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頭や顔に激しい暴行か…河川敷に高1男子の遺体

死亡した少年が倒れているのが見つかった石川河川敷を捜索する捜査員
死亡した少年が倒れているのが見つかった石川河川敷を捜索する捜査員
Photo By 共同

 12日午前5時半ごろ、大阪府富田林市若松町東1丁目の石川で、同府河内長野市の私立千代田高校1年大久保光貴さん(15)=河内長野市南花台3の3の24の309=が水の中で倒れているのを通行人の男性が発見し119番した。救急隊員が駆けつけたが既に死亡していた。

 捜査関係者によると、頭や顔に深い切り傷が複数あったほか、顔や胸も腫れ上がるほど殴られたあとがあった。富田林署は現場で激しい暴行を受けた後、死亡した可能性があるとみて捜査。大久保さんは11日夜から家に帰っていなかったと母親は同署に説明している。

 富田林署によると、遺体近くの河川敷には血だまりが残り、歯が2本落ちていた。死後数時間が経過しているとみられ、司法解剖して死因や死亡時間の特定を進める。

 大久保さんが倒れていたのは川岸に近い浅瀬で水深約10センチ。学生服の白いシャツと黒いズボンにスニーカー姿。近くに黒いブレザーが落ちていた。川の中から財布も見つかったが現金は入っていなかった。

 現場は大久保さんの自宅から直線距離で約10キロ。富田林署は大久保さんの事件前の行動を調べるとともに、何らかのトラブルを抱えていなかったか、友人らから事情を聴いている。

 現場は近鉄長野線富田林駅の東約1キロで、石川は大阪府南東部を流れる1級河川。付近の住人によると、河川敷はジョギングなどを楽しむ憩いの場だが、夜間は少年グループらのたまり場になっているという。

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