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熊本県発行のレッドデータブックで大量の誤記、販売や閲覧中止
熊本県が、県内に生息する希少生物を集めて3月に発行した「レッドデータブックくまもと2009」で、説明文が入れ替わるなど大量の誤記があったことが12日、分かった。
県によると、執筆者からの指摘で判明、印刷した300部(1部9千円)の販売や県庁内での閲覧を中止した。自然保護課は「締め切りが迫り、確認が間に合わなかった」と釈明し、7月にも改訂版を発行する意向を示した。
同県は平成10年にレッドデータブックの初版を発行し、今回が初の全面改訂。希少な動植物計1444種を掲載したが、スナメリ(小型のイルカ)の生息環境の記述が「内湾の泥干拓やアマモ場」とヒメアカガイ(貝類)の説明になっているなど、海洋生物全234種の半数以上で説明文の入れ替わりが見つかった。
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