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【千葉】習志野の中2男子も 新型インフル 感染確認相次ぐ船橋の中学校と 同じ剣道大会に参加2009年6月12日 県などは十一日、習志野市の市立中学校二年の男子生徒(13)と千葉市の高校教諭(47)が新型インフルエンザに感染したと発表した。船橋市は同日、市立七林中で新たに生徒六人の感染が確認されたと発表。県内の感染者は計四十三人になった。 県によると、習志野市の生徒は既に感染が確認されている七林中の生徒が参加した七日の剣道大会に出場、九日午後に三九・一度の高熱が出た。十一日に千葉市内の感染症指定医療機関に入院し、容体は安定している。 習志野市などによると、市立中学校と学校区内の四小学校は十二日から十七日まで臨時休校になる。市立の四幼稚園と私立の二幼稚園も十七日まで臨時休園し、学校区外の私立の三幼稚園は十五日まで自主休園する。 船橋市で十一日に感染が確認されたのはいずれも七林中の生徒で三年生男子三人と同女子二人、二年生男子一人。市内では六幼稚園、旭市では二幼稚園が十一日から休園した。 (小林孝一郎) センターへ相談 3万件超える県内での新型インフルエンザの感染拡大などを受け、県や保健所などが設置した発熱相談センターに十一日までに寄せられた相談件数が累計三万件を超えた。同日午後三時現在で三万九百八十四件に上った。 相談件数は今月に入り一日数百件程度で減少傾向にあったが、八日に船橋市内の中学生の感染が確認されて以降、連日千件以上の相談が寄せられている。 (平松功嗣)
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