鳩山邦夫氏の発言要旨 |
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総務相を辞任した鳩山邦夫氏の発言要旨は次の通り。 【辞任理由】 世の中、正しいことが通らないことがある。それが今だ。正しいことが通用しないと思ったら潔く内閣を去るのがいいのではないかと思い、その道を選んだ。政府、内閣を去ることはちゅうちょしなかった。1年以内にも歴史が私の正しさを証明してくれる。 自分が正しい人間だとは思わないが、汚れたことをやる人間は許せない。祖父鳩山一郎(元首相)から正義と友愛は十分に仕込まれた。 【首相発言】 麻生太郎首相から「(信念を)曲げられないとのことなのでやむを得ない。悲しくて残念だ」と話があった。(12日午前の会談で)西川善文日本郵政社長が私に謝罪する妥協案が示されたが「のめない。辞任しろと言われれば私は辞任する」と申し上げた。 3年前から麻生氏を「いつか首相にしてみせる」と支えてきた。今回の首相の判断は間違っていると思うが、今後は正しい判断で政治を行うと信じている。 【自民離党の可能性】 仲間と相談する。さまざまな仲間から激励を受けている。自民党政権に見切りを付けてはいないが「政府に尋問の筋これあり」との西郷隆盛の心境だ。 【鳩山由紀夫民主党代表との連携】 将来の課題だ。
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(初版:6月12日16時11分) |