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MoTeC 裏技集(工事中)


1.MoTeC M4にLM-1を接続する方法

2.MoTeC M800にLM-1を接続する方法

3.MoTeC M4とHKS A/Fアンプを接続する方法

4.ジムカーナ走行を比較する方法

5.WindowsXPでDOS版MoTeC EMPを動作させる方法


1.M4にLM-1を接続する方法

MoTeC M4 と LM-1を次のように接続する。

MoTeC M4 31 LA+  <----> Analog Output1 or 2 LM-1
32 LA- <----> GND


LM-1の空燃比出力を次のように設定する。AFMのモードAO2をエミュレートする。

MoTeC M4のLambda Sensorの設定を次のようにする。

これでラムダオプションがなくてもM4がラムダを認識することが出来ます。
LM-1とM4のラムダにズレが生じた場合はLM-1の値を補正してください。

 


2.MoTeC M800にLM-1を接続する方法

MoTeC M4 と LM-1を次のように接続する。

MoTeC M800 B26 LA1P  <----> Analog Output1 or 2 LM-1
B26  LA1S <----> GND


LM-1の空燃比出力を次のように設定する。

MoTeC M800のSensor Calibration Pin Laの設定を次のようにする。
LM-1にPLMをエミュレートした形となる。


3.MoTeC M4とHKS A/Fアンプを接続する方法

AuXVを Value=1(0〜5000mv)に設定
HKS側を0.5V=8AF 4.5V=22AFに設定

ラムダを求める式λ=0.00023809*[mV]+0.42517
Interpreter係数0.00023809
オフセット0.42517


4.ジムカーナ走行を比較する方法

ジムカーナのようなラップタイムの概念がない競技での走行比較をする方法が分かりました。

1.必要なパラメータをグラフ上に配置します。ここでは上から順にRPM,TP,MAP,Speedを配置しました。

このログは同一のコースを3回走ったものです。このコースをLapとして比較できるようにします。

 

2.まず、1走行目を拡大し、スピードが0を超えた位置を選択し、Shift+F7を押します。その位置からLapが開始となります。

下記の画面が表示されますので「はい」を押します。

 

3.この作業を繰り返すことにより、Lapデータの埋め込みが出来ます。必要部分を抜き出すために、1走行終了時をTPなどで判断し、Lap情報を記録することも重要です。下の画像でいうと、Lap2,4が無効データとなります。

 

4.Lapデータを重ね表示してみます。F8キーを押すと下の画面が表示されますので、重ね合わせるLapを選択します。


5.オーバーレイ表示します。Shift+F4キーを押して、ファイルおよびLapを選択します。

 

選択後にOKボタンを押します。

6.F4キーを押すことにより、カレントLapと選択したLapの重ね表示が可能です。


5.WindowsXPでDOS版MoTeC EMPを動作させる方法

「スタート」→「ファイル名を指定して実行(R)」→「cmd」と入力しOKを押す。
コマンドプロンプトで「mem /c |more」を実行する。


Conventional Memory :

Name Size in Decimal Size in Hex
------------- --------------------- -------------
MSDOS 12016 ( 11.7K) 2EF0
KBD 3296 ( 3.2K) CE0
HIMEM 1248 ( 1.2K) 4E0
MSIMEK 92384 ( 90.2K) 168E0
MSIMEI 33392 ( 32.6K) 8270
COMMAND 5472 ( 5.3K) 1560
MSCDEXNT 464 ( 0.5K) 1D0
REDIR 2672 ( 2.6K) A70
DOSX 34720 ( 33.9K) 87A0
KB16 6304 ( 6.2K) 18A0
FREE 112 ( 0.1K) 70
FREE 1392 ( 1.4K) 570
FREE 1424 ( 1.4K) 590
FREE 460160 (449.4K) 70580

Total FREE : 463088 (452.2K)

Upper Memory :

-- More --

フリーメモリが452Kしかない。

「スタート」→「ファイル名を指定して実行(R)」→「notepad c:\windows\system32\config.nt」と入力しOKを押す。
メモ帳が開いたら「MSIMEK.SYS」と「MSIMEI.SYS」が記述してある行を探し、コメントとする。

(変更前)

device=%SystemRoot%\system32\MSIMEK.SYS /A1
devicehigh=%SystemRoot%\system32\MSIMEI.SYS /D*%SystemRoot%\system32\MSIMER.DIC /D%SystemRoot%\system32\MSIME.DIC /C1 /N /A1

(変更後)

rem device=%SystemRoot%\system32\MSIMEK.SYS /A1
rem devicehigh=%SystemRoot%\system32\MSIMEI.SYS /D*%SystemRoot%\system32\MSIMER.DIC /D%SystemRoot%\system32\MSIME.DIC /C1 /N /A1

ファイルを保存し、再度cmd.exeを実行しMEMコマンドを実行すると


Conventional Memory :

Name Size in Decimal Size in Hex
------------- --------------------- -------------
MSDOS 12016 ( 11.7K) 2EF0
KBD 3296 ( 3.2K) CE0
HIMEM 1248 ( 1.2K) 4E0
COMMAND 5472 ( 5.3K) 1560
MSCDEXNT 464 ( 0.5K) 1D0
REDIR 2672 ( 2.6K) A70
DOSX 34720 ( 33.9K) 87A0
KB16 6304 ( 6.2K) 18A0
FREE 112 ( 0.1K) 70
FREE 1392 ( 1.4K) 570
FREE 1424 ( 1.4K) 590
FREE 585968 (572.2K) 8F0F0

Total FREE : 588896 (575.1K)

Upper Memory :

Name Size in Decimal Size in Hex
------------- --------------------- -------------
-- More --

フリーメモリが575kとなり、MoTeCのDOSアプリが起動する確率が高くなります。