニークな衣装を身にまとった人の姿もありました。このママチャリ耐久レースは7月と10月にも開かれることとなっています。

箱崎の獅子舞(04月29日)

伊達市の愛宕神社で伝統の「箱崎の獅子舞」が奉納されました。「箱崎の獅子舞」はおよそ500年前から伝わる県の重要無形民族文化財で、伊達市にある愛宕神社の例大祭で毎年披露されています。きょうは、地元の若者たちが「獅子」や「ひょっとこ」の姿で町の中を練り歩いた後、神社で獅子舞を奉納しました。この獅子舞は、戦国時代に「けもの」から農作物を守るために奉納したのが始まりとされていて、今でも、弓を使っているのは、けものを追い払った名残りと言われています。笛や太鼓が鳴り響く境内には、大勢の人たちが集まり、勇壮な舞を楽しんでいました。この獅子舞は、あすも集会場や新築の家で披露されます