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大宮戦に向けて意気込みを語る高橋=11日午後、さいたま市内
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ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグは13日に最終日を迎え、準々決勝に進出する4チームが出そろう。勝ち点10でA組3位の浦和は午後2時から埼玉スタジアムで、同7で4位の大宮と対戦する。今季のさいたまダービーは、1-1で引き分けた5月24日のリーグ第13節に続いて2度目。
浦和は勝てば2年ぶり決勝トーナメント進出が決まる。引き分けだと、勝ち点で並ぶ2位広島の結果次第で敗退となる。大宮は勝つと勝ち点10になるが、広島とは得失点差が17も下回っているため逆転は苦しい状況にある。
A、B各組の上位2チーム(B組で清水の進出は決定)と、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場している鹿島、川崎、名古屋、G大阪を合わせた8チームが7月15日からホームアンドアウェー方式のトーナメント戦に臨む。1試合制の決勝は11月3日に東京・国立競技場で行われる。
3戦連続零封狙う
浦和は11日午前、さいたま市内で完全非公開で調整した。 ナビスコ杯前節の磐田戦で、左サイドバックの三都主が右太もも肉離れで離脱。右太もも痛の平川は順調な回復ぶりを見せているが大宮戦での先発は微妙で、永田が先発で起用される可能性が出てきた。故障から復帰し、チーム練習に合流した原口や堀之内もメンバー入りしそうだ。今節も若手主体の布陣が予想され、3試合連続の無失点勝利を狙う。GK山岸は「決勝トーナメントに行くために勝利をつかむことしか考えていない」と意気込んだ。
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