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石川のニュース 【6月4日05時34分更新】
「不祥事防止」二日酔い、検知器で確認 宝達志水町役場が導入
検知器は小型のひげそり器ほどの大きさで、息を吹きかけて計る。1台約9千円する。 各課や出先の施設などに1台ずつ配備、同町では「役場への一括導入はあまり聞かない」 としている。 1カ月ほど前の会議で北山茂夫総務課長が、今年4月に金沢市職員が酒気帯び運転で事 故を起こし逮捕されるなど公務員の飲酒運転が後を絶たないことから、同町でもあっては ならないと提案し、採用された。 同課長によると、特に注意しなければならないのは二日酔い時。出勤は家族に送って来 てもらったとしても、「まだ酒が残っている」と感じた場合には必ず検知器を使い確認す るよう求めている。 同町では福岡市職員が飲酒運転で幼児3人を死亡させる事故を起こしたことを機に20 06年10月、飲酒運転に対する処分を厳罰化し、酒酔い運転は事故の有無にかかわらず 検挙された場合、即免職にしている。
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