放送30年目に突入したテレビアニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の1時間スペシャル「お26(ふろ)スペシャル~のび太を愛した美少女」(26日放送)に、「ターミネーター」がキャラクターとして登場していることが10日、分かった。日本を代表するネコ型ロボットと、ハリウッドが生んだ不死身のアンドロイドが対決する。
映画4作目が日本公開を迎える「ターミネーター」。これに対し、今回のドラえもんスペシャルで、世界征服を企む未来の悪の組織のボス、ワルサーが最終兵器として送り込むのが「ターリネーナー」。名前はもじってあるが、現・米カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーさんが演じたヒューマノイド型ターミネーター「T-800」を模して、黒いサングラスに銃を持った姿からメタリックなボディーに変身するキャラクターとして登場する。
「のび太を愛した美少女」のストーリーは……。ある日突然、目の前に現れたお世話ロボット「ルリィ」にデレデレになるのび太だったが、実はルリィを送り込んだのは世界征服を企む未来の悪の組織のボス、ワルサーだった。ルリィはのび太を暗殺するために送り込まれたが、計画が思うように進まないことに業を煮やしたワルサーは、最終兵器「ターリネーナー」を投入する……。
26日午後7時からテレビ朝日系で放送予定。映画「ターミネーター4」は13日に丸の内ピカデリーほか全国でロードショー。【細田尚子】
2009年6月10日